観光立国として、日本より先を行く台湾。僅か人口約2,350万人前後、国家認定されていないにも関わらず、観光客数は年間1,000万人を数えます。
外国人観光客にとって、ネット環境は欠かせないもの。その面でも台湾は、日本以上にWi-Fiが充実しています。今回は、台北で使える観光者向け永年無料Wi-Fi 「Taipei Free」 と台湾旅行に便利な荷物預け「台北車站行李託運中心」をご紹介します。
「Taipei Free」の手続はパスポートを提出して申請完了!
松山空港、台北駅、MRT各ターミナル駅、観光スポットなどのサービスカウンターへ行くと、係員がフリーWi-Fiである「Taipei Free」の申請代行してくれます。台北桃園空港にはサービスカウンターがないため、到着後すぐに利用を希望する場合は、事前に以下のURLから申請ください。登録や利用は無料で可能です。
肝心の電波も地下鉄駅を中心に、駅近辺の街中でも十分拾えるレベル。速度も動画を見るには不十分ですが、下手な東南アジアのホテルなどよりもサクサク動く感じのフリーWi-Fiでした。
▼台湾へ行くときに無料のWi-Fiサービス「Taipei Free」に登録していった話
▼Taipei Free 公式 Q&A
台北駅の荷物預かり所、「台北車站行李託運中心」
台湾を旅行する際にもう一つ覚えておきたいのが、台北駅の荷物預かり所、「台北車站行李託運中心」です。大きな荷物を置いて旅をしたいという場合には、非常に便利。荷物預けも1日わずか30元(約100円)と格安です。
一度預けて、荷物の入れかえをする場合は再度預け手続きが必要など厳格な(?)ルールが存在します。ネットでの評判もよく、管理もしっかりとしているようなので、私も実際に利用しました。下記サイトが詳しいので参照ください。
▼荷物を預けて台北を歩こう。台北駅前の行李托運中心なら大きい荷物でも大丈夫! (ちょっと台湾いってきます)
台北車站行李託運中心
営業時間:午前8時〜午後20時
先進的な観光立国の影響?増加する台湾リピーター。
『千と千尋の神隠し』のモデルとなった、九份の夜
台湾の観光客数は、2015年度に1,000万人を突破。何とたった5年で、観光客は倍増しました。台湾の人口が約2,300万人であることを考えれば、驚異的な数字です。これも、無料Wi-Fiや格安の荷物預かりなど観光客のための施策が充実しているからでしょう。とにかく、安心して旅ができる!それが台湾です。
初めての台湾ならVELTRAなど日本語で予約できる、現地のオプショナルツアーを使って、観光ポイントを効率的に回るのがベストでしょう。千と千尋の神隠しのモデルになった九分や、小籠包の名店として世界的に有名な鼎泰豊本店など。台湾人の笑顔も素敵でしたよ!
<こちらの記事も合わせてどうぞ!>
▼【アジア4か国比較】基礎データまとめ。台湾を見るとタイの将来が見える気がする!
▼台湾の物価って意外とタイと大差ない?台北で調査をしてきました。
▼「中国語を学ぶ」ならどこが良いか、台湾で考えてみた。


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