タイ・バンコクの都市交通計画2017年最新版!(BTS・MRT・エアポートリンク)

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タイの首都バンコクを走るBTS(高架鉄道)、MRT(地下鉄)、ARL(エアポートリンク)の2017年度版最新路線図を紹介します。

タイの首都バンコクでは、日本製電車車両が走るパープルラインが2016年に開通し、イエローラインやオレンジラインなど続々と計画が承認され鉄道交通網が進化しています。早速、地下鉄MRTや高架鉄道BTSの路線図の詳細を見ていきましょう。

 バンコクの最新都市交通計画図!

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2016年9月現在のバンコクの都市交通 MRT/BTS路線図(左)と建設中の路線図(右) 出所:BEM

BTSスクンビット線(濃緑色)や、BTSシーロム線(薄緑)。そして地下鉄MRTブルーライン(青)、高架鉄道MRTパープルライン(紫)、エアポートリンク(赤)はスワンナプーム空港とバンコク都心部を結ぶ、上の図の実線部分が稼働中。

計5路線で80駅が稼働中。そして上の路線図点線部分は既に着工している電車の延伸区間です。

高架鉄道BTSや地下鉄MRTの延伸工事について

BTS延伸工事・サムットプラカーン

サムットプラカーン地区のBTS(高架鉄道)延伸工事

バンコク郊外でも都市交通は拡張を続けています。在留日本人にはお馴染みのBTSグリーンライン(スクンビット線)、2017~18年に完成予定の延伸部分は高架がほぼ完成。近年バンコク郊外へ行かれた方は、鉄道や高速道路の拡張工事を見た方もいらっしゃるでしょう。スクンビット線についてはこちらの記事で紹介しています。

日本のODAで建設された地下鉄・MRTブルーラインは延伸により、山手線のような環状線となります。現在は地下鉄部分・高架部分とも延伸工事が進捗中。ブルーラインについては下記の記事を参照ください。

バンコク地下鉄・MRTブルーラインの延伸工事状況。実際の路線を歩いて見てきたよ!

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バンコクの都市交通計画・2017年度最新版路線図

バンコク都市鉄道最新ルート

2029年までのバンコクの都市交通網計画の路線図  (高速道路を除く)

いかがでしょうか?地下鉄MRT・高架鉄道BTSともに路線図が拡大し、都市の成長が分かります。走行距離は2016年時点の約6倍となる515.3kmにまで達する予定。バンコク都内だけでなく、バンコク首都圏と呼ばれる4つの隣県へ電車が接続します。

中でも注目は、2014年9月に新発表された「トンローの目抜き通りを走るグレーライン」。日本人にも人気のトンロー地区を走る、最も注目の電車路線です。さらに右端にあるスワンナプーム空港とバンナー駅を結ぶ「空港行きライトレール」も気になりますね。

空港行きライトレール(LRT)は、BTSスクンビット線とスワンナプーム空港を結ぶルートで、完成したらバンコク東部の利便性が急激に高まることでしょう。日系企業の多いスクンビットへ電車で行く場合、乗換が2回→1回となる見込みです。

バンコク都市鉄道、新設および延伸する12路線

  • BTSスクンビット線 (ダークグリーンライン 北側/南側) 2018~21年開業予定 (Khu Khot ~ Bang Pu)
  • BTSシーロム線 (ライトグリーンライン 西側) 2020年開業予定 (Bang Wa ~ Borommaratchachonnani)
  • MRTブルーライン (環状線) 2019~21年開業予定 Hua Lamporng ~ Bang Kae)
  • ARLレッドライン (エアポートリンク) 2020年開業予定 (Bang Su ~ Makkasan)
  • ダークレッドライン 2020~21年開業予定 (Ransit ~ Thammasart University)
  • スワンナプーム空港ライトレール(LRT) 2022年開業予定 (Bang Na ~ Suvarnabhumi Airport)
  • オレンジライン  2020年開業予定 (Taling Chan ~ Min Buri)
  • イエローライン 2020年開業予定 (Ladphrao ~ Samrong)  ※モノレール
  • ピンクライン 2020年開業予定 (Khae Rai ~ Min Buri)  ※モノレール
  • ライトブルーライン 2029年開業予定 (Pracha Songkhro~Chong Nonsi) ※モノレール
  • グレーライン 2022年開業予定 (Watcharaporn ~ Thonglor) ※モノレール
  • ゴールドライン 2023年開業予定 (Klong Thonburi ~ Wat Anongkaram) ※モノレール

※データ出所: 『BTS 総合案内 2017年2月』

日本国内でも2027年のリニア開業で「東西の拠点」となる品川駅と名古屋駅の再開発が注目されています。タイ国内では、計12路線がバンコク都内を中心に2029年までに開業予定。2016年9月にはモノレールの新路線ゴールドラインがタイ政府の承認を受けました。

正直、引用した電車の開業予定時期は当てにならないように感じますが、今後5年~10年間に交通インフラがここまで発展する計画を持つ国はASEANではタイのみです。「線路が伸びて新駅ができるとどうなるか?」 これからのバンコクが楽しみです。

バンコク各路線共通ICカードMangmoon(メンムム)が2017年中旬に登場予定

タイ初となる都市交通共通ICカード「Mangmoon(メンムム)」が2017年内に登場予定。当初の予定より遅延してますが、詳しい導入時期などは下記の記事を参照ください。

バンコク初の交通系共通ICカードシステム、Mangmoon導入は大幅延期

BRTは2017年4月に運行終了予定

 バンコク都内を走るBRT

一方で、サトーン~タラートプル駅を繋いでいたBRT(専用レーン付きバス)は利用者の低迷により、2017年4月末に運行終了が発表されています。7年間、毎年2億バーツ近い赤字を計上し運行終了となる予定です。

BRTは4月末に操業を停止する (Bangkok Post)

※2017年2月時点でタイ王国副首相が「BRTの運行は終了させない」と発言しており、操業停止に関してはやや流動的な状況となっています。

※記事内で紹介した交通計画やその開業時期等は予告なく変更される場合があります。本記事を参照した結果生じた、いかなる損害に関しても責任は負いかねますので、不動産の購入や投資の判断は、自己責任でおこなうようお願い致します。

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板野 雅由
バンコク在住、タイ不動産のラ・アトレアジア(タイランド)代表。2013年にバンコクへ移住し、不動産仲介会社設立。現在はバンコクにてコンドミニアム「168 Sukhumvit 36」を開発中、日本国内でタイ不動産セミナーも開催しています。 1981年岡山県倉敷市出身、在タイ4年目。