2014年6月16日にカンボジア証券取引所(CSX)へ新規上場した、GTI(グランドツイン・インターナショナル)株。上場2日目の取引は、予想を大きく裏切り活発な取引となりました。 上場初日のうごきについてはコチラの記事にてご確認ください。
カンボジア株、GTIが新規上場
取引2日目となった本日、終値は前日比420リエル高(4.45%上昇)の9,640リエル(2.39ドル)。出来高は前日の3100株から、30倍強となる94,329株を記録しました。 前日の期待を裏切る「まさかの上昇」でした。
このGrand Twins International社は台湾資本の縫製業者で、プノンペン周辺に複数の縫製工場を稼働させています。賃金の低いカンボジアでは縫製業が盛ん。近年は賃上げやデモ等の労働問題もありますが、同じASEAN域内の周辺諸国へ無関税で出荷できるというメリットを有しています。
近隣諸国のベトナムでは株式市場の時価総額が470億ドル、タイでは4,000億ドルとなっています。GTI株上場前の段階では、まだ時価総額が1億ドルというレベルですから、これからの発展に期待したいものです。
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バンコク在住、タイ不動産のラ・アトレアジア(タイランド)元代表。2013年にバンコクへ移住し、不動産仲介会社設立。バンコクのコンドミニアム「168 Sukhumvit 36」をJV開発後、退任し日本に帰国。現在はウクライナ・モンゴル・ラオスなどの不動産事業を手掛ける。岡山県倉敷市出身。

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