
先日不動産のアテンドさせていただいたお客様が、日本株の専業トレーダーでした。ASEAN株式と日本株は違いますが、様々な投資法を知ることは有用だと僕は考えています。
今日は、その投資家に伺った内容をインタビュー形式でご紹介します。
--まず、投資歴についてお聞かせいただけますでしょうか。
投資歴は15年程度、専業としてトレードをはじめたのは3年ほど前からです。
--専業トレーダーとなって、やはり生活は変わるものでしょうか?
やはり、自由な時間を使えるようになってことが大きいですね。
--投資手法や保有期間について教えてください。
短期トレードの場合は数日間の保有、長くても3か月以内に保有株を手放すケースがほとんどです。いわゆる大型株への投資はあまりせず、新興株への投資が多いですね。基本的に信用取引がほとんどです。
--新規銘柄買い付けの際、どういった点を見て銘柄を決めるのでしょうか?
銘柄によっていわゆるクセというものが存在します。例えば、配当や優待の権利落ち日にどういう動きをしているかなどです。過去のチャートを見れば分かりますが、権利落ち後に数日で回復する銘柄や、長期にわたって下落を続ける銘柄など様々です。前者なら下がったところで買い、後者なら売りから入るなど方法は銘柄によって千差万別です。
--取引の際に注意している点など教えてください。
最近は株を購入した際は、先物取引で売りから入るなどリスクヘッジをしています。一般的に日経平均やTOPIXが下がると、悲観的なムードが漂いますが、リスクヘッジをしているため、どちら側に転んでも安心して見ていられる点はいいですね。実はおととしにリスクヘッジを怠り、痛い目に遭いました。その経験から来ています(笑)
--先物取引を使ったリスクヘッジについて、少し具体的に教えてもらえますか?
例えば、100万円分の株を購入したのであれば、先物市場で100万円分の売り注文を出します。先物は6か月ものなどがありますが、購入した株式は予定していた保有期間を優先し、先に処分していくことがほとんどですね。
株の専業トレーダーとのインタビューを終えて
先物市場についてはさほど詳しくないため、私個人としては、タイ株の先物について調べてみようと感じました。最近は、タイ証券取引所(SET)も先物取引の広報に力を入れています。外国人が取引できるかなど、あらためて、またレポートしたいと思います。
うまくリスクヘッジをしながら、投資できるのであれば、タイ株もさらに面白くなるかもしれません。
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