BTSスクンビット線・オンヌット駅以南で、日本人の居住が増えています。ここ数年は現地採用でタイに飛び込んで働く日本人も多くなり、家賃の高いアソーク~トンロー周辺以外の賃貸需要も増加してきました。
バンコク・BTSオンヌット駅以南のショッピングモールまとめ
ザ・フィル (The Phyll)
2014年末完成予定 6,000㎡
オンヌット駅から徒歩6分、スクンビット通り・ソイ54にて建設中。敷地面積の半分を緑化に使う予定で、都市生活と景観をマッチさせた商業施設となる予定。
▼オンヌットの「The Phyll」(ザ・フィル)、日本人が急増する街に建設中のショッピングモールを視察してきました。
セントラルプラザ・バンナー(Central Plaza Bangna) 拡張工事
2017年第2四半期完成予定 62,000㎡
バンナー・トラート通り沿いにある、1993年開業のショッピングモール。現在の敷地面積は53,297 m2で、2017年に拡張工事が終了すれば約10,000㎡が増床されることになる。バンナー・トラート通り沿いは、後述するザ・バンコクモールや、既存のメガ・バンナーなどがひしめく一大商業エリアで、今後さらに発展が見込まれるエリア。
ザ・バンコクモール (The Bangkok Mall)
2017年内完成予定 敷地面積未定
スクンビット通りとバンナー・トラート通りの交差点に完成予定。アジア最大規模の商業施設になると報道されており、BTS・バンナー駅からもスカイウォーク(歩道橋)で直結になる見込み。特にバンナー地区の不動産開発業者が最も楽しみにしているショッピングモールなのは間違いありません。
ハーハー・マーケット(Ha Ha Market)
シーナカリン通りにある、パラダイスパークに隣接する予定。シーナカリン通りはイエローラインも開通予定で、今後大きく発展しそう。1階は日本と韓国のファッションに特化してフロアになる予定。なお、隣接するパラダイスパークにバンコクで2店目となる「バンコク東急百貨店」が進出予定。2015年開業予定で、敷地面積13,000㎡となる見込みです。
ピーポーパーク・オンヌット (People Park Onnut)
2015年第2四半期完成予定 17,000㎡
オンヌット駅から徒歩約10分、オンヌット通り沿い。SOHO向けの施設も入る予定で、小規模ながらオフィスも併設される見込み。17,000㎡を超える敷地に、スーパーマーケットやカフェなど100店舗が入居予定となっている。
シーコンスクエア・シーナカリン(Seacon Square Srinakarin) 拡張
2015年第2四半期完成予定 40,000㎡
シーナカリン通り沿いにある、1994年完成の巨大ショッピングモール。中にはロビンソン百貨店とテスコロータスが同居し、さらにはトップ・マーケットまである。ユニクロも大型店舗を出店している。2015年第2四半期完成予定で拡張工事を進めている。
ラッフルズ@ナラ (Raffles @ Nara)
完成時期未定 敷地面積未定
英国様式の中規模商業施設になる予定。詳細は http://naraplace.weebly.com/raffles–nara.html (タイ語) にて。
ロビンソン百貨店・サムットプラカーン (Robinson Samut Prakan)
2014年完成済み http://www.robinson.co.th/store-Samut-Prakan-en.html
スクンビット通り沿い、バンプー工業地域手前に完成済み。向かいにはビッグCサムットプラカーンもあり、2017年に完成予定のBTS駅を挟む形となる。日系のレストランも入居するなど、サムットプラカーン県では最新のショッピングモール。
今後楽しみなのは、やっぱりバンナー地区?
上記にあげた通り、オンヌット以南では既存のショッピングモールの他、7軒が建設もしくは改装・増床される予定です。BTSの通るスクンビット通りはもちろんのこと、やはりバンナー地区が今後大きく発展する見込み。タイ人の平均所得は、この6年間の平均で年/5.95%増加しています。
世界各国でも同様ですが、地方から都心部への人の移動は年々加速しています。特にバンナーやその先のサムットプラカーン県など、まだ地価が安いながらも商業施設が増加するエリアがどう変わっていくか。僕自身も非常に楽しみにしています!
(※この記事では、バンコク都内でオンヌット駅以南かつ5,000㎡以上の商業施設のみに限定し、紹介しています。)
<こちらの記事も合わせてどうぞ!>
▼【地図付き】バンコクのショッピングモールの未来予想図。
▼バンコクに住むならどこがオススメ?僕が「オンヌット」を推す理由。
▼BTS・スクンビット線延伸部分、「サムローン」はターミナル駅となる最重要地域!


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