東南アジアで資産運用

タイ株の大半を売却した話と、誰も触れたがらない「あの問題」について。

タイ株投資を始めて2年が経過しようとしています。日本株は10年以上取引し、リーマンショックやアベノミクスももちろん体験しました。基本的にタイ株は中長期保有という事で購入し、購入時の株価より8%下がったら売るという「8%ルール」を使っているため、大きく負けた株はありません。

しかし、実は既にタイ株の大半を処分してしまいました。幸い2倍以上になった株も数銘柄あるため、そうした銘柄は元本分を売却し利益分のみを保有し続けています。なぜ、タイ株の大半を売却したか?を今日はご紹介したいと思います。

タイを揺るがす「例の問題」と、タイ株売却について。

タイ株チャート2015年5月

2014年11月~2015年4月末のSETチャート

まず、最初にタイ株SET指数の6か月チャートをご紹介します。今年2月には1,619バーツまで上値を追いましたが、その後はじりじり下げる展開となってきました。

冒頭に書きましたが、タイ株はバフェット方式で中長期保有で考えていました。しかし、保有株式の大半を売却することにしたのは、ある「写真」が大きく関わっています。(ここからは少し抽象的な表現となります。)

サムローンの街角

サムットプラカーン県・サムローンの街角

タイに来られたことのある方は、タイの街中で「ある方の写真」を目にしたことがあるという人も多いでしょう。日本で言うと明仁様に近い存在の方です。これが4月2日前後から、別の女性の写真に変更され、その状態を今も続けている場所が多いのです。

この話題についてはこれ以上深く触れませんが、「今の状態は例年にないことです」とだけ付け加えておきます。

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タイ株から不動産や外貨へ資産を移動させました。

タイ株取引とタイバーツ

資産運用にはさまざまな商品がありますが、株式は不動産以上に経済の影響を受けやすく短期的な変動が激しい商品です。そこで僕個人としては、株式から割安なタイ国内の不動産に資金をシフトさせたり、ドル建てなどの外貨保有率を少し高めています。

Sell in May and go away, don’t come back until St Leger day.」(5月に売って立ち去れ、9月のセント・レジャーデイ{9月第2週土曜日}まで帰ってくるな)という格言がアメリカにはありますが、タイ株の動きは今後どうなるでしょうか?

SET・タイ証券取引所

タイの証券取引所

個人的には大きく下がった際には、すぐ買戻しを入れたいと考えています。持ち株もあるので、上がっても下がっても良し。泰然自若でマーケットに向かうつもりです。タイには先進諸国にない独特な法もあり、抽象的な表現になってしまいましたが、備えあれば憂いなしということで、この話題をご紹介しておきます。

※投資に関する判断は、個人責任の上で行ってください。この記事はあくまで筆者個人の考え・見解を述べたものです。

追記:2016年10月13日、タイ王国のプミポン国王が逝去されました。

プミポン国王逝去、タイのいちばん長い日の記憶

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日本の格付けがボツワナと同じレベルに!資産分散を今こそ考えてみませんか?

世界経済の動向が、やや不安定です。12月9日の中国株の急落を発端に、世界的な同時株安が発生しました。タイ株もこの4日間で、SET(タイ証券取引指数)が7%も下落。杞憂であれば良いのですが、原油安やアメリカの金利上昇という材料もあります。

今日は、世界経済の動向と、通貨を分散して資産を持つことの重要性をご紹介します。

日本経済の信頼性はボツワナ・スロバキアと同ランク?

Gaborone_Airport

ボツワナの首都、ハボローネにある国際空港 (出所:Wikipedia)

特に日本は、消費税増税を先送りした影響で、先日、格付け会社のムーディーズが日本国債レーティングを「Aa3」から「A1」に1段階引き下げました。上から5番目のランクで、韓国より下、ボツワナやスロバキアといった、多くの方が知らないような国と肩を並べています。それほど日本の行く末が懸念されているのです。

日本国債を「A1」に格下げ ムーディーズ (日本経済新聞)

この(グロビジ!)でも、『台湾の人口は2022年から減少に入り、2025年には超高齢化時代に突入。経済の先行きが心配されている』という記事を、先日ご紹介しました。参考までに2007年から、日本は超高齢化社会に突入しています。「自分の資産を守るためにどう対処するか?」、これは日本人にとって課題になってくるでしょう。

日本人の国内資産は2_3に減少

上は先日開催したASEAN・タイ不動産経済セミナーでご紹介した、プレゼン資料の一部です。例えば10万米ドルや250万バーツで買える「コンドミニアム(マンション)」を例としてイメージいただくと良いかもしれません。2年前に800万円で取得できたマンションが、円安の影響で現在では1,180万円に値上がりしています。

つまりこれが、日本円の価値が減少している「円安」の影響です。日本で生活していると分かりにくいですが、この2年で、日本人の円建て資産は驚くべき勢いで減少しました。(ドル円が一時120円を突破した今、輸入品が値上げされ、円安の脅威は日本国内でも体感できるようになるでしょう)

3か月に1回、ポートフォリオの見直しをしてみましょう!

資産配分(2014.12)急激に進む円安の対策として、「日本円以外でも通貨を持つ」ことが重要です。例えば、資産の1割でも外貨で持っておけば、これから円安がさらに進んでも、リスクヘッジが可能です。例えば、資産の2割をドル建てで持っていた方は、資産全部を日本円で持っていた方より、目減り額は少ないはずです。

僕もドル建て資産はポートフォリオの15%程度で、年明けまでに25%程度へ増やす予定です。今、米国は雇用も強いですし、Appleなど企業も同様で、まだまだドル高トレンドは続くと思っています。どの通貨で保有するかは人それぞれですが、僕はバーツ建て資産が7割なので、ドル建て資産が欲しいというところですね。

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具体的な投資先は考えていませんが、現状は金利5%を超えるカンボジア国内のドル建て定期預金が第1候補。資産を各国に分散させるという意味では、海外はとても便利ですね。

僕も年明け決済でバンコク郊外の不動産取得を考えており、取得費用捻出のため、少数保有の株式を売却したところでした。不動産は株式よりも景気の変動を受けにくいため、資産の一部として持つのも良いかもしれません。まずは、資産の10~20%だけでも外貨建て資産を持つよう、お勧めします!


日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル

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