アセアン経済共同体(AEC)とは何ぞや?5分で分かる関税動向や影響まとめ。

アセアン各国のみならず、世界全域で2015年末に発足した「AEC」が注目されています。ASEAN在住者はご存知と思いますが、雑誌やTV・新聞などでも良く取り上げられるトピック。

「AEC」は、ASEAN Economic Communityの略で、日本語では「アセアン経済共同体」と呼ばれています。発足から数年たつ今も周辺国が動向に注目しています。「ASEAN経済共同体(AEC)」と、起こり得る変化について、ご紹介します。

続きを読む

タイの「少子高齢化」問題を考える。タイ経済は今後どうなるのか?

タイでは、日本同様に少子高齢化問題が懸念されています。2017年以降は政府や金融機関なども関連ビジネスへの支援を少しずつスタートさせてきました。

今日はタイの英字新聞『The Nation』から、タイの高齢化問題の見通しについて紹介します。

続きを読む

アジア全域の鉄道網開発計画(2018年版)

ASEANの経済成長が続いています。かつて新興国と呼ばれた地域は、周辺の中国・インドの経済成長を受け、急速にインフラ整備も進行中。はじめてタイに来られた方が、BTS(高架鉄道)やMRT(地下鉄)を見て、思った以上の発展ぶりと仰るように、想像を超えるスピードでの経済成長と言えるでしょう。

普段はタイ国内の経済情報を中心にお届けしていますが、今日は少し範囲を広げ、「アジア・中東の鉄道網・高速道路計画」について紹介します。

続きを読む

ASEAN不動産投資は経済成長だけでなく●●政策の確認が重要!

日本国内でもASEAN不動産が注目されています。近年はコンドミニアム法の施行を受け、ベトナムやフィリピンなどへの投資も広がりを見せてきました。

タイの英字新聞『バンコクポスト』にて、CBREタイの代表がカンボジア不動産に投資する際の注意点をコメントしていたので、今日はその紹介とASEAN不動産投資時に注意すべき観点を紹介します。

続きを読む

ASEANの証券取引所まとめ。2015年設立のミャンマー株は買いか?

先日の大阪出張の際に、中央区北浜にある大阪証券取引所へ行ってきました。日本行の機内で『日本相場師列伝―栄光と挫折を分けた大勝負』を読んでいたこともあり、完全に影響を受けたのです。

続きを読む

ASEANにおける中国人民元の流通量や存在感が年々上昇

流通量が年々拡大している中国・人民元。タイでも中国人観光客は増加の一途で、ロイターの記事でも2015年には812万人(前年比76.31%増)で過去最大に達すると報道されています。

私がミャンマーやカンボジアなどを訪れていても、中国人労働者や観光客は至る所に存在します。当然、貿易でも人民元の利用は増加していることでしょう。今日はバンコクポストの記事から、ASEANにおける中国・人民元の流通に関する記事を紹介します。

続きを読む

ASEAN諸国がアセアン共同体の発足宣言に調印

アセアン共同体(Asean Community)の発足に伴い、ASEAN計10か国の首脳が2015年11月22日にクアラルンプールで調印式を行いました。

この調印を機に、今後アセアン経済共同体(AEC)などの枠組みがASEAN域内で正式に稼働を始めることになります。まずは調印の様子と、ASEAN共同体の初代議長となるマレーシアのナジブ首相の発言をご紹介します。

続きを読む

ASEANの中間所得層は今後10年で2倍の1億2500万人へ。AEC発足を2015年末に控え

AEC(アセアン経済共同体)の発足まで残り2か月となりました。AECとは大雑把に言えば、ASEANに加盟する10か国間で、ヒト・モノ・サービスの動きを自由化しようとする動きです。しかし実際に運用は開始されるのでしょうか?

続きを読む

ASEAN及びタイの経済見通し。世界的監査法人のグランド・トンソン社インタビューより。

世界屈指の監査法人として有名な国際会計事務所、グランド・トンソン社のグローバルCEOのインタビューがタイの英字新聞『The Nation』に掲載されました。今日は同記事から、「世界的監査法人が語った、アセアンおよびタイの … 続きを読む

アセアン経済共同体発足後の動きはどうなる?東南アジアの経済成長を左右する「AEC」について。

ASEAN経済共同体(AEC)の発足が2015年末に控えています。2008年に同構想がスタートして以降、関税の撤廃は順調に進んできました。将来的にヒト・モノ・サービスの自由化が期待されていますが、具体的にASEAN域内の … 続きを読む