タイの首都バンコクは地価の上昇が続いています。私はタイ不動産会社の代表を務めながら、日本から来られるお客様や、タイ在住のお客様へのコンドミニアム販売・仲介を行っています。
今回は発展の続くバンコク・スクンビットエリアで、私が考える特に地価上昇が見込めるエリアをご紹介します。
筆頭格はプロンポン。ショッピングモール群の完成で、第2のサイアムとなれるか?
改修工事前のエンポリアム 出所:ブログ『タイで自在にロングステイ・長期滞在』
2014年内にエンポリアム2こと「エム・クアティア」が完成予定。さらに「エンポリアム」の改修工事が完了し、エンポリアム3と呼ばれる「エム・スフィア」の完成が2016年。この3つを建設するザ・モール・グループ社は「District Em」(ディストリクト・エム)という名称で、プロンポン一帯を同社の旗艦エリアに変貌させる予定です。
【追記 2015/05/02】 「エム・クアティア」が予定工期より3か月遅れで完成しました。
▼「EmQuartier(エムクアティア)」が開業、日本人街プロンポンがバンコク最大のショッピング街に一歩前進!
プロンポンはもともと日本人に人気のエリアで、日本人街の中心とも言える場所。コンドミニアムの中には9割以上が日本人という物件もあるほどです。既にこの辺りのコンドミニアム相場は、完成物件で平米あたり18万バーツを超えますが、5年後を考えるとさらに上昇するのは間違いないでしょう。
トンロー、BTS・グレーライン承認で更なる発展を迎えるか?
日本人にはおなじみのトンローも見逃せません。上は、今年6月のBTS(バンコク高架鉄道)の株主総会の資料です。BTS社の資料としては、この時はじめて「グレーライン」が発表されました。既にバンコク市長の承認を得ているそうで、来年以降に環境委員会の承認、工事の入札を経て着工となる見込み。
ラマ9世通りからソイ・トンローを抜けてさらに北へと伸びる予定で、BTSトンロー駅は現在のスクンビット線グリーンラインとの乗換駅になる予定。既に発展しているソイ・トンローに駅が出来てくるとは、今後の発展が本当に楽しみですね。
<こちらの記事も合わせてどうぞ!>
▼【地図付き】バンコクのショッピングモールの未来予想図。
▼バンコク都市モノレール(BTS)、乗降客数が多い駅 TOP10はココ!
▼【アジア4か国比較】基礎データまとめ。台湾を見るとタイの将来が見える気がする!


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