タイ株

BTSの株価が史上最高値を再度更新。バンコクの都市鉄道計画をご紹介します。

タイ株の筆頭格、バンコク都内を走るモノレールのBTS株が値を上げ、史上最高値(10.40)まで来ました。

僕も利用しているタイ国内の証券会社KT-ZMICO社から、ちょうどBTS株に関するレポートが出ています。今日は第2四半期の決算内容も含めて、BTS株とバンコクの都市路線計画についてご紹介します。

タイの高架鉄道「BTS社」は日本の東急グループ?2015年はますます成長が加速するらしい!

BTS、株価は目標(11.30バーツ)に向けて加速-KT-ZMICO社

BTS Phayathai

BTSスカイトレインの車両

第2四半期決算の発表後も、当社(KT-ZMICO社)はBTSの2015年-16年会計年度における利益予測から、我々の基準(短期的に買い)を維持する。

株価が大幅に続伸しているものの、路線延長計画を含む、潜在的な成長性には変化はない。2015年-16年会計年度の配当利回り(5.87% ※出所SETTRADE)も維持されるだろう。Bt11.30を目標とした「短期的に買い」評価を維持。

BTSは、第2四半期(7月-9月)に633万バーツ(約22億円)の純利益を報告、その結果、前年比マイナス33%、前四半期比マイナス3%下落した。しかし、14年の第2四半期と15年(会計年度)第1四半期の2回で異常項目の整理をした結果(後述)で、それを除けば今四半期の利益は、前年比マイナス2%減少、前四半期比12%増加となる。

前年比-33%、前四半期比-3%下落した理由は、前年度にあった不動産取引(前年比-82%)が終了したことが原因。売上利益率は前会計年度の47%から、53%へと上昇した。

15年会計年度前期、BTSは収支予測に変更なし。BTSGIF(BTS社のインフラファンド)の高い利益(前年比+27%)が大きく貢献しており、前年同期比7%増の12億バーツ(約42億円)の利益を見込んでいる。

(出所: KT-ZMICO ニュースレター 2014.11.10 筆者翻訳・要約)

BTS社の課題、不動産事業は大手サンシリ社と提携

sansiri_logo

2014年10月に、BTS社は不動産部門でタイ国内の大手上場ディベロッパーSansiri(サンシリ)社と業務提携し、モノレール駅などから500メートル以内の距離に大型コンドミニアム等を建設すると発表しています。

▼『Sansiri, BTS to develop property projects

バンコクの交通インフラは急速に拡大中。

バンコク都市路線計画と現在

バンコク都市路線計画と現在

このブログでも何度か取り上げてますが、バンコクの都市路線計画は現行路線(上図右)から、2032年までに上の図の左のように大きく発展する予定です。

違いは一目瞭然で、大阪・京都・神戸の合計(約1,700万人)と同等の人口を持つバンコク首都圏はその規模感に応じた都市路線計画を既に策定済み。地下鉄は環状線となり、バンコク都内から周辺部まで路線が伸びていきます。民営企業であるBTSの株価も成長に応じて上げていくのでは?と、僕も推測する理由は、今の大阪を知っているからにほかなりません。

タイ証券取引所(SET)もタイのインフラ事業に関する日本語レポートを発行しています。ご興味がある方は、以下のURLからぜひご覧になってみてください。

▼『タイ 課題から見えるチャンス ファンダメンタルズに注目

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タイ株、SET指数が1600を突破。自社株買いを進めるBTS株も史上最高値を更新!

タイ株のSET指数は、2014年9月26日(金)の終値で1,600ポイントを突破。経済の先行指標とも言えるタイの株価は、今年の春以降ずっと上昇を続けています。

SET指数は1,600を突破し、直近3年の最高値まであと僅か!

タイ株チャート2014年9月タイ株チャート 2014年9月 出所:SET

2013年5月につけた直近3年間の最高値が1,631ポイント。2013年に下落分を取り戻し、最高値更新まであと31ポイントというところに入ってきました。ちなみに過去の最高値は1,789.16ポイントで、94年1月5日に記録しています。

BTS(バンコク高架鉄道)株が、史上最高値を更新!

BTS株価チャートBTS株価チャート 2014年3月~9月

そんな中、タイの交通インフラ株筆頭とも言えるBTS株(バンコク高架鉄道)が史上最高値を更新してきました。一時10.20を記録し、9月27日の終値ベースでは9.95バーツ。上のチャートでも分かるように、右肩上がりで株価が上昇してます。

実はこのBTS、自社株買いを進めています。タイの企業の中でもBTSのIRは非常に充実しており、会社の議事録や子会社買収など様々な資料を閲覧可能です。今回の自社株買い、僕は登録しているBTSのメールアラート(会社情報が更新されると送られてくる)で知りました。以下のサイト左下から登録可能です。

http://www.btsgroup.co.th/en/investor.php

インフラ株に、タイ株ポートフォリオの大半を集中させてます!

bts-pic

このブログでも何度か紹介していますが、僕が保有しているタイ株は「インフラ関連株」が大半です。これらは大型株で、急激な株価上昇は期待できませんが、特に上の2つ(下記参照)は高配当が魅力。それぞれ、6%と4%という配当利回りで、且つ新興国には欠かせないインフラ事業。特にBTSは僕のポートフォリオの4割近くを占めています。

  • BTS (バンコク高架鉄道)
  • BECL (バンコク高速道路)
  • TASCO (タイのアスファルトメーカー)
  • BLA (バンコク生命保険)

僕が大きくタイ株を買い始めたのは2013年の8月からです。これまで日本株や中国株などもう10年以上の取引経験がありますので、自分の性格や取引時のマイナス要素も分かってきました(笑) その辺りも考慮し、タイ株の保有スタイルとしては「長期保有、毎月一定額を買い増し」というスタイルを取っています。

このスタイルには、理由があります。前提として、タイ経済はアジアの成長に合わせてこれから5年・10年と成長を続けると、僕は考えています。そして長期保有は、僕が人生で会いたい人3名の中の一人、ウォーレン・バフェットの考えを取り入れたもの。世界一の投資家で、僕も彼の自伝『スノーボール』は何度も読み返しています。

スノーボール(改訂新版)〔上〕 ウォーレン・バフェット伝 (日経ビジネス人文庫)

本来は敬愛するバフェット氏が提唱する「安く買って、持ち続ける」を実践したいのですが、安くなるのを待つばかりでは買いのチャンスも逃しますし、焦って高値掴みするのも避けたいところ。そこで長期保有ながらも、毎月買い増しをしています。成長する新興国株式にポートフォリオの一部を投下するのは面白いと思いますよ!

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