コンドミニアムとアパートメントの違い、タイ不動産編

Pocket

バンコクへの移住者が増加しています。年代も20~60代まで幅広く、海外就職を希望されたり、リタイヤ後に生活費の安価なバンコクで暮らしたいなどニーズも多様化してきました。ご予算も様々で、賃貸・購入など形態も異なります。

タイの不動産もアパート、サービスアパートメント、コンドミニアムと種類も違えば価格も異なります。今日はそれらの違いと首都バンコクでの相場を見ていきましょう。

バンコクで不動産を探す日本人の予算は二極化が進む

Rhythm Sukhumvit 44/1 の屋上プール

Rhythm Sukhumvit 44/1 (リズム・スクンビット44/1) の屋上プール

タイ・バンコクにくる日本人駐在者住宅手当は平均で5万~8万バーツ(約15万~24万円)が相場です。これは家族連れの場合で、単身であれば3万~5万バーツ(約9万~15万円)程度。一方、タイで現地採用として就職する場合、一般的に2万バーツ(約6.5万円)前後のお部屋を探されている方が大半です。

このように、タイ不動産を扱うラ・アトレアジア(タイランド)でも、お客様が2極化してきました。駐在さんはBTS(モノレール)プロンポン駅やトンロー駅など都心部で探す一方、賃料の安いオンヌット~ウドムスックでコンドミニアムを探す現地採用や移住者の方も増えています。

タイのアパートとコンドミニアムの違いとは?

Rhythm Sukhumvit 44/1(BTSプラカノン駅) のフィットネスジム

Rhythm Sukhumvit 44/1 (BTSプラカノン駅) のフィットネスジム

タイの不動産を初めて見るお客様から「コンドミニアムとアパートの違いは何ですか?」と聞かれることがあります。違いは下記のような感じです。

  • コンドミニアム・・・各部屋ごとの区分所有。コンドの9割以上にプール・フィットネスジム付属。賃料高め
  • アパート・・・一棟でワンオーナー。基本的にファシリティなし。賃料安め
  • サービスアパートメント・・・アパート形式だが、ホテル同様に清掃・洗濯などサービス付。ファシリティがある場合も。コンドミニアム以上に賃料は高い

コンドミニアム例: RHYTHM Sukhumvit 44/1(リズム・スクンビット 44/1) 35,000バーツ~ (プラカノン駅)
サービスアパート例: Jasmine City (ジャスミン・シティ) 74,000バーツ~ (アソーク駅)

スポンサードリンク

 

バンコクのコンドミニアムは3万円台から!郊外に住む日本人も増えてます。

ウドムスック駅前にある10,000バーツのコンドミニアム内装

ウドムスック駅前にある10,000バーツのコンドミニアム内装

コンドミニアムでも安い物件は6,000バーツ(約2万円)からあり、日本では住めない「プール・フィットネスジム付き物件」に住めるのがバンコクの魅力。ウドムスック駅前のIDEO MIX(アイデオミックス)は敷地内にマックスバリュがあり、価格も1.1万バーツ(約3.4万円)から。都心まで電車で20分以内と利便性の高い人気コンドミニアム。

上はCity Home Sukhumvit 101/2(シティホーム・スクンビット101/2)という物件で、価格は1万バーツ(約3.2万円)。もちろんフィットネスジムやプール付き。コンドミニアムは、どこも24時間警備員が駐在、監視カメラに加え、入館にはカードキー必須など、セキュリティ面も安心です。


予算にもよりますが、エリアの相談や物件選定は日系不動産会社に問い合わせるのが最初はベストでしょう。冠水しやすい通りや渋滞がひどい場所をプロは把握しています。2万バーツ(約6万円)以上の物件を探すなら、仲介手数料も無料のお店が多いと思います!

タイのコンドミニアムを買って住んでみたい、投資してみたいという方は下記のページを参照ください。

タイ不動産 投資・購入ガイド
バンコク移住ならココ!「2万バーツ以下」おすすめコンドミニアム

<こちらの記事も合わせてどうぞ!>

「出国税」と「海外財産調書制度」、海外への資産移転に関する2つの制度を紹介します。
バンコク郊外の「100万円不動産」を購入!タイの超格安物件は運用可能か?
タイでの「現地採用就職」を考える。海外で生活するためのハードルは何だろう?



(グロビジ!)TOPへ
タイ移住・生活情報まとめページ

Pocket

The following two tabs change content below.
バンコク在住、タイ不動産のラ・アトレアジア(タイランド)元代表。2013年にバンコクへ移住し、不動産仲介会社設立。バンコクのコンドミニアム「168 Sukhumvit 36」をJV開発後、退任し日本に帰国。現在はウクライナ・モンゴル・ラオスなどの不動産事業を手掛ける。岡山県倉敷市出身。

SNSでもご購読できます。

コメント

Comments are closed.