【インタビュー】タイの医療保険について、保険のプロに聞いてみたよ!

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タイの医療保険について、Allianz Ayudhya(アリアンツアユタヤ)社のピムラダーさんにインタビューさせていただきました。医療保険は年中ニーズがある商品で、特に手当の薄い現地採用の方を中心にニーズが高いです。

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--なぜ、タイでは医療保険が人気なのでしょうか?

タイの場合、大半の医療保険で死亡保障金がついています。医療保険では、一日最大2,000バーツという入院時の給付金も手厚く用意されており、高額な治療費に備えるというメリットもあります。

--タイの医療保険はキャッシュレスで診察できると聞きましたが?

可能です。病院にもよりますが、アリアンツアユタヤの保険ではほとんど病院でキャッシュレス対応が可能です。タイの医療費は大病院を使うと高額請求は当たり前ですが、建て替え不要なのは大きなメリットでしょう。日本人の方が良く使う、バムルンラード・サミティベート・バンコク病院などはキャッシュレス(保障額との差額は自己負担)となっています。

--タイで医療保険を実際に使うときは、どういった手順になるのでしょうか?

まず通院でも入院でも、保険カードとパスポートを窓口で提示し受診します。診察後に支払カウンターで保険カードを提出し、通院保障額を超える支払いが必要な場合は、差額をお支払いいただきます。入院の場合は、病院にもよりますが、担当者が請求書(保障超える支払いがある場合のみ)を持ってきてくれます。支払があってもなくても、保険会社などへの通知は一切不要です。

--保険金が支払われないケースというのもあるのでしょうか?

まず、出産や歯の治療(事故による損傷時を除く)に関しては、保険適用外となっています。また、加入後最初の1か月間は免責期間として、保険金が支払われません。あとは、過去に発症した病気があるにも関わらず、保険加入時に告知していないケースがあります。

--実際に医療保険をお使いの方は、どういう時に利用しているのでしょうか?

大きい病気の際はもちろんですが、腹痛・風邪、目の痛み、気分がすぐれないときなどにご利用いただいています。ちょっとした不調を感じた際に、病院へすぐ行ける点が安心につながっているようですね。

--医療保険の料金はいくらくらいなのでしょうか?

35歳男性の方の場合、死亡保障金が約35万バーツ、入院給付金や診断費など含まれるプランで月々約1,200バーツからあります。通院時の保障をつけるのであれば、月々1,500バーツ程度となります。

--読者の方へメッセージをお願いします。

当たり前のことですが、保険商品については、加入して終わりではありません。万が一の際に欠かせないものですから、サポートが重要になります。他社のお客様で、「保険に加入したものの、使い方が良く分からない」とご相談に来られる方もいらっしゃいます。

弊社では、保険内容を日本語でご説明させていただきますし、私のお客様の3割近くは日本人の方です。保険契約からご利用いただくところまでフルサポートで対応しておりますし、実績もありますからご安心いただけると思います。

 タイの医療保険に関するインタビューを終えて

実は今回のインタビュー、私が医療保険に加入することもあり、その説明をインタビュー形式でお願いしました。

タイ法人の役員に就任した場合、社会保険は適用外となり、医療保険への加入が必要だったのです。私はほとんど病院とは無縁の人間ですが、医療保険は万が一の際に必要な大出費を抑えるリスクヘッジにもなると考えています。

ご協力いただいたアリアンツアユタヤ社のピムラダーさんは、日本での留学経験もあり、大変流暢な日本語で保険の説明をしてくださいました。タイの保険制度を学ぶと、節税などにも活かせますので、タイ在住の方にとっては大変有益です。近日中にピムラダーさんと「タイの保険セミナー」を開催いたします。

ご興味のある方や、タイの保険に関するご質問は コチラ からお願いします。

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バンコク在住、タイ不動産のラ・アトレアジア(タイランド)元代表。2013年にバンコクへ移住し、不動産仲介会社設立。バンコクのコンドミニアム「168 Sukhumvit 36」をJV開発後、退任し日本に帰国。現在はウクライナ・モンゴル・ラオスなどの不動産事業を手掛ける。岡山県倉敷市出身。

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