東京で海外在住者が長期滞在先を探す際のベストソリューション

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東京のホテル価格は高騰を続けています。私も定期的に東京へ出張しますが、年々東京のホテル価格は上昇し、今はアパホテルの約6畳(10㎡)程度のお部屋で一泊1.5万円という事も良くあります。

今回ひと月のうち20日近くを東京で過ごすため、長期滞在先を探すことにしました。海外在住者の方向けに、日本で長期滞在先を探す際の個人的に考えるベストソリューションを今日はご紹介します。

1か月単位で宿泊先を探すなら、airbnbがベスト?

airbnb logo

まず、じゃらんやagodaなどのホテルサイトを使って探しましたが、例えば最長7泊までしか選べないなと長期滞在者向けの仕様ではないサイトもありました。試行錯誤の結果、オススメはairbnb(エアービーアンドビー)。宿泊日数無制限で検索可能なairbnbとは、下記のような民泊サービスです。

「Airbnb」(エアービーアンドビー)という宿泊先マッチングサービスを知っていますか?世界190ヶ国以上で現地の人から居住空間を借りられるウェブサイトで、世界中で利用者は2,500万人を超えるほどの人気ぶり。分かりやすく言えば、「民泊希望者と住宅の提供者」をつなげるサービスです。
出所:Airbnb(エアービーアンドビー)とは? (グロビジ!)

airbnbについては、日本国内では旅館業などの関係で一部エリアを除き法的にグレーゾーン。「民泊」というフレーズでニュースでも取り上げられ、ご存知の方も多いことでしょう。ただ、ユーザーとしてはホテル以上にairbnbが便利なケースも存在します。

日本でも人気急上昇中のAirbnb。今後、法的規制はどうなる? (ハーバー・ビジネス・オンライン)

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海外在住者が長期滞在する際に、部屋に求めるもの

Yangon Condominium bedroom

筆者がairbnbを使って民泊した、ミャンマーのコンドミニアム

海外在住者が長期滞在する際に最も欲しいのは洗濯機です。ホテルにもコインランドリーがあったりしますが、台数も限られるし洗濯終了まで待って回収に行く必要もあります。あとは、やはりWi-Fiでしょう。持ち運べるポケットWi-Fiなら言う事ありません。

数泊程度なら良いのですが、長期滞在となると洗濯は時間とコストを浪費する悩みどころ。逆に言うと、airbnb運用者が利益率の高い長期滞在客を確保したい場合、洗濯機とポケットWi-Fiは大きな武器になることでしょう。

価格面もホテルよりは割安、ただし物件選びが重要

airbnbにもデメリットがあります。個人宅等を貸し出すため、実際に予約するまで厳密な住所は分かりません。極端に線路に近く、早朝から深夜まで列車の通過音がするお部屋などもありました。事前にレビューを参考にしましょう。

うまく物件選びが出来れば、ホテルよりも広いお部屋が安価で借りられます。特にホテル価格の高い東京では、airbnbの割安感は驚くことでしょう。海外在住の方が長期で日本へ戻る際は、airbnb利用も宿泊先の選択肢に入れても良いと思います。

シェアリング・エコノミー--Uber、Airbnbが変えた世界 (amazon)

私の住むタイでも駐車場のシェアをするParking Duckのようなシェアリング・エコノミーは加速してきました。長期滞在でなくとも、ホテル価格の高い東京ではairbnbのようなサービスを上手に利用するのも一つの方法でしょう。

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バンコク在住、タイ不動産のラ・アトレアジア(タイランド)元代表。2013年にバンコクへ移住し、不動産仲介会社設立。バンコクのコンドミニアム「168 Sukhumvit 36」をJV開発後、退任し日本に帰国。現在はウクライナ・モンゴル・ラオスなどの不動産事業を手掛ける。岡山県倉敷市出身。

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