バングラデシュ

バングラデシュの治安、ハルタルなどダッカで気をつけるべき6つのこと

バングラデシュの治安が悪化し、暴動やテロなどが近年続いています。詳しく後述しますが、私が滞在した2015年以降、「ハルタル」と呼ばれるデモが原因で、ダッカ都心まで多くの被害が出ています。2016年もハルタルは続いています。

私もバングラデシュの首都ダッカに行きました。今後渡航される方向けに、最大のリスクである「ハルタル」を含むバングラデシュで治安上気をつけるべき6つの点についてご紹介します。

※ホルタルと表記することもありますが、(グロビジ!)では日本大使館の表記に合わせてハルタルと表記しています 続きを読む

バングラデシュ第2の経済を誇る、最大の港湾都市チッタゴン

バングラデシュ第2の都市チッタゴンを訪れました。これまでに首都ダッカの主要エリアやバングラデシュの物価を紹介しましたが、今日はバングラデシュ最大の港湾都市チッタゴンをご紹介します。 続きを読む

バングラデシュ滞在記まとめ。投資先・旅行先として、今ダッカは有望なのか?

ASEANで事業を営む人にとっても、バングラデシュは注目している国のようで、年末年始に首都ダッカと第2の都市チッタゴンを訪問して以来、「バングラデシュどうだった?」と聞かれることが増えています。

(グロビジ!)では、これまでバングラデシュに関する記事を計7回紹介してきましたが、今回は総集編という形でまとめレポートをご紹介します。(より詳細を知りたい方は、各項の末でご紹介している元記事をご参照ください)

1. バングラデシュの基本データ (人口、GDP、経済成長率等)

ダッカ中央駅

人でごった返すダッカ中央駅

基礎データ:人口1億5,250万人、平均年齢23.5歳、一人当たりGDP1,033米ドル、経済成長率6.1%/年、新卒大学生の給与は6,500タカ(1万円)程度。首都ダッカの人口は1,181万人。人口密度世界一の国として知られる。
(出所:(グロビジ!)バングラデシュ TOPページ)

バングラデシュの国土面積は14万4000㎢で、日本の国土面積の約40%。そこに、1億5,200万人もの人々が暮らしています。シンガポールなどの都市国家を除けば、世界最高の人口密度を誇る国。街中には、平均年齢23.5歳というデータが示す通り、若者や子供を中心に人が溢れかえっています。

給与は年々向上していますが、新卒大学生なら約1.8万円から。但し、言語が出来たり、技能を持っている場合は格段に給与が跳ね上がることも多くあります。ワーカーは低賃金で、ホワイトカラーの給与が増加、そして富裕層はますます金持ちになるという所得の格差は、東南アジアと同様で、とどまる気配がありません。

GDPや経済成長率、インフレ率に関する考察は以下の記事でまとめています。ご参照ください。
人口密度世界一の国、バングラデシュの首都ダッカへ行ってきます。投資先として注目される3つの理由とは?

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2. 首都ダッカやチッタゴンなど、バングラデシュの物価について

タイとバングラデシュの物価比較

バングラデシュでは、新興国の定番とも言える物価の2極化現象が起こっています。ローカル向けの食べ物や交通インフラの価格は安く、外国人や富裕層向けのサービスは軽く10倍以上の値段設定がされています。ただ、お金を払えばそれなりにサービスは充実してますので、ミャンマーよりは格上と言えるでしょう。

また、預金金利は約6%前後ですが、外国人がバングラデシュ国内の銀行口座を開設することは出来ません。恐らく有力者の紹介やワイロなどの方法はあると思いますが、一般的にはビザや労働許可証の保有が前提です。

バングラデシュのCNGタクシー

ダッカやチッタゴンの中距離移動の定番、CNGタクシー

首都ダッカの交通インフラは、都市電車や地下鉄はなく、タクシー、CNG(天然ガス車タクシー)、リキシャー(人力車)のいずれかを選ぶことになります。どれも公共交通機関ではないため、外国人価格が存在します。相場を知るにも時間がかかりますので、近くにいるバングラデシュ人に相場を聞くなどの対応が有効でしょう。

また、国内地方都市への移動は鉄道網や長距離バス、バングラデシュ国内線の航空会社が存在します。ホテルや人件費、その他の物価については、以下のURLでご紹介しています。

バングラデシュに来ています。首都ダッカの物価や今後の可能性について。

ダッカの主要エリアについて

バングラデシュ・ダッカ市内図

ダッカ市内の各地区を一言で分類するのは難しいですが、赤色のボナニ・グルシャン・モティジールが主要ビジネス地区と言えます。外国企業はボナニやグルシャンに進出することが多く、モティジールには中央銀行や証券取引所があるなど金融の中心といったイメージでした。

ダッカの「グルシャン、ボナニ、モティジール」、アジア最貧国のビジネス街が大きく発展中。

一方で、青色はやや下町のような雰囲気の街です。オールドダッカやカウランバザールがそれで、空港のやや北にあるウッタラ地区は新興住宅地と言った趣。上の記事でも書きましたが、個人的には「もしバングラデシュに住むなら、ボナニに家を借りて、グルシャンへ通勤するのが理想」という感じです。

アジア最貧国バングラデシュの下町、オールドダッカ・カウランバザールを歩いてみた。

後述しますが、バングラデシュでは現時点でハルタル(ホルタル)という反政府デモも頻発しています。もしビジネスや視察旅行で行かれる場合は、必ず英語が通じる一定以上のランクのホテル利用を強くオススメします。

チッタゴン、バングラデシュ最大の港町について

チッタゴン港に停泊する船

バングラデシュ国内でもう一都市見るとするなら、最大の港を持つチッタゴンでしょう。人口350万人(うち日本人は100人程度)を抱える、国内第2の経済都市でもあります。

チッタゴンには、第2次世界大戦時に戦没した元傷病兵を祭る「日本人墓地」や、社会の教科書にも出てくる「船の墓場」などもあります。後者は観光地ではないため、現場に詳しいガイドを手配する必要がありますが、巨大な船を手作業で解体していく様は、他ではなかなか見られないでしょう。

チッタゴンの紹介に加え、バングラデシュの外貨持ち出し制限についても以下の記事で触れています。
バングラデシュ第2の経済を誇る、最大の港湾都市チッタゴン。

バングラデシュ渡航時の注意点について

ダッカのハルタル被害状況マップ

在ダッカ日本大使館発行のハルタル被害状況マップ(2015年1月)

この記事を書いている時点での最大のリスクは、ハルタル(ホルタル)です。先に触れた通り、反政府デモの一種で2015年に入り、火炎瓶の投擲(放火)や爆発事件などが頻発するようになりました。

少し古い資料ですが、2014年8月に発行されたフコク生命のレポートをご覧ください。

バングラデシュの悪しき文化の象徴とも言われる「ハルタル」の存在は、外資の進出を思い止まらせる要因となり得る。(中略) 政権与党に対する政治的な意図をもった街頭での抗議活動と言い換えると分かり易い。 (中略) ひとたびハルタルが宣言されると、街中の商店やガソリンスタンドが軒並み閉まってしまうなど、市民生活やビジネスに直接的な影響がでる。平和裏に抗議活動が展開されるのであればまだ良いが、通常は暴力を伴ったイベントと化し、街の治安が一気に悪化するから厄介である。

僕がダッカに入った2015年年始のホルタルは、さほど大きな騒ぎではなく、翌週から過激化しました。一般的にハルタルは前日までに、危険なエリアが通達されます。特にオールドダッカなどの観光地が危険とされています。渡航時や出張の際は、ホテル選びにも十分配慮しましょう。以下が中級高級ホテルのオススメです。

ザ・ウェスティン ダッカ (The Westin Dhaka)
ラディソンブルー ダッカ ウォーターガーデン(Radisson Blu Dhaka Water Garden)
パン パシフィック ショナルガオン ダッカ (Pan Pacific Sonargaon Dhaka)

その他の注意点として、「金・土が公休日、女性特有の問題、外国人価格、治安情報」なども、詳しくは以下の記事に書いていますので、ぜひご覧ください。
バングラデシュのハルタル(ホルタル)には要注意!ダッカ滞在で気をつけるべき6つのこと。

バングラデシュは投資先として有望なのか?

バングラデシュ・ダッカの路線バス

混雑する首都ダッカのローカルバス

バングラデシュ滞在記のまとめとして、記事タイトルの「今投資すべきか?訪問すべきか?」について考えました。もう既にお気づきかもしれませんが、現時点での結論は「NO」です。今飛び込むべきとは思えません。

理由はやはり「ハルタル」です。僕が滞在した時期もハルタルと重なり、街中でデモパレードをしていました。しかし現在は火炎瓶を投げるなど、事態は深刻化しているようです。ホテルの従業員からも言われましたが、外出時に注意するのは当然で、現地の人でも指定エリアへの外出は極力控えます。

チッタゴンの裏通り

港湾都市チッタゴンの裏通り

バングラデシュは人口の割に、目ぼしい外資サービスがなく今後のポテンシャルは高いと僕は思います。一方で、かなりハイリスク・ハイリターンという点は否めません。ハルタルが頻発すれば、特に来客が売上に直結するサービス業は影響を受けるでしょう。縫製業でも労働力確保などの面で問題も加わってきます。

在バングラデシュ日本国大使館

正直なところ、僕はバングラデシュに住んだこともありませんが、今はアジア諸国を見まわしても、直感的にダッカやチッタゴンに飛び込むタイミングではないと思います。視察のタイミングとしても、今はオススメしません。治安情報は、現地日本大使館のサイトく詳しく書かれてますので、渡航前にぜひ参照ください!

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(グロビジ!) バングラデシュ
アジア・中東の鉄道網および高速道路計画。
【インタビュー】インドネシアで働く現地採用者に、ジャカルタ生活について聞いてみました。

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アジア最貧国バングラデシュの下町、オールドダッカ・カウランバザールを歩いてみた。

今日はダッカの下町、オールドダッカやカウランバザール、そして郊外の新興住宅地ウッタラ地区(青枠部分)をご紹介します。今回はバングラデシュの首都ダッカ「主要地区ご紹介」の後篇となります。前編の記事も是非ご参照ください。

ダッカの「グルシャン、ボナニ、モティジール」、アジア最貧国のビジネス街が大きく発展中

バングラデシュ・ダッカ市内図

赤枠エリアは、前回紹介した首都ダッカにあるビジネス街・金融街。バングラデシュは「アジア最貧国」と言われていましたが、想像以上の発展ぶりでした。一方、今日紹介する青枠エリアは、いわゆるベッドタウンとも呼べるエリア、「下町」です。それでは、いってみましょう。

人口密度世界一のバングラデシュ、その下町は人のるつぼ。

バングラデシュ・ダッカの路線バス

バングラデシュ・ダッカの路線バス

バングラデシュは世界一人口密度の高い国(シンガポール・モナコなど都市国家を除く)として有名です。先日ご紹介したボナニ・グルシャンは高級なエリアのため、穏やかで洗練された町並みが特徴でした。一方、下町はと言うと、予想通り「人」の群れ。特にダッカ中央駅などは、筆舌に尽くしがたい状況です。

ダッカ中央駅

ダッカ中央駅前 (コムラプール駅)

バングラデシュはインド文化圏とも言える南アジアに所属し、東南アジアに多いトゥクトゥクではなく、リキシャー(人力車)が主な交通手段の一つ。中距離の移動には天然ガスで走るCNG(シーエヌジー)という簡易タクシーが便利です。タクシーは台数が極端に少なく、流しで捕まえるのは困難。

バングラデシュのCNGタクシー

バングラデシュのCNG (天然ガスで走る簡易タクシー)

バングラデシュの一人当たりGDPはようやく1,000ドルを超えたところで、これからバイクや車が普及するモータリゼーションに突入する過渡期。とは言え、最低月給は6,500タカ(約1万円)の上、毎年6%台の経済成長やインフレの影響で個人ローンの金利は何と15%。車の普及にはもう少し時間がかかりそうです。

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ムガル帝国時代に興った旧市街、オールドダッカ

オールドダッカ

オールドダッカは、ムガル帝国に作られた言わば旧市街。まさに下町と言える場所で、今回出会ったバングラデシュ人の友人も複数がココに住んでいます。街を歩けば、物売りやリキシャーの運転手が声を掛けて来る場所。モスクから流れるアザーン(礼拝への呼び掛け)が、いかにもイスラム教国という感じ。

訪れたのは金曜日で、ムスリムにとっては集団礼拝の日。バングラデシュではお休みです。オールドダッカの街も人が多そうに見えますが、上の写真も閉まっているお店の前に露店が出ているだけで、普段は2倍以上の人が往来してるそう。外国人が住むには、厳しいエリアと言えるでしょう。

オールドダッカ2

普段はこの2倍から3倍の人が歩いているそう (写真は公休日である金曜に撮影したため)

オールドダッカの街並みや人々に関しては、下のブログの写真が実に臨場感あります。ご興味がある方はぜひご覧ください。女性ならでは視点や写真がいい感じです。

バングラダッカ観光1オールドダッカをリキシャで駆ける! (la-voyagerie.net)

開発が進む卸売市場、カウランバザール地区

ダッカ・カウランバザール周辺

ファームゲートからカウランバザールへ向かう途上

カウランバザールは、元々生鮮食品などの卸売市場が中心となったエリア。その後、国際チェーンのパンパシフィックホテルやオフィスビルの建築が進みつつあります。とは言え、少し裏手に入ればヒトやモノでごった返している場所。ダッカ市内では各地にありますが、スラム街も存在するエリアです。

ダッカ・ファームゲート周辺

ダッカのファームゲート地区

ファームゲートと呼ばれる賑やかな地区も、カウランバザールに隣接しています。外国企業向けとは言えませんが、ここもダッカのビジネス街の一つ。元々この場所は「大きな農場」であったことが、地名の由来だそうです。

ダッカ郊外の新興住宅街、ウッタラ地区

ウッタラ地区で進む不動産開発

ウッタラ地区で進む不動産開発

ウッタラは上記2エリアとは趣の異なる新興住宅地です。ダッカの中心部は渋滞が激しいことから、少し郊外に居を構えて生活する市民も増加しています。いわゆる2等地に当たるところですが、不動産の資産価値で言うならば値上がりの期待できるエリアとも言えるでしょう。

いかがでしたか?前回の記事に比べて、首都ダッカ市内でもローカル色の強い地区のご紹介となりました。正直、観光には良いと思いますが、外国人がビジネスをするには厳しいでしょう(特にサービス業)。ウッタラ地区は、空港まで10分とアクセスが良い分、少し中心部から距離があります。

先日も書きましたが、外国人がビジネスをするならグルシャン・ボナニあたりが間違いないような気がします。数か月以内には、詳しい調査を再度行う予定です。次回は、バングラデシュ最大の港湾都市チッタゴンをご紹介します。日本なら横浜に例えられる、海上物流の拠点です。ご期待ください。


地球の歩き方 バングラデシュ 2015~2016

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ダッカのグルシャン、ボナニ、モティジール、アジア最貧国ビジネス街が発展中

バングラデシュの首都ダッカは人口約800万人、首都圏人口は1,500万人を数える大都市。先日の記事「バングラデシュの首都ダッカ、投資先として注目される3つの理由」でも紹介しましたが、国の人口密度は世界一、その首都ダッカはどうなっているのでしょうか?

今日はバングラデシュの首都ダッカの主要エリア、グルシャン、ボナニ、モティジールを東京およびバンコクと比較しながら、ご紹介します。(当ブログ読者の3割はタイ在住の日本人で、私自身が東京よりバンコクに詳しいため)

バングラデシュの首都ダッカ、元「最貧国」とは思えない発展ぶり

バングラデシュ・ダッカ市内図

首都ダッカの主要エリアMAP

上のマップは、私が実際にダッカで訪れた6地区を表したものです。今回紹介する3地区は、比較的高級なエリアであるボナニ・グルシャン、そして金融街のモティジール。それに比べて、青色で囲んだ3地区は下町という雰囲気のエリア(後日紹介予定)です。

バングラデシュと言えば、かつて「アジアの最貧国」とも呼ばれた国で、殆ど人力で船を解体する「船の墓場」が今でも存在する国です。しかし、アジアの発展に伴い、この国も大きく経済成長してきました。それでは、ダッカの各地区を見てみましょう。

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ダッカの金融街、モティジール地区

ダッカ・モティジールの風景

ダッカの金融街、モティジール地区

ダッカ証券取引所

ダッカ証券取引所

モティジール地区は東京なら日本橋や兜町、バンコクならシーロムというイメージ。ダッカ証券取引所も同エリアにあり、金融機関が集中しています。ダッカ中央駅(コムラプール駅)や、大統領官邸、ボンゴボンドゥ・スタジアムなど重要施設もモティジールに集まっています。

高級ショッピングエリア・ボナニ地区

ダッカ・ボナニ地区の風景

グラミンユニクロ・ボナニ地区

グラミンユニクロ・ボナニ店

ボナニ地区は商業の中心です。首都ダッカでは少し郊外に大型ショッピングモールが数件ありますが、ボナニの中心となるボナニ・11ロードは東京で言う青山通り、バンコクならラチャプラソン交差点(チットロム)と言った雰囲気。飲食店を中心にオシャレなお店が裏通りまで並んでいます。

UNIQLOを経営するファーストリテイリングが、バングラデシュで生産を行っているのは有名な話ですが、現地のグラミン銀行と合弁で運営する「グラミンユニクロ」もボナニに店舗を構えています。タイで有名なカフェチェーン「Coffee World」もボナニ地区に2店舗目を計画しているなど、今後の発展が期待できるエリアです。

外資系の集まるオフィス街、グルシャン

ダッカ・グルシャンのオフィスビル

ダッカのオフィス街・グルシャンには、外資系の企業が集まる

グルシャン地区は東京で言うところの丸ノ内、バンコクならサトーンというイメージ。おしゃれなオフィスビルが並び、特に外資系の航空会社や貸会議室などもこのエリアに進出しています。大使館などもこのグルシャンに多くあるため、外国人の割合が多い地域です。

グルシャンのグロリア・ジーンズ・コーヒー

ダッカで一番オシャレだと思うカフェ、グルシャンのグロリア・ジーンズ・コーヒー

バングラデシュに十数社進出している日系企業も大半がグルシャンに住所を置いています。ダッカの中でも比較的治安も良いことから、外国人向けの高級なレストランなども点在します。

現時点でバングラデシュに僕が住むならこのエリア!

バングラデシュ NOVO AIR

僕の肌感覚では、もしバングラデシュに住むなら、ボナニに家を借りて、グルシャンへ通勤するのが理想。5日間のバングラデシュ滞在で、各地区を見て回っただけですが、暮らしやすいのはこのエリアでしょう。

渋滞もあり通勤距離が長くなれば、その分治安面でのリスクも増します。モティジール地区でやってみたいビジネスもありますが、会社を登記して拠点を置くならグルシャン、住むのは食が充実しているボナニ(日系のレストランも2店舗ボナニにあります)が良さそう。

いかがでしたか?イスラム教や日本料理店が少ないなど、日本人にとって住みやすい環境とはまだ言えませんが、首都ダッカには、洗練されたお店も少しずつ増えてきています。次回は、バングラデシュの下町であるオールドダッカなどの街並みをご紹介予定です。お楽しみに!


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バングラデシュに来ています。首都ダッカの物価や今後の可能性について。

バングラデシュの首都ダッカに来ています。年末年始を利用した市場調査。今日は、現地の物価を僕の住むタイと比べながらご紹介します。

※通貨であるバングラデシュ・タカと日本円のレートは1タカ=1.55円程度。昨年時点では1.3円などでしたが、急激な円安でタカ高が進行しています。

「貧しい国」とは思えない物価高。人件費の高騰と経済成長。

ダッカ・カウランバザール周辺

ダッカ市内・カウランバザール地区

結論から言うと、物価は想像以上に高いです。特に、バングラデシュの人件費の高騰が気になりました。それぞれ詳しく後述しますが、日本人が暮らすと仮定して、それなりの環境を求めるなら、間違いなくバンコク以上の予算が必要です。需要に供給が追い付いていないという、新興国ならではの問題が原因です。

  • 最低賃金:6,500タカ(10,000円)~
  • ホワイトカラー給与:12,000タカ(18,500円)~
  • バングラ人が住む中級アパート:12,000タカ(18,500円)~
  • 日本人駐在向けマンション:65,000タカ(100,000円)~
  • 屋台料理:30タカ(45円)~
  • 現地の食堂:200タカ(310円)程度~
  • 日本食:500タカ(780円)~

タイとバングラデシュの物価比較

ホテル価格はハッキリした2極化が特徴です。例えば、パンパシフィックやシェラトンなどの国際チェーンは100ドル前後、特に日本人駐在員が居住するグルシャンという高級地区のウェスティンなどは580ドルスタートです。一方、現地の中級ホテルは立地にもよりますが2,000タカ(3,100円)程度から。当然もっと安い宿泊施設も存在します。

人件費について、最低賃金は月6,500タカ(10,000円)前後。これはブルーワーカーに限った話で、大卒ともなれば給与は倍以上です。ダッカの識字率は70%を超えていますが、国全体では50%を超えた程度。ドライバーの平均給与は月90ドル程度。日本人宿で働く22歳の学生は住み込み・食事つきで月50ドルでした。

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バングラデシュの経済規模や可能性について

ダッカのジョムナ・フューチャーパーク

ダッカの新鋭ショッピングモール ジョムナ・フューチャーパーク

僕の肌感覚では、ミャンマーよりは明らかに発展しており、カンボジアも超えていると思います。カンボジアは会社設立が容易など、ここ2年で日系を含む外資の進出が相次ぎましたが、ダッカ在住の日本人経営者の方曰く、まだ日系企業は十数社とのこと。宗教の違いなどハードルはありますが、チャンスは大きいでしょう。

実際に首都ダッカと、バングラデシュ最大の港湾都市チッタゴンに滞在してみて、今後の可能性を感じ、ちょっとワクワクしてきました。本日夜にはバンコクに戻ります。次回以降、もう少し詳しくバングラデシュをご紹介していきます!

【航空券+ホテル】海外旅行エクスペディア★パッケージツアー

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バングラデシュの首都ダッカ、投資先として注目される3つの理由

投資やビジネスで次に来るのは、インド・スリランカ・バングラデシュ、そしてアフリカと仮説を立てています。数年前にインドもスリランカもほぼ一周し、初のバングラデシュ視察予定。タイに拠点を置く企業でも、スピード感のある会社はバングラデシュを視察しています。

私も首都ダッカを訪れる予定ですが、「なぜ、バングラデシュが投資先として注目されているのか?」。基礎データを交えながら、バングラデシュに注目すべき3つの理由をご紹介します。

  1. 人口密度が世界一
  2. ひとりあたりGDPはわずか1,033ドル
  3. 過去10年は毎年約6%の経済成長率を維持

バングラデシュ、国の人口密度は世界一!

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バングラデシュの首都ダッカの光景 (出所: World Population Statics)

バングラデシュは人口密度の高さが有名。北海道のわずか約1.7倍という面積に、日本の人口を超える1億5,250万人が暮らすほど。国の人口密度順リストでは、世界第1位(シンガポールやモナコなど都市国家を除く)。一定規模を持った国(地域)だと、台湾が2位、日本は5位となっています。

まだ平均所得は低いとはいえ、首都ダッカをはじめ狭い国土に人は溢れています。これは、ASEANで既に示現したような下記の良い影響を生み出します。

  1. 長期間にわたる人口ボーナス
  2. 周辺諸国に見られる都市部への人口流入や地方都市の活性化
  3. 中間所得層の増加による消費拡大

バングラデシュが独立したのは1971年。わずか40年程度の若い国です。その前には、1947年にパキスタン(当時、ダッカは東パキスタンの首都)として、インドから独立した歴史もあります。宗教はイスラム教(スンナ派が主流)。バングラデシュはベンガル語で「ベンガル人の国」という意味を持った国です。

一人当たりGDPは1,033ドル。ミャンマー・カンボジアと同じレベル。

dakha people

世界銀行によると、バングラデシュのひとり当たりGDPは、わずか1,033ドル(2013年)。ミャンマー・カンボジアとほぼ同じ数値です。一般的に、「ひとり当たりGDPが1,000ドルを超えると、バイクによるモータリゼーションが始まり、3,000バーツを超えると車が普及する」と言われます。

実際にダッカを訪れた事業家の方に話を聞くと、「ヤンゴンよりは進んでいる」と言います。ちょうどバイクの利用が増加してくる指標も出てますし、これから少しずつ中間所得層による消費も増えてくることでしょう。少しずつ、渡航が楽しみになってきました。

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バングラデシュでは、約6%の経済成長率が過去10年続いている

バングラデシュの経済成長率

バングラデシュの経済成長率(1980年~2014年) 出所:世界経済のネタ帳

バングラデシュの経済成長率は、2003年以降、年平均6%。インフレ率は年6%~10%の間で推移してきました。最低賃金はわずか4,500円程度。なんと、カンボジアの半分以下です。

ASEAN域内の軽工業は、低賃金を求めカンボジアやラオスに移転されつつあります。将来的には今以上に、ASEANからバングラデシュへ仕事が流れることになるのではないでしょうか。先に述べたように、労働力は豊富ですし、楽しみな国です。
(高付加価値な製造加工にはインフラ整備が必須のため、新興国への移転には時間がかかります)

バングラデシュで視察・調査予定のテーマ

ダッカ

首都ダッカは「世界で最も住みやすい都市ランキング」でワースト2位らしい

不動産価格、賃料相場、ダッカ証券取引所、女性の雇用(宗教上の理由で、女性の権利が確立されていないそう)、ユニクロ、グラミン銀行、銀行の預金金利、高層建築物、交通手段、交通インフラ計画(高速道路・鉄道・都市交通)、洪水問題、ごみの集積、上下水道

上記は首都ダッカやチッタゴンなどで視察してきました。詳しくは下記よりご覧ください。

追記:バングラデシュの首都ダッカと港湾都市チッタゴンなどのレポートを作りました。

バングラデシュ滞在記まとめ。投資先・旅行先として、今ダッカは有望なのか?
ダッカのグルシャン、ボナニ、モティジール、アジア最貧国ビジネス街が発展中
バングラデシュに来ています。首都ダッカの物価や今後の可能性について。



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Skyscanner(スカイスキャナー)で格安航空券を比較検索!利用時のメリットとデメリットを書いてみた。

2014年の年末年始はバングラデシュのダッカで過ごすことにしました!知人が住んでいたり、僕のお師匠もバングラデシュで会社を興す予定なので、実際に自分の目で見てくることにします。年末年始の飛行機は高いですから、昔から愛用しているスカイスキャナーを使って、チケットを探しました。

今日は格安航空券を比較検索できるサイト、「Skyscanner(スカイスキャナー)」 のメリットと是非とも注意すべきデメリットをご紹介します。

格安航空券比較だけじゃない!スカイスキャナーで時間を買おう。

スカイスキャナーでアジアを旅する

Skyscanner(スカイスキャナー)は2003年にスコットランドのエジンバラでスタートしたサービス。「世界中の全ての航空券の価格を集めて照合し、比較できる1つのウェブサイトを作る」というシンプルな理念のもと、完成されました。それが口コミで広がり、今ではタイ語を含む30以上の言語で運営されています。

スカイスキャナーの良いところは、各航空会社の格安航空券をこのサイトひとつで横断検索できること。下の写真のように、日ごとの料金なども一目瞭然です。価格の比較も可能ですが、圧倒的に時間が短縮できるのが最大のメリットでしょう。もちろん、手数料などは一切無料となっています。

スカイスキャナーの日記を読めば、使い方などがすぐ分かる!

Skyscanner_価格の比較例

スカイスキャナーの利用例、価格の比較が一目瞭然。

スカイスキャナーについてもっと知りたい方は、ブログ「スカイスキャナーの日記」がオススメ。使い方も分かりやすく解説されています。ちなみに、このブログに「2014年年末年始 格安航空券 TOP10」というランキングが紹介されており、1位ホノルルについて2位にバンコクがランクインしていました。

②バンコク
タイ・バンコクは隠れたビーチリゾートが点在する場所だったり、都市部はカウントダウンパーティーで盛り上がりをみせたりと日本人にも人気の旅行地です。
(出所: スカイスキャナーの日記 “2014年年末年始にスカイスキャナーで人気の格安航空券一覧”)

私も昨年はバンコク近郊で年末年始を過ごしました。都心部や王宮周辺では盛大にカウントダウンパーティーが行われ、外国人もタイ人も入り乱れて、新年を祝っていたのが印象的です。

スカイスキャナーのデメリット。小さい航空会社は調べきれない。

スカイスキャナーの価格比較例2

僕は2014年の年末年始に、行ったことのない新興国へ行こうと計画を立てました。候補はアゼルバイジャン、カザフスタンなど。結局、相当寒いという軟弱な理由で行先を変更したのですが、スカイスキャナーのデメリットも見えてきました。

例えば、最終的に行くと決めたバングラデシュ。この国には、ビーマン・バングラデシュ航空という国営航空会社(フラッグキャリア)があります。しかし、世界的に見ればまだまだ小さいこの会社は、スカイスキャナーでは検索できません(調べた中では、この航空会社が最安値でした)。

30言語対応のスカイスキャナーと言えども、「小さい航空会社に弱い」。これが最大のデメリットでしょう。

世界各国のフラッグキャリアを調べてから、スカイスキャナーを使う。

しかし、手料理と同様に、少し手間を加えることでデメリットは解決するもの。スカイスキャナーで最安の航空券を確認する前に、行きたい国の国営航空会社の会社名を調べておきましょう。該当する航空会社が出てこない場合、検索対象に入っていない可能性があります。なお、各国のフラッグキャリアはコチラから調べることが可能です。

最終的に、僕はバンコクエアウェイズ (スカイスキャナー検索対象)を使ってバングラデシュへ行くことにしました。同社はエコノミークラスであっても、スワンナプーム、チェンマイ、プノンペンなどの空港で、ラウンジ利用が可能です。皆さんもスカイスキャナーを上手に使って、年末年始や春休みの旅行先をチェックしてみてください!

航空券徹底比較『スカイスキャナー』

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