日本人とアメリカ人の資産配分比率はこんなに違うよ!

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日本人は資産の9割以上を自国通貨で保有している、世界でも極めて稀な人種」。実はこの文句、私が不動産ディベロッパーに良く紹介するセリフです。

今後、日本人の資産が海外へ流出していくのは間違いないだろうと見ています。今日は、「日本人とアメリカ人の資産配分の違い」についてご紹介します。

世界的に見ると、金融リテラシーが圧倒的に不足している日本人

日本人は資産の9割以上を自国通貨で保有している

なかなか日本国内にいると分かりづらいのですが、先日のタイ・カンボジア不動産の東京展示会で、私は気づきました。昨年行った不動産展示会に比べて、来場客の方が海外不動産に示す反応が驚くほど良化しているのです。そう、アンテナの敏感な方は、既に海外を向いておられるのです。質問される内容も、かなり具体的なものでした。

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日本人の資産配分は安定的すぎる?

日本人とアメリカ人の資産構造比較

上のグラフをご覧ください。現預金と保険・年金準備金が安定資産株式や投資信託、債券などが非安定資産として作成しました。日本人は約4.1%のその他を除くと、実に資産の15%程度しか運用していないのです。しかも、この低金利下で。皆さんはこの事実を、どう思われますか?

会社の経営者なら、手元資金を使っていかに会社の収益を上げるかを考えるはずです。今日の記事は少し辛口な内容になりましたが、日本円以外の資産分散を図るべきではないか?再考を喚起したい思い以外の何物でもありません。これからも「少額からはじめる海外投資」の手法を、紹介していきますので、お楽しみに。

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バンコク在住、タイ不動産のラ・アトレアジア(タイランド)元代表。2013年にバンコクへ移住し、不動産仲介会社設立。バンコクのコンドミニアム「168 Sukhumvit 36」をJV開発後、退任し日本に帰国。現在はウクライナ・モンゴル・ラオスなどの不動産事業を手掛ける。岡山県倉敷市出身。

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