ロンドンの物価とイギリスで出費を抑える4つのポイント

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ロンドンなどイギリスの視察に来ています。友人にフォードハムの古城へ招待されたので、イギリス不動産を取り扱う香港の友人を誘ってロンドン、リバプール、マンチェスターを訪れました。

過去にBrexit(ブレクジット)で通貨ポンドが急落したイギリス。首都ロンドンの物価感とイギリスの基礎情報を紹介します。

イギリスの人口規模はタイと同様。但しGDPは7倍強

イギリス:6,514万 (平均年齢:約40歳)

ロンドン:867.4万 (都市圏:1,500万人)
マンチェスター:45.8万 (都市圏:224万人)
リバプール:47.3万 (都市圏:224万人)

※データ出所:wikipedia

人口規模は私の住むタイ(6,800万人)と同様で、首都ロンドンの人口はバンコク(約830万人)とほぼ同様。首都圏人口もタイの1,600万人とほぼ同じです。首都に人口が一極集中しているのもタイと同様で、第2の都市の経済とは大きな隔たりがあります。ひとりあたりGDP比では7倍ほど差があるのも事実ですが。

このGDP差は物価にどの程度影響するのでしょうか。早速、ロンドンの物価を見てみましょう。なお、2017年6月時点で1ポンド=140円。過去に240円時代もありましたが、ポンド安が進行しています。

イギリスの首都ロンドンの物価とバンコクの物価を比較

過去にロンドンでワーキングホリデーをしていた方のブログによると、現地での生活費はこんな感じだったようです。ざっくり計算すると月に1,000ポンド(約14万円)前後でしょうか。今ならもっと必要でしょうね。

・家賃(自分の部屋付きのシングルルーム):300〜600ポンド(月)
・電車賃:142ポンド(バスも乗り放題で1週間定期35.5ポンドを買った場合)
・食費(自炊メイン):40〜100ポンド前後
・社交(飲み会も含む):20〜120ポンド
・ケータイ代金:20ポンド(月)
・想定外の出費:80ポンド程度
(出所:ワーホリ留学ブログ@イギリス)

ロンドンの地下鉄、通常料金なら片道690円~。オイスターカードは必須

ロンドンは地下鉄が広範囲に伸び、慣れればヒースロー空港を含め都心部はタクシー不要で観光も可能です。通常料金は片道690円~と高価なので、Pasmoに相当する「オイスターカード」を入手しましょう。地下鉄運賃は半額以下に。オイスターカードの購入方法は下記参照の事。私も日本語対応のチケット券売機で簡単に購入できました。

ロンドン地下鉄 <購入編> オイスターカードの購入方法

空港タクシーでぼったくられたので、イギリスではUBERの利用がお勧め

なお、タクシーの代わりに配車アプリの「UBER(ウーバー)」もロンドンで利用できます。空港からタクシーに乗ったら、見事にぼったくられたのでもう乗りません。タイのタクシーかと思うほど高速メーターでした(笑)

まだUBERを利用したことのない方は、事前に登録しておくとスムーズに利用できます。GPSで行先を指定するので英語が苦手な方にもお勧め。

タクシー配車アプリ「UBER」を、海外の出張・旅行先で必ず選ぶ4つの理由

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ロンドンでの飲食費。スーパーで買って食べれば食費は大幅削減可能

ロンドンの物価で高く感じるのは、交通費と飲食費。例えば、右のイングリッシュブレークファストはコーヒー付きで約11ポンド(約1,550円)。ポンド安の今でもこの値段ですから、通貨高なら物価も当然上がります。

安く旅をしたい方には自炊がお勧め。イギリスのホテルにはキッチンが付いている所も多く、食器なども完備されています。外食と比較して半分くらいの金額で出費を抑えられます。

天気の良い日には、ロンドンっ子と公園で一緒にランチするのもいいかもしれません。

大英博物館や大英図書館など、公共施設は入場無料が多い

イギリスは公共施設に入場無料の場所が多く、大英帝国の素晴らしい文化を思う存分体験できます。ロンドンには大英博物館や大英図書館、ケンブリッジまで足を延ばせば美しい街並みが楽しめます。

物価の高いイギリスで、出費を抑えたい方向けの4つのポイント

  1. 地下鉄は必ずオイスターカードを入手して安く使い倒す
  2. タクシーはUBERを利用し、ぼったくりを防ぐ
  3. 食費を抑えたい時はTESCOなどのスーパーを使って自炊する
  4. 文化施設は入場無料の場所も多い

いかがでしたか?上の4つを抑えれば、比較的出費を抑えて旅行する事も可能。とはいえ、魅力的なショーや都市も多いので、出費を惜しむところと惜しまない箇所を分けてイギリスを旅するのがベストでしょう。

現地オプショナルツアーを紹介するVELTRAを使えば、現地から日本語ツアーも申し込み可能。イギリスは世界遺産のストーンヘンジや「英国で最も美しい村」と称されるバイブリーなど郊外にも見どころが満載です!

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バンコク在住、タイ不動産のラ・アトレアジア(タイランド)元代表。2013年にバンコクへ移住し、不動産仲介会社設立。バンコクのコンドミニアム「168 Sukhumvit 36」をJV開発後、退任し日本に帰国。現在はウクライナ・モンゴル・ラオスなどの不動産事業を手掛ける。岡山県倉敷市出身。

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