ミャンマーの首都ヤンゴンの物価、外国人は銀行金利0%という現実

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ミャンマーの首都ヤンゴンに来ています。4年連続の訪問ですが、他の東南アジア諸国同様に新しい建築物が急増し、街中は新しい建物とイギリス占領時代の古い建物の混合で美しいコントラストが。ヤンゴンは僕の好きな街の一つです。

(グロビジ!)では比較調査のため、アジア諸国の物価比較をレポートしています。今日は首都ヤンゴンにて調査した、ミャンマーの物価についてご紹介します。※他諸国の物価は記事末にてご紹介します。

※ミャンマーチャットと日本円のレートは、2016年5月時点で、1チャット=0.093円。ざっくり日本円の10分の1ぐらいだとお考えください。(例)10,000チャット≒1,000円

ミャンマーの物価とタイの物価を比較。人件費と住宅費について

Price_in_Myanmar

ミャンマーで大卒で英語を話す新卒を雇った場合、給与は約2万円弱です。最低賃金は2015年9月から日給3,600チャット(約340円)となりましたが、日経新聞によるとミャンマーの人件費はASEAN域内でも未だ最低水準。インドネシアの約3分の2、タイの3分の1程度の人件費という現状です。

yangon market

一方、ヤンゴン市内の住宅費はかなり割高です。ローカル向けのアパートでも、3万円以上で新卒社員給与の1.5倍程度。バンコクでもタイ人は数人で部屋をシェアして暮らすこともありますが、ヤンゴンでは5名~10名で30㎡弱の部屋をシェアするのは当然のようです。

Yangon trafic jam

ヤンゴン市内の渋滞は年々悪化する一方

タクシーの物価はバンコクよりは少し割高ですが、ヤンゴンのひどい渋滞の中を20分ほど移動しても200円程度です。基本的に距離によって金額が変わるため、行き先を告げて交渉します。

ミャンマーでは特に欧米企業を中心に外資規制が敷かれ、スターバックス・マクドナルドは進出していません。KFCは2店舗ありますが、マレーシア企業がFC元となって進出を果たしているそう。ピザハットも進出しています。

ミャンマーチャットの推移を改めて見てみると、ここ半年で 25%のドル高 (From Yangon)

現地人気ブログ「From Yangon」の記事にある通り、ミャンマーチャットが対ドルで25%ほど下落しています。アウンサンスーチーが親欧米ということを考えると、2016年以降外資の進出はさらに進んでいくことでしょう。

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ミャンマー生活の最大の難点は銀行口座開設?

yangon bank atm

今回多くの方に聞いた中で、ミャンマー生活で最も困ると感じたのが銀行。外国人もビジネスビザがあれば口座開設出来るものの、現在は無金利の当座預金口座のみ開設可能です。ミャンマー人は8%を超える金利が付きますが、外国人は無金利。当座預金であり、現金引出も難しいため、ヤンゴン在勤ながら銀行口座を持っていない日本人も多くいました。

ミャンマーでの口座開設は、こちらのサイトに詳しく書かれていますが、焦って口座開設するメリットはありません。空港や街中にATMもあり、現金をカードで引き出せば旅行者にとって不便は少ないでしょう。

参考までに、ミャンマー国内では約1,500名程度の日本人が暮らしています。ここ数年で日本食店も増えてきたのは朗報。具体的なヤンゴンの物価レポートは、下記の2サイトにて詳しく紹介されています。

ミャンマー現地採用の家計簿 10月は10万円でした
ミャンマーの物価 (J-SAT)

はじめてヤンゴンに行く場合、パゴダ(寺院)巡りなどが定番です。現地オプションツアーを提供するVELTRAでは、日本語ウェブサイトから現地を案内してくれる日本語ガイドや貸し切りで車の手配が可能です。日本語で事前予約も可能ですから、はじめてヤンゴンを訪れる場合は現地の理解を深めるためにもオススメです!

  VELTRA パゴダ+マーケット 市内観光半日ツアー<貸切チャーター/日本語ガイド>

<(グロビジ!)のアジア諸国物価レポート>

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板野 雅由
バンコク在住、タイ不動産のラ・アトレアジア(タイランド)代表。2013年にバンコクへ移住し、不動産仲介会社設立。現在はバンコクにてコンドミニアム「168 Sukhumvit 36」を開発中、日本国内でタイ不動産セミナーも開催しています。 1981年岡山県倉敷市出身、在タイ5年目。