タイ・シラチャの街並みと、サービスアパートメント事情

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タイにある世界有数の日本人街・シラチャの街並みと、現地のサービスアパートメント事情を紹介します。先日、シラチャの日本人学校について紹介しましたので、下記よりご覧ください。

参考記事: タイの日本人学校、バンコク校・シラチャ校について調べてみたよ!

シラチャの中心、ロビンソン百貨店!

シラチャの街の中心部にあるロビンソン百貨店
シラチャの街の中心部にあるロビンソン百貨店

シラチャの人口は約25万人。うち、5,000人が日本人と言われタイどころか世界でも最大規模の日本人街。上のロビンソン百貨店周辺が日本人エリアの中心で、日本食店も多数あり、日本人向けスナック、カラオケ、古本屋まで揃っています。

タイのシラチャに住む日本人の方の大半が製造業に勤務。シラチャ周辺は工業団地が多く、2009年に日本人学校が完成し、近隣の工業団地勤務で子供がいる場合は、シラチャに住むことになります。

シラチャ中心部からやや外れた場所の交差点
シラチャ中心部からやや外れた場所の交差点

25万人という人口を見ても分かるように、タイのシラチャは小さな街です。半径2キロ程度にほとんどのものが集中しており、街の外郭(それでも徒歩圏内)に来ると完全にタイ人向けの市場が並んでいます。

シラチャ街歩きマップ (チョンブリ・ラヨーン日本人会)

シラチャのマーケット

シラチャのマーケット

タイ・シラチャのサービスアパートメントを見てみよう!

シラチャのサービスアパートメント兼ホテルの寝室

シラチャのサービスアパートメント兼ホテルの寝室

キングサイズのベッド。いわゆる1ルームでも、タイでは大きいサイズのベッドが人気です。

上の部屋はシラチャ中心部から約5分にあるサービスアパートメント。外観はホテルとして営業しているので、マンスリーホテルに近いイメージでしょう。バストイレ、キッチン、各家電付きで食器までついています。いくらだと思いますか?

シラチャのサービスアパートメント兼ホテルのリビング
タイ・シラチャのサービスアパートメント兼ホテルのリビング

電子レンジ・TV・Wi-Fi(無料)です。ネットの速度も安定しており、不便はなさそう。

シラチャのサービスアパートメント兼ホテルの浴室(バスタブ付き)

シラチャのサービスアパートメント兼ホテルの浴室(バスタブ付き)

バスタブ付きです。シャワーはバスタブの上にあり、あまり日本人好みのタイプではありません。

シラチャのサービスアパートメント兼ホテルのキッチン

シラチャのサービスアパートメント兼ホテルのキッチン

キッチン回り。IHコンロが2口、冷蔵庫とポットがついています。各部屋に洗濯機はありませんが、1階にコインランドリーやアイロン台が用意されています。

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満室続きのタイ・シラチャ不動産。気になる賃料は?

シラチャ市内のコンドミニアム例

シラチャ市内のコンドミニアム例

先ほど内装を紹介したお部屋は32㎡で、月の家賃が48,000バーツ。サービスアパートメントでやや割高ですが、シラチャ不動産の相場は、バンコク中心部より平米あたり単価も高いのが実情。

実際に賃貸に出ていたコンドミニアムの部屋も、約34㎡の1ベッドルーム(17階)で35,000バーツ。約69㎡の2ベッドルーム(22階)で59,000バーツ。平米あたり1,000バーツという数字は、バンコクでも都心部並みの価格です。

シラチャ・スクンビット通り沿いに開発中のコンドミニアム

シラチャ・スクンビット通り沿いに開発中のコンドミニアム

こうした背景を受け、シラチャでは、新しいコンドミニアムの建設も徐々に増加。以前は地場のディベロッパーだけでしたが、少しずつ大手ディベロッパーも進出を開始しています。

既に供給過剰が懸念されているシラチャ不動産に関する記事は下記を参照ください。

シラチャ不動産に対する見立て。「利回り10%」はいつまで通用するか?

<こちらの記事も合わせてどうぞ!>

タイの日本人学校、バンコク校・シラチャ校について調べてみたよ!
タイの先進医療事情。メディカルツーリズムは東南アジア1位って知ってた?
コンドミニアムとアパートメントの違い、タイ不動産編



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バンコク在住、タイ不動産のラ・アトレアジア(タイランド)元代表。2013年にバンコクへ移住し、不動産仲介会社設立。バンコクのコンドミニアム「168 Sukhumvit 36」をJV開発後、退任し日本に帰国。現在はウクライナ・モンゴル・ラオスなどの不動産事業を手掛ける。岡山県倉敷市出身。

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