BTSとエアポートリンクが連結しターミナル駅と化したパヤタイ。かつての下町から大きく街並みが変貌し、高層コンドミニアムが並ぶ街に変わりました。
今回はパヤタイ駅の街並みを、写真を添えてご紹介します。
かつての下町、パヤタイ。今も残る古い線路とバラック小屋。
BTSおよびエアポートリンク・パヤタイ駅周辺に残る線路
まず最初に、現在も残る、パヤタイ駅周辺の原風景です。上の写真右端にあるのが、エアポートリンクの高架。パヤタイ駅は終点のため、この部分で柱が途切れています。古い線路の周辺にはバラックが立ち並び、今なお人々が生活しています。
パヤタイ駅周辺には大学もあり、大学生が寄宿する下町でした。今でも学生用のアパート街が存在していますが、交通インフラの整備が街を大きく変えました。今では、駅前に小規模とは言えショッピングモールも完成しています。
BTS・パヤタイ駅直結の「CPタワー3」
エアポートリンクとBTSのターミナル駅となり、パヤタイは発展中!
BTS・パヤタイ駅。駅舎のやや上に見えるのがエアポートリンク(ARL)・パヤタイ駅
パヤタイが大きく変わり始めたのは、エアポートリンクの開業がきっかけです。もともとBTSがありましたが、エアポートリンクが接続され、一気にターミナル駅として地方や外国からの旅行者、移住者で賑わう街に変わりました。今では駅前には高層コンドミニアムが立ち並んでいます。
BTS・パヤタイ駅から望む高層コンドミニアム群
例えば上の写真で一番右手にあるコンドミニアム「Ideo Q」は40㎡程度のお部屋で2万バーツ(約7万円)程度。駅から徒歩2分と立地は抜群で、1階にはスターバックスが入居中私の本業はタイの不動産紹介ですが、この価格はスクンビット線の東側ならオンヌットと同等か、少し安い価格です。
下町というと、スクンビット線ではパヤタイのほか、プラカノン、オンヌットも同様。今ではどの街も発展し、プラカノンには46階建てのおしゃれなスカイバーが完成。オンヌットも日本人が多く居住します。日本人は日本食の多いバンコクの東側を好みますが、タイ人にとってターミナル駅は、やはり利便性が高いのでしょう。
今後、複数路線が乗り入れる「新・ターミナル駅」に要注目!
パヤタイの事例を考えると、今後完成する新路線を含め、複数路線が乗り入れるターミナル駅周辺は要注目と言えるでしょう。例えば、現在のターミナル駅(※青色の四角)は、サイアム(BTS2路線乗り入れ)、アソーク(BTS・MRT)、シーロム(BTS・MRT)、モーチット(BTS・MRT)、パヤタイ(BTS・エアポートリンク)です。
そして今後、赤い丸で囲んだ5駅がBTS沿線ではターミナル駅となります。左から、バンワー、ウタカート、ビクトリーモニュメント、トンロー、サムローン。個人的にバンコク西部のトンブリーは洪水被害が出るため、あまりオススメしていませんが、中心部ならトンロー、郊外ならサムローンは要注目でしょう。
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▼BTS・スクンビット線延伸部分、「サムローン」はターミナル駅となる最重要地域!
日本でかつてそうだったように、バンコクではこれから首都の交通網整備が加速していきます。日本は地価も高騰し、首都以外の不動産投資は難しくなりつつありますが、バンコクは今から大きく発展してきます。皆さんはどちらに投資されますか?
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