タイのドンムアン空港が「世界一LCCの発着が多い空港」と認定された!

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タイの首都バンコク北部にあるドンムアン空港が、格安航空会社(LCC)の発着数が世界で最も多い空港と認定されました。

かつては「バンコク国際空港」とも呼ばれタイの空の玄関口を担ってきましたが、スワンナプーム空港の落成により2007年に改名されたドンムアン。今ではLCC発着数で世界一となりました。今日はタイの英字新聞『Nation』の記事から、ドンムアン空港についてのニュースをご紹介します。

ドンムアン空港は世界で最も多忙なLCCのハブ拠点

ドンムアン空港

ドンムアン国際空港 (出所: wikipedia)

アジア太平洋航空センター(CAPA)によれば、旅客輸送の観点からドンムアン国際空港はラスベガス空港やクアラルンプール空港を凌ぎ、世界で最も格安航空会社(LCC)の発着便数が多い空港である。

将来有望な空港であることを期待し、マレーシアを拠点とするエアアジアグループは昨日、ドンムアン空港の駐機場の投資に関心を示した。一方、ほか数社の格安航空会社も今年の最後の四半期でタイへの進出を計画してる。

タイ国内で六つの国際空港を運営する、タイ空港株式会社(AOT)の社長であるNitinai Sirismatthakarn氏は、ドンムアン空港の最大収容旅客数が年間1,850万人であるにも関わらず、1月から8月にかけてすでに2,250万人の旅客を収容したと述べた。

同氏は、オーストラリアに拠点を置く「アジア太平洋航空研究所」が、今年の上半期にドンムアン空港でLCCを利用した旅客数は1340万人だったと発表したものの、実際は1440万人だったと述べた。研究所はバンコクのドンムアン空港が、世界で最もLCCの発着便数が多い空港だと認定している。

ドンムアン空港は現在、米国のラスベガスマッカラン国際空港(上半期で1,330万人)、マレーシアのクアラルンプール国際空港(1,260万人)、スペインのバルセロナ・エル・プラット国際空港(1,200万人)、インドネシアのスカルノ・ハッタ国際空港(1,200万人)の各空港よりもLCCによる旅客数が多い。

アジア太平洋航空センター(CAPA)によれば、ドンムアン空港の旅客数は今年の1月から6月にかけて50%急増した。さらに、タイのLCC機数は2015年末には100機に到達すると見込まれている。

タイ空港株式会社(AOT)のNitinai氏はAOTが11月末には改修したドンムアン空港のターミナルを再開し、繁忙期の間の到着便の急増に対応すると述べた。既存のターミナルあわせると、空港全体で年間3,000万人の旅客数にまで対応できることになる。

同氏は日本、中国、韓国の少なくとも3つの格安航空会社が、次四半期にドンムアン空港での営業をはじめると述べた。現時点で、ドンムアン空港で営業している主な格安航空会社はタイ・スマイル、ノックエア、ノックスクート、 タイ・エアアジア、 タイ・エアアジアX、タイ・ライオン・エアなどがある。

エアアジアグループの最高経営責任者であるトニー・フェルナンデス氏は、タイは空の旅をするにあたり素晴らしいハブであり、ドンムアン空港も特に低予算旅行者の分野でさらに発展する可能性があると述べた。

(出所: The Nation “Don Mueang is world’s busiest LCC” グロビジ!翻訳・要約)

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1914年に開港したドンムアン空港の歴史

AOTによるドンムアン空港のPV 開港当時からの歴史が分かります (タイ語)

ドンムアン国際空港は多くの苦難を経て、世界一のLCC発着数を誇る空港に成長しました。1914年にタイ空軍飛行場として開港した後、タイの玄関口としての機能を果たしますが、スワンナプーム空港の開港で閉鎖の危機に。ターミナルビルはショッピングモールになる計画まで存在しました。

ドンムアン空港 (Wikipedia)

2011年の大洪水では機能が停止し、就航していた航空会社は全てスワンナプーム空港へ移転するなどのトラブルを経て復活。世界一の座に輝くとは、正直誰も思ってなかったことでしょう。

2015年12月にはドイツの格安航空会社「ユーロウイングス」が、バンコクーケルン便を就航予定で、世界各地への利便性は記事にもあるようにますます高まりそう。日本からもLCCを利用すれば、わずか数万円でバンコクまで来れるようになりました。

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ドンムアン空港の第2ターミナルが開業

ドンムアン空港第2ターミナルが2015年12月24日に開業。タイの国内線(第2ターミナル)と国際線(第1ターミナル)の分離で、LCCの離発着数増加による混雑解消を狙っているものの、まだ解消には時間がかかりそう。第2ターミナル開港直後に使った感想は、タイ在住ブロガーのカナオさんのブログに書かれています。

今後は20室程度のカプセルホテルも登場する予定で、さらなる利便性が高まりそう。既にトンカツの「さぼてん」が空港内出発ロビー内に出店するなど、日本人にとって便利な環境が整ってきました。タイ国鉄レッドラインの完成で、バンコク都内に直接行ける日が待ち遠しいものです!

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板野 雅由
バンコク在住、タイ不動産のラ・アトレアジア(タイランド)代表。2013年にバンコクへ移住し、不動産仲介会社設立。現在はバンコクにてコンドミニアム「168 Sukhumvit 36」を開発中、日本国内でタイ不動産セミナーも開催しています。 1981年岡山県倉敷市出身、在タイ5年目。