タイの保険を利用して昨年同様に確定申告で支払い済みの税金を取り戻すべく、節税対策の準備を進めています。
今日は、12月末までなら間に合う「節税対策」の方法の一つとして、タイの積立保険をご紹介します。
生命保険加入で、タイも「税金還付」受けられる。締切は12月末!
タイ国内で節税する方法としては、「保険商品の利用」が一般的です。タイで長く働かれている方はご存知かもしれません。日系の大企業の場合、社員の節税のことまで考え、保険商品を紹介している会社も少しずつ増えてきました。
もちろん、中小企業や現地採用の場合など、節税に対するレクチャーをしてくれない会社も当然あります。自分の資産は自分で考えて守りなさいということでしょうか。タイでもうまく節税をすれば、年間数万バーツ以上の税金還付が受けられますから、節税の方法を考えることは非常に重要です。
保険商品で節税するというやり方は日本と同様です。日本も生命保険料控除があり、所定の生命保険などに加入することで、税金の還付が受けられることをご存知の方も多いでしょう。タイでは積立保険や年金保険などが節税対策となります。(医療保険は税還付の対象外です)
タイで節税をする方法 -積立生命保険-
積立保険の積立期間は5年・10年です。積立額は年間5万バーツから。基本的に一括払い(年)が原則で、現金もしくはクレジットカード払い(10年のみ)が可能。死亡保障金もついた、生命保険であるという側面も併せ持っています。
例えば、「10年払い15年保障(保険料の支払いが10年間、死亡保障が15年間)」のプランで、年10万バーツを積み立てる場合、2年に一度1万バーツの配当がもらえます。15年目には約30万バーツの満期配当に加え、支払い保証の約95万バーツが支払われます。
満期配当に関しては、変動することもありますが、毎年もらえる1万バーツ(13回)の配当や95万バーツは支払が保証されているため、実質的に元本(100万バーツ)+αが保証されています。
本来の目的であるタイの個人所得税控除も見逃せません。加入者の収入にもよりますが、年間10万バーツの加入で最大2万5千バーツの税還付が受けられます。保険料は実質元本保証の上、2万バーツを超える還付が受けられるのは大きなメリットでしょう。
タイの積立生命保険まとめ!
- 保険加入には、労働許可証(ワークパーミット)が必要
- 積立生命保険は5万バーツから加入可能
- 5万バーツ加入で最大12,500バーツ、10万バーツで最大25,000バーツの節税が可能(収入による)
冒頭でも触れましたが、タイで節税するには年内の保険加入が必須。このブログ経由でも、10名近いお客様からお問合せをいただいており、積立保険などの資料をご紹介したり、直接お会いしてお話をさせていただいています。節税タイの保険に関するご質問は、お手数ですが記事末の お問合せフォーム からお願いします。
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