BTSスクンビット線、南部延伸部分は2019年までに全線開業予定

Pocket

バンコクの高架鉄道BTS。タイには6.5万人を超える日本人が暮らし、最も利用されているのはBTSスクンビット線です。日本人エリアであるアソーク~トンロー・エカマイ地区をカバーし、タイ最大の商業地サイアムを結ぶ路線。

そのBTSスクンビット線が2017年4月には、隣県のサムットプラカーン県にて新駅開業。2018年に一部開通と言われる、ベーリン~サムットプラカーン間の状況や街並みを紹介します。

BTSスクンビット線延伸部分はどこへ向かって伸びるか?

2016-01_Bangkok_City_Train

バンコク都内の2016年1月時点での路線図(濃い緑色がBTSスクンビット線)

今回紹介するスクンビット線の延伸部分は、上地図の右下部分。ベーリン駅はバンコク郊外と呼べるエリアで、かつての終点という優位性もあり、BTSの乗降客数9位にランクインする乗客の多い駅。

駅から南東に5分ほど歩けば、隣県のサムットプラカーン県へ入ります。スワンナプーム空港などもある同県は人口182万人(2010年)を数え、2000年からの10年間で人口が177%も増加。賃料も安く、電車で都心部へのアクセスも良好で、日本人の移住者も少しずつ増加しています。

Panasonic factory samut prakan Toyota factory samut prakan-2

サムットプラカーン県内には、トヨタやホンダ、パナソニックの工場もあり労働力需要が高く、10年177%増という高い人口増加率を達成。サムットプラカーン県下でも市中心から離れると、ミャンマー人など出稼ぎ労働者も多く住んでいます。

BTSスクンビット線は現在の終点ベーリン駅から、このサムットプラカーン県へと延伸していきます。

ベーリンの次駅、サムローン駅がが2017年4月に開業

2016-01_Extension_Schedule

BTSスクンビット線の南東部延伸(ベーリン~サムットプラカーン)は上図の下段部分

早速、BTSスクンビット線延伸部分の路線図を見ましょう。

南部延伸部分は、まずベーリン(Bearing)~サムットプラカーン(Samut Prakan)が2018年に開通予定。既にベーリン駅の隣にサムローン駅(Samrong)が2017年初旬に開業しました。

BTSスクンビット線サムローン駅が開業。駅構造の変化とBTSの転換期

サムローン駅も将来的にイエローラインが接続し、ターミナル駅となる計画。サムローン駅に関する詳細は、上の記事を参照下さい。

※延伸計画についてメディア報道あり。2018年にサムローン駅以降の4駅が開業、2019年に全線開通の予定。なお、上記のサムットプラカーン駅はパクナム駅(Paknam)に名称変更されました。

BTS Pu Chao 201601 Big C Jumbo Samrong

実際に高架線路は90%近く完成しており、2018年6月には試験運転が行われます。上の写真は2018年に開業予定の、BTSプーチャオ駅。駅前にビッグCジャンボ・サムローンという大型のスーパーがあるほか、日立物流の倉庫やトヨタの工場まで徒歩でも行けるような距離。

スポンサードリンク

BTSスクンビット線、サムットプラカーンまでの通過駅

BTS Erawan 201601 BTS Naval Academy 201601

ベーリン駅を出て、前述のサムローン駅・プーチャオ駅を通過し、次に着くのが上写真・左のエラワン駅。次のBTSネーバル・アカデミー駅は駅前にタイ海軍の学校がそびえます。そして、終点のサムットプラカーン駅へ到達します。

BTS Samut Prakan 201601 paknam observation tower

サムットプラカーン駅は、県の中心に位置し、裁判所、土地局などが近隣にあります。県役場の近くにはパクナム展望台も建設中で、将来は県のランドマーク的存在になることでしょう。ベーリンから延伸する線路のこの一帯(サムットプラカーン市)だけで、人口約80万人が暮らします。

さらに延伸。サムットプラカーン市内を抜け、バンプー工業地域へ

将来的にBTSスクンビット線の南東部延伸区間は、サムットプラカーン県の中心部を抜け、アソーク・スクンビットから約50km離れたバンプー工業団地へ向かいます。BTS社の資料によると、こちらも2019年に開通予定。

samut prakan old house Robinson Samut Prakan

バンプーまでの道程は、格安物件の調査・購入へ赴いたので良く知ってますが、タイの原風景が残る一方、ロビンソン百貨店・サムットプラカーンなど最新の商業施設も混在するエリア。アソークまでは約1時間程度電車でかかるものの、交通インフラが伸びて行くタイの将来は、楽しみで仕方ありません。

<こちらの記事も合わせてどうぞ!>

タイ・バンコクの都市交通路線図2018年最新版!(BTS・MRT・エアポートリンク)
バンコクの新路線MRTパープルライン、乗り方・路線図徹底ガイド
タイ人の所得・家計収入まとめ (2017年版)


(グロビジ!)TOPへ

Pocket

The following two tabs change content below.
板野 雅由
バンコク在住、タイ不動産のラ・アトレアジア(タイランド)代表。2013年にバンコクへ移住し、不動産仲介会社設立。現在はバンコクにてコンドミニアム「168 Sukhumvit 36」を開発中、日本国内でタイ不動産セミナーも開催しています。 1981年岡山県倉敷市出身、在タイ5年目。