日本人はインドネシアへの入国ビザ免除に!ASEAN最大の人口を抱える成長国。

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日本人がインドネシアに渡航する際の入国ビザが免除となりました!30日以内の観光目的滞在に限定したビザ免除ですが、事前のビザ取得や空港到着後に並んで取得するアライバルビザ(到着ビザ)より格段に入国のハードルが下がります。

観光ビザの免除開始 日本含む30カ国対象 一部で混乱も (じゃかるた新聞)

今日は入国査証免除要件(記事末に記載)を含め、インドネシアビザ免除の話題についてご紹介します。

ASEAN最大の人口、2.5億人を抱えるインドネシア

インドネシアの首都ジャカルタインドネシアを語る上で特筆すべきは、約2億5千万人という人口でしょう。日本の約2倍にあたる人口を抱え、首都ジャカルタは人口950万人。近郊を含む首都圏人口は世界第2位の約3,000万人と、東京(約3,600万人)に次ぐ規模を誇ります。

ASEAN一人当たりGDP出所:世界経済のネタ帳

 近年のASEAN諸国の経済成長に伴い、インドネシアも発展が続いています。在留邦人数は約16,300人(2013年10月度、出所:在インドネシア日本大使館)で、同国へ進出するビジネスマンを中心にここ数年は約10%ずつ日本人も増加。

最近では、三井物産がジャカルタの地下鉄を受注したというニュースもありました。

世界遺産・プランヴァナン寺院遺跡群

僕が最後にインドネシアを訪れたのは2012年6月。当時は空港で到着ビザを取得し入国しました。ジャカルタや世界遺産ボロブドゥール遺跡等で有名なジョグジャカルタ、アジア・アフリカ会議が行われたバンドンなど、首都のジャカルタ中心の視察旅行です。

バリ島へ行けば、バリ舞踊や音楽、ダイビングにゴルフとリゾートを満喫できます。インドネシアはイスラム教国ですが、この地域はバリ土着の信仰とインド仏教が入り混じるや「バリ独特のヒンドゥー教」が存在します。伝統的な寺院とリゾートが共存する、インドネシア屈指のリゾート地。

入国ビザも免除となりましたし、遅くとも数か月以内には僕もジャカルタへ行く予定。現地での情報交換が目的ですが、2020年頃の完成予定の三井物産が参画する地下鉄や、現地の不動産も見たいものです!

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在インドネシア日本大使館による入国ビザ免除発表内容

インドネシア政府によれば,日本を含む30カ国の国民に対し、30日以内の観光目的で入国する場合に限り、インドネシア入国査証の取得が免除されるという大統領令が発布され,6月12日より実施されるとの情報がありました。詳しくは空港職員の説明に従ってください。インドネシア政府の説明によれば,観光査証免除制度の概要は以下のとおりです。

○ すべての日本の一般旅券所持者が対象です(IC旅券に限定されません。)
○ インドネシアでの滞在期間は30日まで(入国日も含めて数えます)。延長は不可。
○ 観光目的に限定
○ インドネシアの5大国際空港(ジャカルタのスカルノ・ハッタ空港、デンパサールのングラライ空港、メダンのクアラナム空港、スラバヤのジュアンダ空港、バタム島のハン・ナディム空港)とバタム島海港などで適用されます(その他の空港では、査証免除での入国はできません)。
○ 到着ビザ(VOA)制度は今までどおり存続されます。31日以上の観光目的(VOAで入国後1回延長可、有料。60日以内)の入国や、就労を伴わないビジネス目的等の入国の場合は、VOAとなります。(手数料35ドル)。

査証免除による入国の場合も、旅券の残存有効期間は6ヶ月以上、査証欄空白ページが十分あることが必要です。また帰路の航空券又は第三国への航空券の提示が求められることがあります。なお、旅券への入出国印の押印は必須ですので,入出国時には必ず押印されていること及びその内容(日付など)をご確認願います。
(出所:在インドネシア日本大使館)

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バンコク在住、タイ不動産のラ・アトレアジア(タイランド)元代表。2013年にバンコクへ移住し、不動産仲介会社設立。バンコクのコンドミニアム「168 Sukhumvit 36」をJV開発後、退任し日本に帰国。現在はウクライナ・モンゴル・ラオスなどの不動産事業を手掛ける。岡山県倉敷市出身。

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