「美味しいタイ料理を食べたい!」、タイに住んでいると、日本から来たお客様や知人に必ず要求されるリクエストの一つ(笑) 僕もエリアごとにオススメのレストランを秘かにストックしており、アソーク地区でのおすすめタイ料理屋がこちら。
バンコクの中でも最もユニークなレストランの一つと呼ばれる、Cabbages & Condoms(キャベッジズ&コンドームズ)を今日はご紹介します。
Cabbages & Condomsのコンセプトは、「家族計画を考える」。
Cabbages & Condoms(キャベッジズ&コンドームズ)は、「家族計画」についてより良く考えてもらうこと、そして「AIDSの撲滅」をコンセプトに作られたお店。お気づきの方もいらっしゃると思いますが、店名の通り、上のサンタクロースもコンドームで出来た衣装を身にまとっています。
運営しているのは、タイ国内で貧困撲滅運動に取り組むNGO、「The Population and Community Development Association (PDA)」。1974年に設立された歴史ある団体で、家族計画やAIDSの予防の他に、農村部での雇用促す活動をされています。
下の写真にある照明のいくつかも、コンドームで外套を作っています。併設されている土産店では、オリジナルのコンドーム関連グッズ、例えばTシャツや置物などを売っています。まるで、ちょっとしたアミューズメント施設のようで、なかなかパンチが効いています(笑)
タイ料理の味は本格派。個性的な雰囲気が魅力です。
店名やらお店のコンセプト、キャラクターなどはユニークですが、肝心の料理は本格的なタイ料理です。下の写真は、前菜とドリンクですが、メインの料理自体も十分満足できる味でした。また、写真では伝わりにくいのですが、照明の使い方など、お店の雰囲気自体も抜群です。
予算はアルコールを入れなければ、一人500バーツ~1,000バーツ程度でしょうか。雰囲気や立地を考えると、かなり割安です。Wi-Fiも無料で使えますので、特に観光で来られた方にはオススメのレストランです。
店名の由来は、「キャベツを買うように、気軽にコンドームも買えるように」 という信念から。
実はこのレストラン、人々が市場でキャベツを買うようにコンドームも手に入れやすいもので無ければならない!というレストランのオーナーであるミーチャイさんの信念から付けられているんです。
オーナーのミーチャイ・ウィラワタイヤさんは、「ミスター・コンドーム」と言われるくらいタイではとっても有名な方。
副首相を務めたこともある人物で、30年前にタイで最初にコンドームの使用を国民に啓蒙した人なんですって。
タイの人口コントロールから始まった彼の活動は、タイ最大のNGO組織・社会開発財団(PDA)の基盤となり、今では農村部の開発、女性の権利尊重、AIDS教育、環境保護などにまで幅広く波及しています。
(出所: すっとんきょう。のタイ駐在嫁としての日々)
Cabbages & Condoms(キャベッジズ&コンドームズ)はアソーク駅から約400m
Cabbages & Condoms(キャベッジズ&コンドームズ)は、BTSアソーク駅直結のタイムズスクエアから約400m。ソイ12に入って、右手にお店があります。少しレストランまで距離があるため、雨の日はタクシーなど車での来店がオススメ。地元のタイ人や外国人など国籍を問わず人気のレストランです。
実は日本国内にも支店があり、京都・四条河原町にレストランを構えているそうです。
(※営業時間等は、来店前に上記よりご確認をお願いいたします。)
「キャベッジズ&コンドームズ」へのアクセス・地図・電話番号。
Cabbages & Condoms Bangkok (キャベッジズ&コンドームズ バンコク)
住所: Sukhumvit 12 Alley, Khlong Toei, Bangkok 10110
定休日: なし
営業時間: 11:00~22:00
電話: 02-229-4610
公式サイト: http://www.pda.or.th/restaurant/home.html
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