パープルラインが2016年8月6日開業、バンコクとノンタブリ県を結ぶ

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パープルラインの開業が2016年8月に開業しました。バンコク都からその北部に位置するノンタブリ県を結ぶパープルラインは、タイ国内初の日本製車両導入で高架鉄道として運行されます。

今日は『Bangkok Post』の記事から、バンコク・メトロ(BMCL)が運行する新路線パープルラインのニュースをご紹介します。

パープルラインは2016年5月の試験走行を経て8月開業

Purple line open

パープルラインの車両庫落成式典が開催された ノンタブリ県のバンヤイ地区にて

タイ政府のSansern Kaewkamnerd報道官が2016年4月15日、「パープルラインは90日間のテスト運行を始める」と語った。5月から7月の3か月間で期間中にインフラやシステムのチェックを行う。

パープルラインの試運転は2016年5月開始、乗客の無料試乗は6月以降となる予定

乗客が試乗できるのは6月~7月にかけての予定だ。期間中は無料でパープルラインの利用が可能。バンヤイとタオプーン間を結ぶ正式な運行開始は、タイの女王陛下の誕生日である8月12日に予定(実際は8月6日に開業)されている。

新路線となるパープルラインの運賃は16バーツからで各駅ごとに2バーツが加算、上限は42バーツとなる。全長23キロの路線に16駅、車両は丸紅と東芝製となる。1日当たり12万人の利用を見込む。

課題は地下鉄MRTや高架鉄道BTSとの連結

新路線を成功へと導くためにクリアすべき障害がある。地下鉄ブルーラインのバンスー駅とパープルラインのタオプーン駅を結ぶ路線が欠落している点だ。両駅は約1キロほど離れた場所にある。

運行責任を負うMRTAは乗客が乗り換え出来るよう、地下鉄ブルーラインの延伸を急ぐよう運行主のバンコク・メトロ(BMCL)と交渉中だ。

Arkhom運輸大臣は「パープルライン開通時にはまだ完成していない地下鉄ブルーラインとパープルラインを結ぶ1キロメートル間を、無料のシャトルバスが運行することになる」と語った。

(出所: Bangkok Post “http://www.bangkokpost.com/news/general/934889/free-rides-on-the-new-purple-line” グロビジ!翻訳・要約)

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パープルラインの路線図と無料バス計画

Purple line Bangkok Nontabri

パープルラインの延伸路線図

紹介したパープルラインは、上図のタオプーン~クロンバンファイ駅を結ぶ路線。ただ、右下のバンスー駅が地下鉄ブルーライン(稼働中)の終点で、タオプーン駅まで約1kmは電車が未開通という状態です。記事内で運輸大臣が「路線間の延伸を急がせる」と発言した通り、当面は無料シャトルバスを使って2駅間を移動することになりそう。

パープルラインの走るノンタブリ県は人口115万人を抱え、バンコク首都圏の一部とされる衛星都市のような存在。新路線の開通により、都心へのアクセスは格段に良くなるため、都心への通勤者が増加するとともに、駅周辺の住宅需要も増加することでしょう。

2016年6月13日、パープルラインの一般試乗が開始

“タイの首都バンコクの高架鉄道「パープルライン」で5月10日、8月の開業を控え本格的な試運転が始まった。車両は日本企業が受注し製造した。タイの都市鉄道に日本製車両が導入されるのは初めて。” (出所:sankei.com)

そして2016年6月13日、ついにパープルラインは無料開放され一般乗客向けの試験運行を経て正式に開業しました。

パープルラインが正式開業、2016年8月6日

バンコクでMRTパープルラインが2016年8月6日、正式開業。早速、私も乗ってきました。

バンコクの新路線MRTパープルライン、乗り方・路線図徹底ガイド

バンコクと郊外を結ぶパープルラインは約790億円の円借款を活用して建設され、車両はタイの都市鉄道で初めての日本製です。鉄道システムの供給や開業後10年間のメンテナンスも日本の企業連合が受注し、鉄道インフラの輸出の成功例とされています。(出所:テレ朝news)

上の記事でも報道されていますが、同日に日本の国土交通大臣がバンコクを訪れ、バンコクとチェンマイを結ぶ高速鉄道計画などについて新たな覚書を交わしています。タイの将来的な交通インフラ計画は下記の記事を参照ください。

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板野 雅由
バンコク在住、タイ不動産のラ・アトレアジア(タイランド)代表。2013年にバンコクへ移住し、不動産仲介会社設立。現在はバンコクにてコンドミニアム「168 Sukhumvit 36」を開発中、日本国内でタイ不動産セミナーも開催しています。 1981年岡山県倉敷市出身、在タイ4年目。