タイの入国ビザ情報

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タイでの長期滞在に必要なのがタイへの入国ビザ(査証)。日本人がタイ滞在時、30日以内ならビザ不要、30日を超える場合はビザを準備する必要があります。

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かつては滞在期限超過前に隣国へ出国し、再度タイへビザ無しで戻る「ビザラン」と呼ばれる手法を繰り返す日本人も多くいました。しかし近年、タイ政府のビザラン引き締めによって、30日を超えて滞在する場合は正規にタイのビザを取得する必要が出てきました。

タイでのビザラン規制がさらに厳格化!空路再入国も厳しくなった模様 (2015年3月)
カンボジア・ポイペト経由のビザランが禁止。ビザ無し在タイ邦人は要注意!(2015年9月)

最近はビザ無しでタイに複数回入国した日本人がイミグレーション(出入国管理事務所)の別室で取り調べを受けるケースも。入国管理官に1時間ほどヒアリングされる場合もあるようです。ご注意ください。

タイ入国時に必要なビザの種類と用途

タイで働く外国人パスポート

タイ王国が発行するVISAは、観光ビザ、学生向けのEDビザ、長期滞在者向けのOビザ、就労者向けBビザが存在します。

その他として、メディアビザ、外交/公用ビザ、トランジットビザ、治療のためのビザなども。各ビザの詳細は在京タイ王国大使館 ウェブサイト や タイ王国の基礎知識(タイ国政府観光庁) より閲覧ください。

このページでは、代表的なタイの入国ビザと申請・更新の方法を紹介します。
※各ビザの申請に必要な料金や書類は上の在京タイ大使館公式ウェブサイトよりご確認ください

  • 観光ビザ
  • ビジネスビザ(Bビザ)
  • イミグラントOビザ(ロングステイ・リタイヤ生活者向け)
  • タイランドエリート(豪華特典付特別ビザ)
  • マルチプルエントリービザ(数次入国ビザ)について
  • タイのビザ取得後に気をつけたい注意点まとめ

バンコク・パタヤ等への長期旅行には欠かせない「観光ビザ」

タイのソンクラーン(水かけ祭り)

タイ観光におけるメインイベントの一つ、ソンクラーン(例年4月中旬)

観光ビザ申請料 シングルエントリー 4,500円    /   ダブルエントリー 9,000円
シングルエントリー:3カ月間、ダブルエントリー:6カ月間

タイへ旅行目的で入国する際に欠かせないのが「観光ビザ」。滞在が許される期間はともに60日が限度で、イミグレーション(タイ入国管理事務所)にて30日の延長申請が可能。申請料として別途1,900バーツが必要です。

追記:2016年12月より期間限定でタイの観光ビザ申請料が無料

2016年12月1日~2017年2月28日までの3カ月間、観光ビザの申請料(1,000バーツ)を免除し、アライバルビザ申請料を2,000バーツから1,000バーツに引き下げることをタイ政府が承認しました。

タイ王国での就労に欠かせない「ビジネスビザ」(Bビザ)

タイの労働許可証

 ビジネスビザ発給後に所定の手続きを経て支給されるワークパーミット(労働許可証)

ビジネスビザ申請料 シングルエントリー 9,000円 3か月間有効

ビジネス目的でタイに入国する際に必携なのがビジネスビザ(Bビザ・就労ビザ)です。ビジネスマンや教師、アーティストなどの区分がありますが、基本的には3か月ビザを最初に取得後、1年ごとに更新をしていきます。

申請時に英文経歴書や会社からの招聘状、タイ法人の登記簿など書類の準備が煩雑なため、代行業者を利用してビジネスビザの申請をする方も少なくありません。

就労ビザの種類とその取得方法:タイ

ロングステイ・リタイヤ生活者向け「イミグラントOビザ」

タイ・リタイアメントビザ ロングステイビザ(ノンイミグラントO-A)申請料 マルチプルエントリー22,000円
年金受給者ビザ(ノンイミグラントO)申請料 シングルエントリー  9,000円 マルチプルエントリー 22,000円

「イミグラントOビザ」には、50歳以上向けのロングステイビザや、年金生活者ビザのほかに、タイ国内で働く就労者の家族用ビザ、タイ家族ビザが存在します。50歳以上向けのロングステイビザには、以下で詳しく書いています。

タイのリタイヤメントビザ事情。50歳以上なら取得ハードルは低いって知ってた?

追記:ロングステイ向けに最長10年のビザ導入報道(2016年11月)

タイ軍事政権は22日の閣議で、引退してタイに長期滞在する人向けに発行しているロングステイビザの滞在期間を現行の1年から最長10年に延長することを承認した。

対象となるのはデンマーク、ノルウェー、オランダ、スウェーデン、フランス、フィンランド、イタリア、ドイツ、スイス、オーストラリア、米国、英国、日本、カナダの14カ国。

滞在期間5年のビザを発給し、5年間の延長を1度認める。申請手数料は1万バーツ。ビザの申請に必要な条件は満50歳以上、年金などの月収10万バーツ以上、銀行預金300万バーツ以上、医療保険に加入など。滞在中、90日ごとに入国管理事務所への報告が義務付けられる。

ビザを受給した人の50歳以上の配偶者はロングステイビザ、50歳未満の配偶者はノンイミグラントOビザ(配偶者ビザ)、21歳以下の子どもはノンイミグラントEDビザ(教育ビザ)を申請できる。 (出所: Newsclip.be)

ビザ申請時の注意点

日本国内のタイ大使館でビザを申請する際は、オンライン事前予約をする必要があります。(この事前予約はあくまでも大使館内への訪問予約であり、申請は別途大使館に赴かなければなりません)。アポイントが無い場合は、申請が受理されないケースもあります。

タイ王国大使館 ビザ申請オンライン事前予約(VABO)サイト

50歳未満でも長期滞在なら!豪華特典付特別ビザ「タイランドエリート」

タイの特別ビザ・タイランドエリート

この「タイランドエリート」が他のビザと比べて大きく違うのは、政府機関発行の「特別ビザ」であるという点。5年間は出入国回数無制限のマルチプルビザ(但し1年更新)で、事前に会員専用事務局に申し込んでおけば、空港到着後タラップを出た場所で職員によるお出迎え、特別レーンでの入国手続きが可能です。

更に、年間24回の自宅および空港間のリムジン送迎(エリアや空港指定あり)のほか、指定ゴルフ場やマッサージ店にて無料サービスを受けることも可能。有効期限は20年物と5年物があり、料金の高いほうはなんと日本円で720万円。ビザの料金等、詳細は以下のページにて閲覧ください。

タイランド・エリート(Thailand Elite)会員特典まとめ。5年間の数次入国ビザも取れちゃうよ!
タイランド・イージー・アクセス(Thailand Easy Access)、タイの5年間特別数次ビザが取得できる、タイランド・エリートの準会員資格まとめ。

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マルチプルエントリービザ(数次入国ビザ)について

タイ王国の観光者向けマルチプルエントリービザは、導入報道は出るものの閣議決定には至ってません。タイを複数回訪れる方には便利な、有効期限内は何度でも入国できるビザ。未確定ですが、過去2回導入報道が出ていますので参照ください。

タイが「マルチプルビザ」発給を検討中!最大1年間、何度もタイを訪問できるようになるかも!? (2015年1月)

なお、ビジネスビザやロングステイビザを取得した場合は、初回更新時にイミグレーションやスワンナプーム空港やドンムアン空港などの大型国際空港にて、マルチプルエントリーを取得可能です。

タイのビザ取得後に気をつけたい注意点まとめ

パタヤのウォーキングストリート多くの観光客でにぎわう、パタヤのウォーキングストリート

タイへの再入国に必要な「リエントリー用紙」の書き方・申請場所について

無事にビザを取得できても、タイを一度出国するとビザは失効となります。そこで、せっかく取得したビザの失効を防ぐために必要なのが「リエントリーパーミット」(再入国許可証)。

手数料はシングルエントリーが1,000バーツ。ビザ期間内なら複数回入出国可能なマルチプルエントリーは3,800バーツ(2015年4月現在)です。特に1年間有効期限のあるビザを取得済みの場合、急な出国に備えマルチプルの取得がオススメ。リエントリーの書き方等は、以下サイトに詳しく書かれています。

リエントリーの書き方と申請場所|タイのスワンナプーム空港とチェンマイ空港

タイ国内イミグレーションでのビザ延長申請・行き方・帰り方

観光ビザやビジネスビザの延長申請をする際は、バンコクならチェーンワタナーの政府総合庁舎内にあるイミグレーションにてビザ手続きを行います。バンコクやパタヤのイミグレーションへの行き方・帰り方は、以下のブログが詳しく紹介しています。

タイ・バンコクのイミグレーションへバスでの行き方と帰り方、営業時間や休みなど
30日滞在期間延長申請のやり方。パタヤのイミグレーションオフィス。

タイでオーバーステイした際の罰則

タイ出国時に超過1日ごとに500バーツ(約1,800円)の罰金が課せられます。また悪質なオーバーステイと判定された場合、次回入国が制限される可能性もあります。また、ビザ取得にも影響しますので、入国時に押されるスタンプに記載のある日付を確認することをオススメします。

※各ビザの申請に必要な料金や書類の最新情報は在京タイ王国大使館 ウェブサイトよりご確認ください

(グロビジ!) バンコクのおすすめガイドブック

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板野 雅由
バンコク在住、タイ不動産のラ・アトレアジア(タイランド)代表。2013年にバンコクへ移住し、不動産仲介会社設立。現在はバンコクにてコンドミニアム「168 Sukhumvit 36」を開発中、日本国内でタイ不動産セミナーも開催しています。 1981年岡山県倉敷市出身、在タイ5年目。