パタヤが過去最大の大洪水?歴史的な大雨で市街地中心も冠水する事態に。

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パタヤ市街地が記録的な洪水被害を受けました。2015年9月15日~16日にかけて、タイを襲った熱帯暴風雨Vamcoによる大雨が原因ですが、それにしてもひどい状況です。

パタヤのニュースメディア「Pattaya One」によると、ここまでの洪水がパタヤで発生したのは初めての事態。現地の動画等も交え、早速状況を見てみましょう。

過去最大の大洪水を記録したパタヤ。セカンドロードも冠水。

冠水のひどかったSoi Buakhao周辺

今週の月曜・火曜日と、熱帯暴風雨Vamcoによる強風と大雨のため、パタヤ市の高速道路7号線等で深さ1.3メートルもの洪水が発生した。この暴風雨は4日間に渡って鉄砲水を引き起こし、ラオス、カンボジア、ベトナムにも大雨と強風をもたらすと予想されている。

北パタヤでは、月曜日の夜に洪水によって破壊された建設作業員宿舎もある。パタヤ当局は厳戒態勢にあり、約200名もの建設労働者や、その家族を避難させるための場所を提供している。現場のバンラムン地区当局は現在、食料と水などを支給し、天候の回復を待っている状態だ。

東パタヤ高速道路7号線では、洪水のため自分の車を放棄せざるを得なかったドライバーもいる。火曜日には、高速道路当局の排水作業により道路はすぐに正常に戻った。

このような極端な洪水がパタヤで発生したのは初めてだと、関係者は口を揃えた。

(出所: Pattaya One “Heavy rain and strong winds hit Pattaya” グロビジ!翻訳・要約)

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大洪水で住宅も浸水。通りには屋台の台車・テーブル・椅子が流れる事態に

パタヤの記録的な大洪水で浸水した住宅

パタヤの記録的な大洪水で浸水した住宅 (出所: Pattaya Mail)

パタヤの週刊紙『Pattaya Mail』は記事中で、「小さな車やバイクが損傷しただけでなく、通りは川と化し、その中を台車や空き瓶、タイヌードルの屋台、仮設店舗のテーブルや椅子が流れて行った」と紹介しています。

パタヤ大洪水で大通りも冠水

パタヤ大洪水で大通りも冠水 (出所: Pattaya Mail)

パタヤのビーチロードからセカンドロード、サードロードと市街地の大半が冠水。南にあるジョムティエンビーチも被害を受けたようです。現地在住の方がソイ・ブアカーオやウォーキングストリートなどの状況をレポートされていました。

【速報】パタヤ洪水。ソイブッカオ水没。(パタヤ千夜一夜)
【続報】パタヤの洪水と深夜のウォーキングストリートとLKメトロの状況 (パタヤ千夜一夜)

上記ブログによると、ひどい泥水の中でもソンテウ(相乗りタクシー)は走っており、有名なゴーゴーバー「バカラ」には日本人客もいたとのこと。当日のパタヤで写真を撮影されているので、状況も分かりやすく参考になります。

ゴミの溜まったパタヤビーチ

冠水の翌日、ゴミの散乱したパタヤビーチ  (出所: Pattaya Mail)

タイの雨季は夕方近くに強い雨が降ることが多く、首都バンコクでも冠水することがあります。大雨や万が一冠水した場合の対策はただ一つ「待つこと」です。カフェなどで上手く時間を使う手段を準備しておくと良いでしょう。僕も大雨の時はWi-Fiカフェなどで、いろいろ作業をしていますよ。

タイ不動産投資における洪水リスクについて、情報メディア・マネーボイスに寄稿させて頂きました。良ければ、下記よりお読みください。

「うちのソイだけ大洪水!?」タイ不動産投資のよくある失敗例5つ=板野雅由

<こちらの記事も合わせてどうぞ!>

タイのリスク「洪水」を考える。アソーク通りが完全に冠水し、アソーク川と化した!
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バンコク在住、タイ不動産のラ・アトレアジア(タイランド)元代表。2013年にバンコクへ移住し、不動産仲介会社設立。バンコクのコンドミニアム「168 Sukhumvit 36」をJV開発後、退任し日本に帰国。現在はウクライナ・モンゴル・ラオスなどの不動産事業を手掛ける。岡山県倉敷市出身。

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