BTSスクンビット線、南部の延伸部分は2017年から順次開業予定

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バンコクの高架鉄道BTS。タイには6.5万人を超える日本人が暮らし、最も利用されているのはBTSスクンビット線です。日本人エリアであるアソーク~トンロー・エカマイ地区をカバーし、タイ最大の商業地サイアムを結ぶ路線。

そのBTSスクンビット線が2017年初めには、隣県のサムットプラカーン県に向けて延伸予定。残り1年で一部開通とも言われる、ベーリン~サムットプラカーン間の工事状況や街並みを紹介します。

BTSスクンビット線延伸部分はどこからどこへ向かって伸びるのか?

2016-01_Bangkok_City_Train

バンコク都内の2016年1月時点での路線図(濃い緑色がBTSスクンビット線)

今回紹介するスクンビット線の延伸部分は、上地図の右下部分。終点ベーリン駅はバンコク郊外と呼べるエリアで、終点という優位性もあり、BTSの乗降客数9位にランクインする乗客の多い駅です。

駅から南東に5分ほど歩けば、隣県のサムットプラカーン県へ入ります。スワンナプーム空港などもある同県は人口182万人(2010年)を数え、2000年からの10年間で人口が177%も増加しました。賃料も安く、電車で都心部へのアクセスも良好で日本人の移住者も少しずつ増加しています。

Panasonic factory samut prakan Toyota factory samut prakan-2

サムットプラカーン県内には、トヨタやホンダ、パナソニックの工場もあり労働力需要が高く、10年177%増という高い人口増加率を達成。サムットプラカーン県下でも市中心から離れると、ミャンマー人など出稼ぎ労働者も多く住んでいます。

BTSスクンビット線は現在の終点ベーリン駅から、このサムットプラカーン県へと延伸していきます。

ベーリンから先の2駅(サムローン・プーチャオ)が2017年初旬に開業とのウワサも?

2016-01_Extension_Schedule

BTSスクンビット線の南東部延伸(ベーリン~サムットプラカーン)は上図の下段部分

早速、BTSスクンビット線延伸部分の路線図を見ましょう。

南部延伸部分は、まずベーリン(Bearing)~サムットプラカーン(Samut Prakan)が2018年に開通予定。BTS社の正式報道にはありませんが、ベーリン駅から2駅目までのサムローン駅(Samrong)、プーチャオ駅(Pu Chao)は2017年初旬に運行開始と言うウワサもあります。

※延伸計画についてメディアから報道がありました。2017年にサムローン駅開業、2019年に全線開通の予定です

BTSスクムビット線延伸区間 2017年にサムロン駅開業、全線開通は2019年 (Newsclip.be)

BTS Pu Chao 201601 Big C Jumbo Samrong

実際に高架線路は90%近く完成しており、現在は駅舎の設営工事が進んでいます。上の写真は2017年に開通とも言われる、BTSプーチャオ駅。駅前にビッグCジャンボ・サムローンという大型のスーパーがあるほか、日立物流の倉庫やトヨタの工場まで徒歩でも行けるような距離です。

もう一つのサムローン駅も将来的には、イエローラインが接続する予定でターミナル駅となる計画です。サムローン駅に関する詳細は、コチラの記事に詳しく書いているので、参考にどうぞ。

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BTSスクンビット線、サムットプラカーンまでの通過駅

BTS Erawan 201601 BTS Naval Academy 201601

ベーリン駅を出て、前述のサムローン駅・プーチャオ駅を通過し、次に着くのが上写真・左のエラワン駅。次のBTSネーバル・アカデミー駅は駅前にタイ海軍の学校がそびえます。そして、終点のサムットプラカーン駅へ到達します。

BTS Samut Prakan 201601 paknam observation tower

サムットプラカーン駅は、県の中心に位置し、裁判所、土地局などが近隣にあります。県役場の近くにはパクナム展望台も建設中で、将来は県のランドマーク的存在になることでしょう。ベーリンから延伸する線路のこの一帯(サムットプラカーン市)だけで、人口約80万人が暮らします。

さらに延伸。サムットプラカーン市内を抜け、バンプー工業地域へ

将来的にBTSスクンビット線の南東部延伸区間は、サムットプラカーン県の中心部を抜け、アソーク・スクンビットから約50km離れたバンプー工業団地へ向かいます。BTS社の資料によると、こちらも2018年に開通予定となっていますが、数年先に延期されると個人的には見立てています。

samut prakan old house Robinson Samut Prakan

バンプーまでの道程は、格安物件の調査・購入へ赴いたので良く知ってますが、左のようなタイの原風景が残っていたり、ロビンソン百貨店・サムットプラカーンなど最新の商業施設も混在する発展中のエリア。ここからアソークまでは約1時間程度電車でかかるでしょうが、これだけ交通インフラが伸びて行くタイの将来は、何といっても楽しみで仕方ありません。

スクンビット線延伸部分のレポートでした。記事内で紹介した、BTSグレーラインやイエローラインの詳細は下記よりご覧ください。

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板野 雅由
バンコク在住、タイ不動産のラ・アトレアジア(タイランド)代表。2013年にバンコクへ移住し、不動産仲介会社設立。現在はバンコクにてコンドミニアム「168 Sukhumvit 36」を開発中、日本国内でタイ不動産セミナーも開催しています。 1981年岡山県倉敷市出身、在タイ4年目。