タイ株

ASEANの証券取引所まとめ。2015年設立のミャンマー株は買いか?

先日の大阪出張の際に、中央区北浜にある大阪証券取引所へ行ってきました。日本行の機内で『日本相場師列伝―栄光と挫折を分けた大勝負』を読んでいたこともあり、完全に影響を受けたのです。 続きを読む

タイバーツ急落、円高で資産を外貨に換えるチャンス?僕はバーツ安で困ってます

対円・対米ドルでタイバーツが急落しています。僅か2ヶ月で、約1割以上バーツの価値が失われました。発端は様々ですが、バンコクで2015年8月17日に発生した爆弾テロ事件、中国元の切り下げ、世界的な同時株安など様々な理由があります。

今日は記録を兼ねて、世界同時株安におけるタイバーツおよびタイ株の下落の動きを紹介します。もう一点、急激な為替安が導く円資産を外貨に換えるチャンスについてご紹介します。 続きを読む

タイの高架鉄道「BTS社」は日本の東急グループ?交通・広告・不動産を手掛ける大企業に迫る

「BTS」はバンコク都内を走る高架鉄道。バンコクで、実際に乗ったことがある方も多いはず。バンコク都市高速鉄道はこのBTSとMRT(地下鉄)が代表的。タイの所得レベルを考えると少し高いものの、年々着実に欠かせない交通機関となりつつあります。東京の山手線と言っても過言ではないでしょう。

今日はタイのバンコクを走る高架鉄道、BTS社の見通しをご紹介します。

BTSは加速成長を見込む

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来年は、BTSグループ・ホールディングスにとって重要な年となる。中核事業の交通関連事業で収益成長が期待でき、広告およびサービス部門単独で資金調達できると期待される。

会長兼最高経営責任者Keeree Kanjanapas氏は、2015年はグループの主要4事業(交通・不動産・広告・サービス)にとってエキサイティングな年になるだろうと『The Nation紙』に語った。

「数年間曇っていた政治状況に好転の兆しが出てきたため、BTSグループは来年積極的な一歩を踏み出す可能性がある」と、彼は話す。同氏は、交通事業に関して、予想より工事が遅れているBTSグリーンライン(ベーリン-モーチット)を含め、主要な計画がどれも大きく進展するだろうと確信している。

最高執行責任者(COO)のSurapong Laoha-Unya氏は、バンナー-スワンナプーム国際空港を結ぶLRT(軽鉄道輸送)と、グリーンラインの延長契約をBTSグループが獲得するだろうと述べた。

BTSは、その子会社であるBangkok Mass Transit Systemを介して、現在は37kmのグリーンラインを運営中。バンコク都庁が来年、バンワー-タリンチャン(7km)の拡張路線建設の入札を開く予定で、「運営権をもし取得すれば、グリーンラインの計44キロの運営をBTSが行うことになる」と前述のKeeree氏は語った。

LRTを別にすれば、BTSの興味はグレーラインにある。第一段階ではワチャポール-エカマイ-ラミントラ-トンローを結び、第二段階でトンロー-サトーン-チョンノンシー-ラマ3世通りを結ぶ予定だ。

「大量輸送事業が予想よりも遅いペースで進んできたが、いくつかのエリアで進展があった。不動産事業については、有力デベロッパーNatural Park (N-Park)と提携し、これは正しい決断であった。」と、Keeree氏は話す。

先月、BTSは出資比率50対50の合弁会社を設立することで合意したと発表。3億バーツ規模でモノレール・地下鉄駅から500mの範囲内にコンドミニアムの開発を進めると表明した。

BTSの広告事業については、上場済み子会社であるVGI Global Mediaが屋内・屋外広告ビジネスを展開中。キーリー氏も社内の成長株だとその存在感を認める。

サービス事業では、East-InやU Hotelなどホテル運営と、ラビットカード(Suicaのような電子マネー)での収益が好調だ。ラビットカード保有者は300万人を超え、BTSで利用できるほか、2,000を超えるレストランで利用可能だ。

(出所 The Nation “BTS set for exciting times with aggressive step forward next year” 筆者翻訳・要約)

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BTSは日本の「東急グループ」のように成長するか?

BTS本社

タイのBTS社は上記の通り、交通ビジネス(高架鉄道)のほか、広告や不動産、サービス業の4事業部門があります。タイ証券取引所(SET)へも「BTS」という銘柄コードで上場している大企業。配当利回りも5%を超え、投資先としては大変魅力的です。

BTS Group Holdings (English website)

日本在住の方には「東急グループ」のイメージが分かりやすいでしょう。1922年に渋沢栄一が創業した東急急行電鉄も、鉄道部門や不動産、ホテル事業を手がけています。東急は1923年から自社などが購入した分譲地を結ぶように線路を引き、後の目黒線を作って行きました。土地の評価額がどうなったか言うまでもありません。

それから、約100年が経ち、タイにはBTSという企業があります。もちろん関東大震災後の日本と違って、思い通りに線路を伸ばすわけにはいきませんが、それでも交通インフラの将来を知る、BTS社の優位性は高いでしょう。はじめてのタイ株投資には、オススメの銘柄です。

BTSグリーンラインの南側延伸部分は2017年から開業予定

BTS社の主力路線となるグリーンライン(スクンビット線)は南へ9駅、北へ20駅将来的に延伸する計画があります。バンコク隣県のサムットプラカーン県につながる南側の延伸計画は下の記事よりご覧ください。

BTSスクンビット線、南部の延伸部分は2017年から順次開業予定

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バンコク高速道路(BECL)と地下鉄(BMCL)が合併へ

タイの交通インフラ大手2社の合併が決定しました。バンコク高速道路を運営するBECL社とバンコクメトロ(地下鉄)を運営するBMCL社です。

首都バンコクの巨大交通インフラ2社の合併は、今後どのように変化をもたらすのでしょうか? 続きを読む

タイ株投資に欠かせないオススメサイト2選

タイ株投資に欠かせないオススメのサイト2選とニュースレターを紹介します。 続きを読む

2016年のタイの経済見通し、タイ王国は前進する

タイの証券会社KT-ZMICO社から、2016年におけるタイ王国の経済見通しが発表されました。

2016年のタイの経済成長率は年3.2%とKT-ZMICOは見通しを発表していますが、タイに詳しい方なら、タイの経済成長率予測が当てにならないことは良くご存知でしょう。とは言え、どういう理由で経済成長を見込むのか?同社のニュースレターから紹介します。

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タイにもMERSが襲来!初の感染患者確認は、観光業とタイ株に悪影響を与えるか?

タイ国内でMERS(中東呼吸器症候群)の発症患者が、2015年6月18日に初めて確認されました。報道では中東から治療のため来タイしたオマーン人で、タイ人や日本人の罹患者は今のところ確認されていません。

タイ初のMERS患者、バムルンラード病院が状況説明 (Newsclip.be)

このMERSコロナウイルスがタイ国内で発見されたことで影響を受けるのは、タイ経済の10%を占める主要ビジネスの観光業です。実際に2003年にSERSが流行した際は、沈静化するまでの3か月間の観光客数は著しく減少しました。今日は、タイのMERS問題と観光業、株価への影響についてご紹介します。

タイ国内で初となるMERS患者を確認。

MERSタイ

MERSは「中東呼吸器症候群」とも呼ばれ、元々は中東地域で発生した感染症。韓国での感染拡大が大きく報道されていますが、死亡例等も中東が大半を占めます。外務省の海外安全情報ページによると、「中東以外では、ドイツ、フィリピン、中国、韓国及びタイ」で感染が確認されています。

コロナウイルスは一般的に、飛沫や接触で感染・伝播し、風邪などの症状を引き起こします。また、下痢などの消化器症状も報告されており、重症の場合は呼吸不全を起こすこともあると、在タイ日本大使館が紹介しています。

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MERSはタイ経済およびタイの株価に影響を与えるか?

タイの王宮前

タイの証券会社KT-ZMICO社は6月19日の英文レポートで、MERSが交通・物流業界に与える影響を以下のように紹介しています。

  • 韓国・中東からタイへの観光客数は総観光客数比で、それぞれ約5%と2%
  • タイの航空会社の影響は最小限にとどまる。短期的に株価に影響を与える可能性あり。
  • タイの観光産業は過去、同様の問題に数回に直面しており、短期的な影響は避けられない。
  • 2003年のSARS発生時、観光客数は3ヶ月間著しく低下し、問題収束後に速やかに正常レベルに戻った。
  • SARS発生当時、タイの株価は15%急落。回復に2ヶ月を要した。

経済的な観点からすると、MERSが短期的に株価下落に導く要因になりかねません。ギリシャも国が傾きそうな情勢ですし、一時的な株安の可能性はありそうです。先日株を売ったという記事を書きましたが、BTSなど安値なら買いたい銘柄もありますので、今後も動向を注視したいところです。

冒頭でも書きましたが、観光はタイ経済の10%を占める主要産業。今後、感染者が拡大するようであれば、経済への影響は避けられないでしょう。とは言え、現段階ではウイルスを持ち込んだオマーン人が1名、郊外の感染症センターに隔離されている状態で、ウイルスは管理統制下にあります。

中東呼吸器症候群(MERS)に関するQ&A (厚生労働省)
中東呼吸器症候群(MERS)Q&A (国立感染症研究所)

MERSの一般的な予防策

▼休息、栄養を十分に取り、抵抗力をつける
▼手指などの衛生保持を心掛ける
▼人混みを避ける
▼マスクを着用する
▼咳やくしゃみの症状がある人とは可能な限り濃厚接触を避ける
▼温度の変化と乾燥しすぎに注意する
▼高熱、咳、呼吸困難などの症状が見られた場合は適切なタイミングで専門医の診断を受ける――。
(出所:在タイ日本大使館ウェブサイト)

過度な心配は必要ないと思いますが、MERSに関する情報は、上記の厚生労働省や国立感染症研究所のウェブサイトでも確認できます。観光や生活に大きな支障はないと思いますが、上の予防策を参考にタイでの観光を生活を楽しんでください!

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タイ株の大半を売却した話と、誰も触れたがらない「あの問題」について。

タイ株投資を始めて2年が経過しようとしています。日本株は10年以上取引し、リーマンショックやアベノミクスももちろん体験しました。基本的にタイ株は中長期保有という事で購入し、購入時の株価より8%下がったら売るという「8%ルール」を使っているため、大きく負けた株はありません。

しかし、実は既にタイ株の大半を処分してしまいました。幸い2倍以上になった株も数銘柄あるため、そうした銘柄は元本分を売却し利益分のみを保有し続けています。なぜ、タイ株の大半を売却したか?を今日はご紹介したいと思います。

タイを揺るがす「例の問題」と、タイ株売却について。

タイ株チャート2015年5月

2014年11月~2015年4月末のSETチャート

まず、最初にタイ株SET指数の6か月チャートをご紹介します。今年2月には1,619バーツまで上値を追いましたが、その後はじりじり下げる展開となってきました。

冒頭に書きましたが、タイ株はバフェット方式で中長期保有で考えていました。しかし、保有株式の大半を売却することにしたのは、ある「写真」が大きく関わっています。(ここからは少し抽象的な表現となります。)

サムローンの街角

サムットプラカーン県・サムローンの街角

タイに来られたことのある方は、タイの街中で「ある方の写真」を目にしたことがあるという人も多いでしょう。日本で言うと明仁様に近い存在の方です。これが4月2日前後から、別の女性の写真に変更され、その状態を今も続けている場所が多いのです。

この話題についてはこれ以上深く触れませんが、「今の状態は例年にないことです」とだけ付け加えておきます。

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タイ株から不動産や外貨へ資産を移動させました。

タイ株取引とタイバーツ

資産運用にはさまざまな商品がありますが、株式は不動産以上に経済の影響を受けやすく短期的な変動が激しい商品です。そこで僕個人としては、株式から割安なタイ国内の不動産に資金をシフトさせたり、ドル建てなどの外貨保有率を少し高めています。

Sell in May and go away, don’t come back until St Leger day.」(5月に売って立ち去れ、9月のセント・レジャーデイ{9月第2週土曜日}まで帰ってくるな)という格言がアメリカにはありますが、タイ株の動きは今後どうなるでしょうか?

SET・タイ証券取引所

タイの証券取引所

個人的には大きく下がった際には、すぐ買戻しを入れたいと考えています。持ち株もあるので、上がっても下がっても良し。泰然自若でマーケットに向かうつもりです。タイには先進諸国にない独特な法もあり、抽象的な表現になってしまいましたが、備えあれば憂いなしということで、この話題をご紹介しておきます。

※投資に関する判断は、個人責任の上で行ってください。この記事はあくまで筆者個人の考え・見解を述べたものです。

追記:2016年10月13日、タイ王国のプミポン国王が逝去されました。

プミポン国王逝去、タイのいちばん長い日の記憶

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世界同時株安でタイ株が急落!月曜には2008年以来の株価急降下を記録した。
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世界同時株安でタイ株が急落!月曜には2008年以来の株価急降下を記録した。

タイ株が急落しています。7営業日連続の下げを記録し、直近の高値からは約10%の下落しました。先日、(グロビジ!)でも懸念を示した通りで、非常に弱い展開。水曜日は値を戻した市場が多いものの、まだ予断を許さない状況は続いています。

今日はバンコクポストに掲載されたSET(タイ証券取引所)の、Kesara社長のインタビューをご紹介します。

タイ株の下落理由に「非常事態」は存在しない

タイ株日足チャート

SET(タイ証券取引指数) インデックスチャート 出所:Siam Chart ※筆者挿入

タイの株式は6日間連続で下落を続けている。

「タイ証券取引所での直近の急落はパニックによる狼狽売りと、アルゴリズム取引(取引の決定を行うため、高度な数学的モデルを使用するシステム)が原因で、通常取引が下落を引き起こしたものではない」と、SET(タイ証券取引所)のKesara Manchusree社長は語った。

また、急落の間に起こった強制決済はわずかな量にとどまった。「強制販売は月曜日の売上高のわずか0.1%」と、Kesara社長は付け加えている。彼女は、不安定な市場のため、ロスカットルールを遵守し、慎重に取引するよう投資家を促した。

月曜日のSET指数は2008年10月以来、取引時間内で最大の下落を記録。一時9.2%下落したものの、午後の早い時間には下落幅のギャップを戻している。翌火曜日は、タイ株急落のウワサと、原油価格の値動きにより、株価が揺り動かされた。

タイ株における他の懸念事項は、火曜に発表された中国の12月度の産業指標の弱さと、ロシア・ルーブルの弱さだ。Kesara氏は、投資家が悪材料にこだわるのではなく、公正な価値を欠いた株式や、市場のファンダメンタルズに焦点を当てるべきであると述べた。

タイ中央銀行のPrasarn Trairatvorakul総裁は、「月曜日のタイ株の値動きを理由とした、通貨バーツに対する介入など、特別な措置を導入する必要はない」と発言。バーツは米ドルに対して弱くなっているものの、ASEAN諸国の通貨は対ドルではどれも弱含んでいる。

(出所:Bangkok Post ”Nothing unusual behind sell-off” 筆者翻訳・要約)

歓喜の中で売り、悲観の中でタイ株を買う

SET・タイ証券取引所

タイ証券取引所(SET)

今回の株価下落は、中国を端緒とした世界同時株安や原油価格の下落、ロシア・ルーブル問題などが絡み合っているのは間違いないでしょう。マーケットのことなどで世界各国の動きに影響され、タイ株も価格が変動します。QE3のときと同様に、アメリカへの資金還流がタイ株下落の要因ではないかと思います。

とはいえ、国内に大きな悲観要因はないように思いますし、先週たまたま売っていたタイ株の売却資金を使って、今週下落相場の中でタイ株を買い戻しました。「歓喜の中で売り、悲観の中で買う」とはバフェット氏の言葉ですが、愚直にこれを繰り返していきたいと思います。


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我々がすべきことは単純だ。他人が強欲なときに臆病になり、他人が臆病なときに強欲になりさえすればいい。臆病と愚行がもたらす安い株価を、待ってましたとばかりに有効利用する。 -ウォーレン・バフェット談-

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日本の格付けがボツワナと同じレベルに!資産分散を今こそ考えてみませんか?

世界経済の動向が、やや不安定です。12月9日の中国株の急落を発端に、世界的な同時株安が発生しました。タイ株もこの4日間で、SET(タイ証券取引指数)が7%も下落。杞憂であれば良いのですが、原油安やアメリカの金利上昇という材料もあります。

今日は、世界経済の動向と、通貨を分散して資産を持つことの重要性をご紹介します。 続きを読む