バンコク賃貸オフィスビル市場、新開発のバンナー・トラート通り沿いが要注目エリア!

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タイの首都バンコクでは、AEC(ASEAN経済共同体)発足に向け、外資企業の進出が続いています。特に下の写真にあるバンナー地区は国際展示場に加え、大型のショッピングモール(BTSスクンビット線・オンヌット駅以南で建設中のショッピングモールまとめ!)の他、特Aクラスのオフィスビルの開発が決定しています。

バンコク・バンナー地区

タイの都市鉄道計画図と、バンナー地区の位置関係

今日はタイの英字新聞『The Nation』紙の記事から、バンコク・バンナー地区のオフィスビル市場をご紹介します。

バンナー・トラート地区に特Aクラスのオフィスビルが続々完成か?

BITEC OFFICE BUILDING BHIRAJ TOWER

バンナー・トラート地区は、新たなビジネス拠点であることに加え、バンコクの中央ビジネスエリアや東部臨海地域への便利な好アクセスのおかげで競争力のある賃料が期待できると、ジョーンズラングラサール・タイランド(以下JLL)はレポートにて発表した。

JLLの最高経営責任者を務めるSuphin Mechuchep氏は、このバンナー・トラート地区は主にバンコクの主要な製造•物流ハブとして知られていたが、過去数十年にわたり主要な商業エリアとしても発展し、主要道路沿いに小売店やオフィスの発展の数が増加していると話す。

大手のショッピングセンターの数が、バンナー・トラート道路に沿って増加し続けており、この地区の住宅市場も急成長している。バンコクの中心部からの顧客も増加し続けている。一方で、新しいオフィスビルの供給に関しては1994年以降さほど成長を遂げていない。

その結果、オフィス市場は老朽化したオフィスビルが大半を占めている。管理が不十分で、仕様や設備の面で古くなっていると、Suphin氏は語る。

しかし、2010年以来、バンナー•トラート通り沿いのオフィス賃料は、継続的な需要と供給不足のために、同期間に市場全体の平均よりも急速に上昇している。

バンナー•トラート通りに沿った平均賃料は、現時点では平米あたり月389バーツに達した。2010年の平米あたり月287バーツと比較すると35.4%上昇している。同期間中に市場全体で23%上昇したことと比較すると、同地区の過熱ぶりは明らかである。

「我々は現在、いくつかの建物は既に平米あたり600~650バーツという賃料がついている。こうした賃料はバンナー地区に特A級のオフィスビル建設を促す好材料になるでしょう」と、Suphin氏は話す。

BITEC(バイテック国際展示場)の運営会社により、バンナー•トラート通りでオフィスビルBhiraj Tower(ビラジュタワー)の建設が進んでいます。2016年完成予定で29階建て、31880平米を提供し、バンナー•トラート通り初の最高級オフィスビルとなる予定だ。

(出所: The Nation “Bang Na-Trat area likely to start attracting more prime office developments, says JLL” 筆者翻訳・要約)

バンコク賃貸オフィス市場は活況!

バイテック国際展示場のオフィスビル

このBhiraj Tower(ビラジュタワー)を建設するBHIRAJ BURI社は、BITEC(バイテック国際展示場)の他、BTSプロンポン駅向かいに建設中のショッピングモールEmQuartier(エムクアティア)内にも同じオフィスビルBhiraj Towerを建設予定。さらにバンコクでも有数のオフィス街・サトーンにも2020年に一棟完成させる予定です。

バンコクの賃貸オフィスの市場については、三菱東京UFJ銀行が作成したレポート(バンコク賃貸オフィスマーケットのポイント解説)が詳しいです。ご興味のある方は、ぜひ参考にされてください。

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板野 雅由
バンコク在住、タイ不動産のラ・アトレアジア(タイランド)代表。2013年にバンコクへ移住し、不動産仲介会社設立。現在はバンコクにてコンドミニアム「168 Sukhumvit 36」を開発中、日本国内でタイ不動産セミナーも開催しています。 1981年岡山県倉敷市出身、在タイ5年目。