ウルムチ地下鉄の乗り方、新疆ウイグル自治区の物価感

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ウルムチ地下鉄に乗ってきました。新疆ウイグル自治区で2018年10月に開業し、現在はウルムチ市内の国際机場(空港)駅~八楼駅までの12駅が稼働中。

最初に断っておくと、ウルムチ市内は地下鉄駅周辺など監視カメラが大量に設置され、観光客でも写真を撮影しづらい雰囲気。構図など見にくい写真が含まれるので、ご理解を。ウルムチ地下鉄の乗り方編、行ってみましょう。

ウルムチ地下鉄は2018年10月に開業

2018年10月5日に開業した新疆ウイグル自治区のウルムチ地下鉄。2018年11月現在は実線の八楼駅 – 国際機場駅が営業中。最終的には7路線、総延長211.9kmとなる予定で現在は4路線分の駅名が公表されている。

ウルムチ地下鉄の乗り方

 (写真)ウルムチ地下鉄の八楼駅、厳冬期のため防寒のれんが設置されている

中国の大都市で地下鉄に乗ったことがあれば、ウルムチでも大差はない。違いは駅周辺や構内に複数ある監視カメラ程度。Wikipediaでは「実名制乗車制度」とあるが、切符購入時も特にパスポートや身分証の提示は必要なかった。

中国最西の地下鉄である。2014年に1号線を着工し、2018年10月25日に開業した。最終計画では7路線、総延長211.9kmに達する予定である。中国の地下鉄では初めて実名制乗車制度が導入された。(出所:wikipedia)

駅に入ると、まずは荷物検査。地下に入りホームで切符を購入する。隣駅までは2元(約27円)で、1元で市内を走るBRT(路線バス)や公共バスと比べると高い。広州などにある電子マネー決済専用機は設置されていない。

 (写真)ウルムチ地下鉄の券売機と切符

行きたい駅名などを調べておけば切符の購入は簡単で、中国語が話せずとも地下鉄での移動は難しくない。開業直後のホームや車内は清潔そのもの。ウルムチに行かれたなら、一度は乗って見てください。

中国国内旅行には騰訊地図などの事前ダウンロードがオススメ


「騰訊地図(テンセントMAP)」をダウンロードしておけば、地下鉄だけでなくBRTや公共バスも含め移動が楽になるからお勧めしておきます。中国各地を旅する人には必須のアプリでしょう。

バスの現在位置・待ち時間なども簡単に表示可能。もちろんウルムチ以外でも利用が可能です。

新疆ウイグル自治区の交通インフラの価格

(写真) ウルムチのBRT駅

  • ウルムチ地下鉄(地鉄)…2元(32円)~
  • ウルムチBRT(路線バス)…1元(16円)~
  • ウルムチ公共バス…1元(16円)~

2018年12月時点のウルムチで、最も停車駅が多く利用しやすいのは公共バス。ウルムチ観光の目玉であるバザールや博物館にもアクセス可能です。今後、地下鉄も路線が拡大すれば更に利便性も高まるはずですが、まだ4~5年は少なくともかかるでしょう。

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ウルムチの飲食費などの物価感

(写真) 酸菜牛肉拉麺

物価と言っても主に食費ですが、街中のローカル飲食店で約10元(160円~)。写真の酸菜牛肉拉麺は13元(約200円)でした。ウルムチはムスリムが多く、豚肉よりも牛肉や鶏肉、羊肉が中心です。

 

(写真) ウルムチ市内の大型デパート 友好広場(Youhao Guangchang)

Sim2Flyがあれば、GmailやTwitter、LINEが利用可能

中国ではGmailやTwitter、LINE、Facebookなどがアクセス遮断されており利用できません。Googleも使えず、同社の検索システムを利用するYahoo Japanも利用不可。仕事だけでなく、日常のコミュニケーションにも支障が出ます。


アジア 14ヶ国利用可能 プリペイドSIMカード SIM2Fly

上記はタイのSIMカードですが、これがあればウルムチや広州でもアクセス不可のネットサービスが利用できました。日本のアマゾンでも購入できるので、SIMフリー携帯をお持ちの方は必ず買っておきましょう。中国では外国人がSIMカードを購入できる場所が限られていますので。

この「SIM2Fly」があれば、地下鉄の乗り方や騰訊地図で時刻を調べるのにも便利です。備えあれば患いなし、良いウルムチの旅を!

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バンコク在住、タイ不動産のラ・アトレアジア(タイランド)元代表。2013年にバンコクへ移住し、不動産仲介会社設立。バンコクのコンドミニアム「168 Sukhumvit 36」をJV開発後、退任し日本に帰国。現在はウクライナ・モンゴル・ラオスなどの不動産事業を手掛ける。岡山県倉敷市出身。

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