
ミャンマーの首都ヤンゴンのコンドミニアムにairbnbを使って民泊してきました。僕の本業はタイの不動産販売ですから、国外にプライベートも兼ねていく際は出来るだけ現地のコンドミニアムやアパートなどに泊まって、現地の生活レベルや建物のクオリティを確認するようにしています。
2015年末に発足するASEAN経済共同体(AEC)の中でも、最貧国に挙げられるミャンマーのコンドミニアムですから正直最初は全く期待していませんでした。しかし、その予測は大きく裏切られることになります。それでは、早速いってみましょう。
ミャンマーの首都ヤンゴンのコンドミニアムに民泊!
ヤンゴンで泊まったのは、12階建てのコンドミニアム。場所は街中心であるシャングリラホテルから徒歩15分ほど。アウンサンスタジアムのすぐ近くで、タクシーにも伝えやすく便利でした。エリアでも高級な不動産物件のためか、建物の下にはタクシー乗り場もあるのでダウンタウンに行くのも簡単です。
コンドミニアム内のエレベーターホールは、オシャレな感じはないものの、明るくて及第点という感じでしょうか。
今回泊まったのは、欧米人とフィリピン人の夫婦が暮らす3ベッドルーム(約120㎡)です。彼らは主寝室以外をairbnbで貸しており、もう一室も欧米人の老夫婦が泊まっていました。一泊5,000円程度で、実際に宿泊したのは下のお部屋です。
Wi-Fi完備で、枕元に電源を設置するなど、旅行者に必要な条件も満たされていました。バルコニーからはヤンゴンのダウンタウンが一望できます。
建物の下にローカル向けの屋台街があるのですが、朝から大音量の音楽でうるさかったです(笑) タイもそうですが、大音量の音楽は周囲に配慮して流さないという考え方はまだまだ浸透していません。高級ホテルでもこればかりは防げないので、新興国リスクの一つだと僕は諦めています。
新築のコンドミニアムなのでバスルームも言うことありませんでした。ヤンゴンではお湯がちょろちょろというホテルも多い中、湯量も文句有りません。airbnbを使ってオーナーも同居する場所に泊まる場合、Wi-Fiやお湯は住んでいる人にとっても死活問題なので、下手なホテルより安心感があります。
万が一の際も手際よく最善の対応をしてくれますし、個人的には何よりその国の実情を住んでいる方からヒアリングできるのでairbnbは重宝しています。
ようやく買えるミャンマー不動産、airbnbでまずは宿泊利用がオススメ
ヤンゴンの不動産仲介業者のオフィス
ミャンマーではコンドミニアム法が2016年1月に可決され、今後成立を迎えれば、外国人でも不動産購入時に法律でその権利を守られることとなります。コンドミニアム法の施行は5年近く議論され、ようやく成立を迎える局面に差し掛かりました。アウンサンスーチー率いる新政権下で法律が制定され、外国人の投資が正式に認められるのを待つのが得策でしょう。
▼ミャンマーでコンドミニアム法が可決 (MBT Japan)
一方で、ミャンマー国内のホテルは観光客の急激な増加による供給不足が続いており、古いヤンゴンのホテルでも1万円近い金額。同レベルのホテルがバンコクなら数千円なので、2倍近く高いイメージ。今回airbnbで泊まったコンドミニアムは5,000円程度、非常にお得感がありました。
airbnbの登場で、世界各国の不動産に気軽に泊まれるのは本当にありがたい限りです。僕の場合は、各国のリサーチもしたいので重宝しています。下記から無料アカウントを作るだけで、今なら約2,500円分の割引クーポンももらえます。
▼Airbnb(エアービーアンドビー)とは?使い方と体験談を紹介します
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