トンローにてコンドミニアム開発。販売に向けて最終段階へ入りました

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バンコクのトンロー地区で、私も関わっている日系企業がコンドミニアムを開発します。タイ国内でコンドミニアム開発を行っている日系の上場企業は2016年1月時点で、三菱地所と三井不動産の2社で、3社目の開発となります。

タイ側のディベロッパーとの調整が私の主な役割ですが、半年以上も頭を悩ませていた事業もようやく最終段階に入ってきました。これまで紹介できなかった内容も少しずつ、(グロビジ!)でお伝えしたいと思います。まずは、タイの日系企業による開発状況について、見ていきましょう。

タイにおける日系ディベロッパーのコンドミニアム開発

Sukhumvit36

スクンビット・ソイ36で三菱地所がAPと開発中の「Rhythm Sukhumvit36-38」 (写真中央奥)

三菱地所はAP(エーピー)と、三井不動産はANANNDA(アナンダ)と合弁でコンドミニアム開発を行い販売中。いずれも日系企業が開発に携わっていることから、日本人はもとより現地タイ人からの評判も良く、大半のプロジェクトが早期に完売(ソールドアウト)という状況です。2014年に日系の2社ともに開発・発売をはじめてから2年、現在はバンコク郊外まで手を伸ばして開発を続けています。

タイの不動産大手Sansiri(サンシリ)が高架鉄道のBTS社と合弁開発している「LINE」シリーズも、販売直後に完売の状況が続いていることから、合弁プロジェクトは安心感があると言えるのでしょう。 ※こちらは両社ともタイの企業です。

トンロー地区に低層コンドミニアムを建設予定

Soi Thonglor

日本の上場企業として3例目で、タイの現地ディベロッパーと合弁会社を設立し、コンドミニアムを開発することが決まっています。場所はトンロー地区。バンコクにおける日本人エリアとしてご存知の方も多いことでしょう。

トンローは(タイ語:ทองหล่อ Thong Lo)は、タイ・バンコクのワッタナー区にあるスクンビット通りのソイ55の通りとその通り沿いの南北に延びた地域。多国籍な料理を提供するレストランや、流行りのショップなどが多い。日本人や欧米人の駐在員も多く住み、ハイソな雰囲気がある。1980年代から周辺の開発が始まり、1992年に道路を拡張して現在の片道3車線となった。 (出所:wikipedia)

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トンロー地区で開発予定のバンコク都市鉄道・グレーライン(写真左上 出所:BTS社総合案内)

コンドミニアムの販売単価が㎡あたり20万バーツ越えなど、高級コンドミニアムが林立するトンロー地区ですが、日本人駐在員以外も当然多く住んでいます。さらに、トンロー通りからスクンビット38を通るグレーラインの計画(上写真)もあり中長期で見ても発展が楽しみなエリア。

とうとう日本人街「トンロー」の開発計画が勢ぞろい。新路線グレーラインから新規買い物スポットまでご紹介します!

「利は仕入れにあり」という格言もあります。建設分譲販売の計画も最終段階まで来ていますが、日系企業が監修したコンドミニアムをできる限り低価格で、家具・家電・カーテンまでつけたフル装備で発売する見通しです。

少しづつ、(グロビジ!)でも紹介いたしますので、詳細は今しばらくお待ちください。

東京でタイ不動産セミナーを3月初旬に開催予定

thai property seminar Jul 2015

3月初旬に東京にてミニセミナーを開催させて頂く予定です。当日に先行予約受付をするかどうかは未確定ですが、最新の情報をご紹介できるのは間違いありません。プロジェクト名は「168 Sukhumvit」、168という数字は地番から来ています。

株式会社ラ・アトレアジア(タイランド) 

詳しくは上の会社サイトでも近日中に告知を行いますので、物件情報と併せてお待ちいただければ幸いです。私にとっても不動産開発のお手伝いは新たな挑戦ですが、数年後に誇れる物件をチーム全体で作り上げる所存です!

追記: 168 Sukhumvit の物件概要を公開しました

168 Sukhumvit 36 exteria

“168 Sukhumvit 36″始動

<こちらの記事も合わせてどうぞ!>

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バンコク在住、タイ不動産のラ・アトレアジア(タイランド)元代表。2013年にバンコクへ移住し、不動産仲介会社設立。バンコクのコンドミニアム「168 Sukhumvit 36」をJV開発後、退任し日本に帰国。現在はウクライナ・モンゴル・ラオスなどの不動産事業を手掛ける。岡山県倉敷市出身。

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