MRTブルーライン延伸部分「バンスー~タープラ線」全駅写真で紹介!

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地下鉄のMRTブルーライン、8月11日に新駅タオプーンが開業した同路線の延伸部分、実際の路線を歩いてきました。この新路線は2016年に運行開始したパープルライン同様、チャオプラヤ川の向こうを走る路線。

バンコク都心はBTSと地下鉄MRTがあり、郊外へ路線は伸びています。MRTブルーラインの「バンスー~タープラ線」をご紹介します。前回ご紹介した以下記事の後篇。下記を先にご一読ください。

バンコク地下鉄・MRTブルーラインの延伸工事状況。実際の路線を歩いて見てきたよ!

 MRTブルーライン延伸部分開通で、環状線のように!

バンコク地下鉄・MRTの延伸計画

2017年~2020年に完成予定の、MRTブルーライン (期間内に順次運行開始予定)

現在運行中のバンスー駅-タオプーン駅間の距離は22.8キロ。環状線のように見えますが、既存のフアランポーン~バンスー路線に2路線が接続し、環状線のような形となります。つまり下記の3路線となる模様。

  1. フアランポーン~バンスー路線 (開業済み)
  2. バンスー~タープラ路線 (タオプーン駅は2017年8月開業済、残りは2020年3月予定)
  3. フアランポーン~ラックソン路線(2019年9月開業予定)

接続駅のタープラ駅がブルーラインのターミナル駅となり、前回紹介したフアランポーン駅 – ラクソン駅と連結し乗り換え可能に。詳しくは運営企業のBEM社が2017年8月に発表した報告書を抜粋して紹介します。

セクション2バンスー駅 – タープラ駅:
36ヶ月以内または2020年3月以内。合計13キロメートルの距離で、エレベータ構造は9駅あり、バンスー駅から出発し、タオプーン交差点でMRTパープルラインと交差するプロジェクト。ルートは(中略)タープラ交差点でMRTブルーライン延長プロジェクトHua Lamphong Station – Lak Songと連結し終了します。

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バンコク環状線「バンスー~タープラ線」各駅の駅舎をご紹介。

MRTブルーライン延伸工事・タープラ駅
タープラ(Tha Phra)駅 MRTブルーラインの2路線のターミナル駅に

このタープラ駅はMRTブルーラインの「ターミナル駅」で、フアランポーン-ラックソンとの乗換駅。同駅で乗り換えると、フアランポーンを経由して、スクンビットへ向かうことも可能に。

イサラパップ駅などは前回の記事でご覧いただくとして、ここからは「バンスー~タープラ線」の残りの駅を順を追ってご紹介します。 ※駅の写真は2015年5月に撮影したものです。

MRTブルーライン延伸工事・チャランセイントウォン駅

チャランセイントウォン13駅 まさに下町といった雰囲気が広がる

MRTブルーライン延伸工事・イェークファイチャイ駅

イェークファイチャイ駅 高架および駅舎の建設未着手 写真奥にある新道路建設中

MRTブルーライン延伸工事・バンクンノン駅

バンクンノン駅 FoodkandやMacroなどの商業施設も存在するターミナル駅

MRTブルーライン延伸工事・バンイーカン駅

バンイーカン駅 路線内でも最も栄えているエリアの一つ Major Pinklaoも近い

MRTブルーライン延伸工事・シリントーン駅

シリントーン駅 前述のバンイーカン駅同様、バンコク都内へのアクセスが良い

MRTブルーライン延伸工事・バンパット駅

バーンパイ駅 まださほど見るべきものはない

MRTブルーライン延伸工事・バンオー駅

バンオー駅 猛烈な売れ行きを見せるコンドミニアムが隣接

MRTブルーライン延伸工事・バンポー駅

バンポー駅 この駅の手前でチャオプラヤ川を上から超える

いかがでしょうか?各駅写真1枚ではイメージを掴むのも難しいかもしれません。しかし、実際に歩くと各駅の違いも分かり、マーケットや将来予測が明確になります。各駅は2019年運行開始予定(その後2020年3月に延期)で、まだまだ工事が続いています。

ちなみにタイの地下鉄工事は日本の技術がほぼ全面的に活用されています。アセナビさんが詳細まで記事にされているので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

タイの地下を支える日本の技術!バンコクを走る地下鉄MRTの秘密 (アセナビ)

バンスー~タープラ線の全線開通は2020年3月予定!

MRTブルーライン延伸工事・タオプーン駅

タオプーン駅 2017年8月開通 パープルラインの乗り入れ駅でもある

写真のブルーライン・タオプーン駅は2017年8月11日に無事開業。同駅は2016年8月に開通済みのMRT・パープルラインとのターミナル(乗換)駅で、今後の発展が期待されています。

ブルーライン延伸部分(BLX)の開業は2019年から順次予定

Bang Pho駅~Tha Phra駅までは2019年末に一部開業予定となっており、高架橋や駅舎建設工事が続いています。とはいえ、バンコク北側のタオプーン駅や、ワットポー・ワットアルンへのアクセスの良い、サナムチャイ駅やイサラパップ駅が開通するのは楽しみですね。

<こちらの記事も合わせてどうぞ!>

タイ・バンコクの都市交通計画2018年最新版!(BTS・MRT・エアポートリンク)
バンコクの新路線MRTパープルライン、乗り方・路線図徹底ガイド
バンコク都市交通網計画、ピンクライン・イエローラインの最新状況。



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バンコク在住、タイ不動産のラ・アトレアジア(タイランド)元代表。2013年にバンコクへ移住し、不動産仲介会社設立。バンコクのコンドミニアム「168 Sukhumvit 36」をJV開発後、退任し日本に帰国。現在はウクライナ・モンゴル・ラオスなどの不動産事業を手掛ける。岡山県倉敷市出身。

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