タイで労働許可証(ワークパーミット)を取得もしくは更新する場合、健康診断が必須です。タイ国内で勤務するにあたって、健康状態は問題ないか、メンタル面の不安はないかをチェックするよう、労働省が義務付けているのです。
私も労働許可証更新のため、バンコクの3大病院のひとつを訪れました。今日は、サミティベート病院での労働許可証取得用の健康診断についてご紹介します。
バンコクのサミティベート病院、日本語窓口で日本語対応可能。
サミティベート病院・バンコクの日本人相談窓口
タイの3大病院では日本人相談窓口が設けられており、日本語での受付や受診(一部)が可能です。日本にお住いの方には、なかなか想像しにくいかもしれませんが、バンコクに住んでいる人なら誰もが知っている事実。タイの首都バンコクには10万人近い日本人が住んでいるとされ、十分なマーケットが存在します。
上のサミティベート病院のURLを見ていただくと分かりますが、3大病院のバムルンラード病院、バンコク病院ともに日本語のウェブサイトを設置しています。こういった施設が整うバンコクは、日系企業にとっても進出しやすい地域であるとも言えるでしょう。当然ながら海外旅行保険なども利用可能で、しかも日本語対応までしてくれるのです。
ワーパミ取得の健康診断はシンプル!所要時間はわずか30分。
ワークパーミット取得のための健康診断はいたってシンプル。血液検査にはじまり、脈拍、身長、体重、体温測定の後、医師による簡単な問診があり終了です。持病があるか、ドラッグやアルコール中毒になった経験はあるかなど、紋切り型の質問に終始します。今年6月にサミティベート病院で受けた人間ドックとは、えらい違いです(笑)
果たしてこれが、健康診断と呼べるか不明ですが、混んでいない時間帯なら30分で十分終了します。価格は1,000バーツ。もちろん、小さい病院で労働許可証取得用の健康診断を受けることもできます。その場合は、300バーツ程度なので、有名病院の医療費はやはり高いですね。
タイの有名病院は院内施設が充実。健診後に大戸屋で日本食も食べられる?
僕は今回、血液検査の待ち時間に、病院内のスターバックスで仕事をしていたため、結局2時間近く病院内にいました。タイの医療施設は、院内がデパートに近いほど充実している病院もあったりします。
今回はサミティベート病院でしたが、前述のバンコク病院やバムルンラード病院ともに飲食を中心に、施設が充実しています。スターバックスだけでなく、健診後は大戸屋で日本料理を堪能したり、フードコートまで完備。入院患者の方用に本屋や美容室などもあり、お見舞いを買うためのギフトショップまで完備されています。
驚いたのは、ピアノの生演奏をしていたこと。過去に受診した人間ドックの際は無かったような。松任谷由実が流れていたり、日本人顧客を意識した選曲でした(笑)
先日も少しご紹介しましたが、タイは先進医療を備えるだけでなく、日本人が多いことから日本語対応も充実しています。観光やお仕事、長期移住など、さまざまな理由でタイに来られる方は今後も増えるでしょう。少しでも事前に安心して、タイに移住される日本人が増えるよう、今後も(グロビジ!)では、有益な情報を提供したいと思います!
サミティベート病院へのアクセス・地図・電話番号!
Samitivej Hospital (サミティヴェート病院)
住所: 133 Sukhumvit 49, Klongtan Nua, Vadhana, Bangkok 10110
定休日: なし
診療時間: 24時間
電話: 02-711-8000 (日本人窓口 02-711-8122 7時~20時)
公式サイト: http://www.samitivejhospitals-jp.com/
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