モンゴルの基礎データと潜在成長力を感じる4つの理由

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人口密度が世界で最も低い国、モンゴルへ行ってきます。

モンゴルは2010年比でGDPが2倍に成長するなど、豊かな鉱物資源を背景に急激に経済成長中。東南アジアほどの人気や知名度はありませんが、日本に近い東アジア諸国の中では個人的に最も注目しています。今日はモンゴルの首都ウランバートルについて紹介します。

モンゴルに潜在成長力を感じる4つの理由

(写真)ウランバートル郊外に広がるゲル地区

  1. 急激な経済成長
  2. 人口の半数が首都に一極集中
  3. 豊富な鉱山資源 (例:金は一つの鉱山で米国全土の鉱物資源に相当)
  4. 英語・ロシア語スピーカーも多い

モンゴルの人口は約300万人、後述しますがその半数が首都に住むという極端な一極集中社会です。一人当たりGDPは通貨トグログの為替レートが流動的で、2018年の予測で約4,000ドル程度。ASEANならインドネシアと同等のレベルです。人口が少ない分、経済成長が始まれば一気に急上昇する可能性を秘めています。

 (グラフ出所:世界経済のネタ帳)

上に挙げた4つのポテンシャルを解説する前に、早速モンゴルの基礎データを見ていきましょう。

モンゴル国、首都ウランバートルの基礎データ

モンゴル国
首都: ウランバートル (人口146万2,973人)
通貨: トグログ(MNT)
人口: 317万9,800人 (2017年,モンゴル国家統計庁)
主要民族: モンゴル人(約95%)、カザフ人等
公用語: モンゴル語(国家公用語)
主要宗教: チベット仏教等
概説: モンゴルは、東アジア北部に位置する国家。東と南の二方向を中華人民共和国(中国)・内モンゴル自治区と、西を中国・新疆ウイグル自治区、北をロシア連邦とそれぞれ接する内陸国。(出所:wikipedia)

主要産業は畜産業と鉱業が中心。近年最も注目されているオユトルゴイ鉱山の埋蔵量は銅が1億トン、金が3000トン(出所:wikipedia)とされ、米国全体の銅埋蔵量の1/3、金はアメリカ全土の埋蔵量と同規模の資源を一鉱山だけで含有するほど。

一説には仮に国の経済が傾いても、鉱山一つ売れば立て直し可能と言われるくらいに、豊富な鉱山資源を有しています。

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モンゴルの人口は半数が首都ウランバートルに一極集中

モンゴルの鉱山資源について書きましたが、注目すべきは国民が首都に一括集中している点。基礎データにある通り、モンゴル国民約318万人のうち、146万人が首都ウランバートルで暮らします。何故でしょうか?

世界各国同様、首都に仕事があり人が集まる。それも事実でしょう。真の理由は「気候とインフラ」。モンゴルの厳冬期はマイナス30度を超える極寒地です。ヒトが暮らすには非常に厳しい環境。しかし、首都ウランバートルなら、パイプラインなど温暖装置用のインフラが整っているのです。

モンゴルの人々は今もゲル地区に暮らす人たちが多くいます。しかし、国が経済成長し、収入が増えればどこに家を買うでしょうか?暖かい都心の近代的な家に住みたいと思うのは、ごく自然なことだと考えます。従って、ウランバートルの都心にある不動産は有望だと思うし、今回はその視察に行ってきます。

ウランバートルの公共交通機関

ウランバートル市内はバスやトロリーバスが運行。時刻表はありません。時間を気にするならタクシー(白タクが多い)が良いでしょう。メーターでなく交渉制のため、乗車前に行先と価格を確認が必須。なお、バスの乗り方は下記サイトに詳しく書かれています。郊外向けは長距離バスや鉄道が一般的です。

ウランバートル市内をバス移動する際に気をつけるべき4つのこと

モンゴルの銀行預金金利、証券市場について

 (写真) モンゴルの10トグルグ紙幣

モンゴルでの定期預金金利は米ドル建てで金利5%~9%。預入先の金融機関によって異なります。私も今回の視察で紹介を受けウランバートルで銀行口座を開設してくる予定。ネットバンキングも利用でき、使い勝手も良さそうです。

また、ウランバートルにはモンゴル証券取引所(MSE)もあり、上場企業は数百社に上ります。外国人も取引可能ですが、現地の証券会社にて証券用口座開設が必要。個人的には、あえてモンゴル株に投資するより、ドル建てで投資可能な銀行預金や不動産が良いと考えています。

モンゴルの治安・ビザ情報

(画像出所:外務省海外安全ホームページ・モンゴル)

モンゴルの治安ですが、外務省のページによると危険レベルはゼロ。例えばウクライナなどは国土全体にレベル1の注意が発令され、一部地域はレベル3の渡航中止勧告が出ています。それに比べると、モンゴルは安全そう。

国家レベルでは安全ですが、スリや強盗などの被害例も報告されています。詳しい事例等は外務省のページにて確認してから、渡航する事をお勧めします。

 (写真) 冬季のモンゴル

最も注意すべきは気温でしょう。特に11月~3月は厳冬期で最も寒い1月はマイナス30度前後まで気温が下がります。(基本的に屋内は暖房完備で、移動も全て車のため、日本の冬より寒く感じないという話もあります)

モンゴルへ渡航する際、ビザは不要(30日以内の滞在で、出国する予約済み航空券か乗車券を持っている場合)です。なお、飛行機は成田からミャット・モンゴル航空が直行便(片道約5時間半)を出しています。

モンゴルの基礎データ、アクセス方法まとめ

  • 日本人は入国ビザ不要(30日以内、出国用の航空券等の提示が必要)
  • 成田から直行便あり、ウランバートル市内の移動は車移動が便利
  • 11月~3月は厳冬期、マイナス30度近くまで下がるため渡航は難しい
  • 気候とインフラが理由で、人口の半分がウランバートルに集中(不動産妙味?)
  • 豊富な鉱山資源に世界が注目
  • モンゴルでの定期預金金利は米ドル建てで金利5%~9%

いかがでしたか?私も今回の滞在で不動産視察や銀行口座の開設だけでなく、「モンゴルのゲル宿泊」という夢を一つ叶える予定です。日本語オプショナルツアーを提供するVELTORA(ベルトラ)で予約すれば、空港送迎の車手配や東ゴビ砂漠のパワースポットツアーなどモンゴルの旅も快適になるでしょう。

まだ外国人旅行客の少ないモンゴルですが、その分、ビジネスチャンスは豊富にありそう。事前情報ではSIMカードも登録制で購入しづらいなどの課題もありますが、これらは徐々に開放されていくでしょう。観光や投資で興味がある方、11月~3月は避け、モンゴルに行ってみてはいかがですか?

 

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板野 雅由
バンコク在住、タイ不動産のラ・アトレアジア(タイランド)代表。2013年にバンコクへ移住し、不動産仲介会社設立。現在はバンコクにてコンドミニアム「168 Sukhumvit 36」を開発中、日本国内でタイ不動産セミナーも開催しています。 1981年岡山県倉敷市出身、在タイ5年目。