ASEAN南部経済回廊の旅、第3弾。カンボジア西部・シソポン編です。過去2回は以下となります。
▼ASEAN経済共同体(AEC)が2015年末に発足。発展が期待される南部経済回廊を旅してきた!(1)
▼カンボジア・ポイペト。AECで発展が期待される南部経済回廊を旅してきた!(2)
カンボジア西部、交通の要衝・シソポン
シソポン市内のセントラルマーケット
シソポンの人口は約10万人と、バンテアイミエンチャイ州の州都にも関わらず国境の街ポイペトよりも少ない。とは言え、プノンペンやアンコールワットのあるシェムリアップからタイへ向かう際は必ず通る交通の要衝。そうした背景もあり、過去数度戦禍に巻き込まれました歴史があります。
シソポン中央市場の周辺
街の開発はさほど進んでおらず、中央市場周辺のお店も閑散としています。必要最低限の収入で暮らしており、華美な感じなどは滞在中、一切感じませんでした。ポイペトにはカジノを中心に新しいお店や街が形成されつつありますが、シソポンはその気配をまだ感じません。
参考リンク: カンボジア・シソポン・ポルポト派大虐殺の影
カンボジアの国道5号線・6号線が合流する、シソポン交差点。
上の写真がプノンペンへ向かう国道5号線と、シェムリアップへ行く国道6号線が連結する三叉路。今回の旅はココを調査するために来たと言っても過言ではありません。写真左の白い建物はカンボジア最大手のアクレダ銀行(ACLEDA Bank)。シソポンの一等地に建っているのはさすがですね。
塩漬け覚悟で、シソポンの土地を買いたい。
シソポン交差点周辺で開発中の不動産プロジェクト
まだまだ未発展のシソポンですが、プノンペンやポイペト同様、不動産開発も少しずつ始まっています。土曜日でセールスオフィスがお休みでしたが、1階に店舗が入るショップハウス(土地付き)と、小規模商業施設でしょうか。ポイペトで同様のショップハウスが15,000ドルくらいですので、恐らく価格的には大きく変わらないでしょう。
シソポン交差点周辺で開発中の集合住宅プロジェクト
躯体がかなり細いので、平屋か2階建てでしょうか。こうした住宅への投資でも良いと思いますが、恐らく完全に現地の方向けで賃料は僅かなものでしょう。シソポンに投資するなら近郊の土地を買いたい!カンボジアで土地を持つには法人を作るか、カンボジア人名義にするか。
タイの例を見ても、ラオス・ミャンマーにつながるタイ東北部、コーンケーンの地価がここ数年で急上昇しました。さすがにシソポンは10年塩漬けコースなので、二の足を踏んでますが、地価の高騰はまず間違いないでしょう。どなたか出資いただける方、募集しています!
<こちらの記事も合わせてどうぞ!>
▼ASEAN経済共同体(AEC)が2015年末に発足。発展が期待される南部経済回廊を旅してきた!(1)
▼カンボジア・ポイペト。AECで発展が期待される南部経済回廊を旅してきた!(2)
▼【まとめ】タイ軍政府の高速鉄道・線路複線化など交通インフラ計画・最新版(2014年8月)


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