香港の物価、世界有数の人口密集地域の生活費を紹介します

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香港へ行ってきました。Lastday.jp というブログを書いている友人のまたよしれいさんと、深圳で会う約束をしていたので、香港やマカオも含めた視察です。今日は私の住むタイと、アジア金融のハブである香港の物価比較や、現地で感じたことをレポートします。

ご存知の通り香港は大都会です。物価はタイよりはるかに高く、住宅は日本以上に高い。その割に給与が思ったよりも低く、生活は大変そうな印象を受けました。それでは、行ってみましょう。

※香港ドルと日本円のレートは、2016年5月時点で、1香港ドル=13.80円。対バーツなら、1香港ドル=約4.50タイバーツとなっています。2012年夏には、1香港ドル=10円前後でしたから、この2年半で日本円の価値は対香港ドルで約3分の2に減少しました。

香港・九龍とマカオを結ぶフェリー、TURBO JET(ターボジェット)

マカオ九龍のターボジェット

マカオの TURBO JET 乗り場

今回はマカオ着で、香港へはTURBO JETというフェリーで向かいました。香港とマカオはこのフェリーで1時間強で結ばれており、香港へ行くなら世界遺産であるマカオ歴史地区も訪れることをお勧めします。世界で最も売上げが多いとされるカジノも有名です。ターボジェットは「プレミア、スーパークラス、エコノミー」と3クラスあり、今回はスーパークラスを使いました。

<TURBO JETの九龍・マカオ便 詳細>
http://www.turbojet.com.hk/jp/routing-sailing-schedule/kowloon-macau/sailing-schedule-fares.aspx

スーパークラスの最大の魅力は、チケットの買いやすさ。座席が広く軽食付き。マカオから九龍島への週末便はエコノミーが177香港ドル(約2,440円)に対し、348香港ドル(約4,800円)。飛行機で言うビジネスクラスほどのお得感はありませんが、エコノミーが満席でも希望の便が取りやすいので、おすすめです。

香港地下鉄路線図2015

香港に着いた後の移動はMTR(香港地下鉄)。路線も充実し、この地下鉄は3.5香港ドル(約50円)からと香港の物価を考えると大変安価です。日本のSUICAと同様の機能を持つ「オクトパスカード」を入手すれば、さらに料金割引あり。香港へ良く行く方は、買っておきたいですね。

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タイと香港の物価比較。交通費以外は予想通り香港が高い

タイと香港の物価比較

香港で新卒大学生を採用した場合、ホワイトカラーの初任給は1.2万香港ドル(18.5万円)程度。一方で、下写真のようなペットショップの店員の場合、9,500香港ドル(14.5万円)スタートです。給与水準は日本に近く、日本の地方都市より高いと言えるでしょう。

香港のペットショップの賃金

香港のペットショップの職員募集看板

日本と大きく違うのは実力主義である点。年功序列ではないため、実力があるビジネスマンは一般庶民の数倍から数十倍という賃金を手にしています。東南アジア諸国もそうですが、ここ香港も格差社会。営業職はコミッションが付くため、月に百万円以上稼ぐセールスマンも多く存在します。

香港の住居費、日本以上に高い価格に唖然

香港太子のアパート

想像以上に高いのが、住宅費です。4畳程度のシャワー・トイレ付アパート(エレベーターなし7階)で3,500香港ドル(5.4万円)。ほぼ同じスペックで、エレベーター付は4,500香港ドル(約6.9万円)でした。4畳ならベッドを置くと相当狭いですね。。

調査したのはMTR太子駅近くで、都心と呼べる場所。香港の給与水準から見ても、賃料はペットショップ店員給与の3分の1以上を占めます。香港は前述の表にあるように食費も高く、一人暮らしを避け親元で暮らすのは必然的です。香港人のパートナーも親元で暮らしています。

中国・香港・マカオを旅するなら、SIMカード「跨境王」は必須

香港台湾マカオ中国の共通SIM

いかがでしたか?香港では、公共交通機関の料金は安いものの、特に不動産価格は日本をはるかに超える高さ。それでも中国大陸からの入境者は増加しており、街自体にエネルギーがあります。物価高で暮らすのは大変そうですが、ビジネスチャンスは大いにあることでしょう。

余談ですが、香港のセブンイレブンで「跨境王(ファーゲンウォ)」というSIMカードを買いました。中国・香港・マカオ・台湾で使える共通SIMで、中華圏の旅行が多い方にはオススメです。

中国 香港 マカオ 台湾共通 3Gデータ・プリペイドSIM 跨境王 (Amazon)

特に中国大陸では、スターバックスでWi-Fiを使う場合も、電話番号認証でパスワードを受け取るため、SIMフリーの携帯と「跨境王」は欠かせません。アジアに興味がある方は、ぜひ香港のエネルギーを目の当たりにしてください。きっと驚くと思います。

「想像以上に高い」と書きましたが、香港の不動産については下記の記事で詳しく書いています。移住する際に知っておきたい中古の賃貸物件価格なども併せてご覧ください。

香港不動産を見てきました。繁華街の旺角~太子なら、こんなお部屋で賃料月5万円もしちゃうほど高い!

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板野 雅由
バンコク在住、タイ不動産のラ・アトレアジア(タイランド)代表。2013年にバンコクへ移住し、不動産仲介会社設立。現在はバンコクにてコンドミニアム「168 Sukhumvit 36」を開発中、日本国内でタイ不動産セミナーも開催しています。 1981年岡山県倉敷市出身、在タイ4年目。