タイでコンドミニアムを借りるには?パスポートと賃料3か月で移住可能!

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バンコクでの2月~5月は引越しピークです。日本でも引っ越しピークの3月までに加え、雨季に入る前に引っ越しを終えておきたいというニーズがあるのでしょう。。

「これから海外に出てみたい」という方には、バンコクはとても暮らしやすい街の一つでしょう。駐在や長期滞在などニーズは様々で、「海外で生活してみたい」という人は増えています。今日はタイでコンドミニアムを借りる方法をご紹介します。

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タイのバンコクやパタヤでコンドミニアムを借りる方法

タイの一般的な低層コンドミニアム

オンヌット駅近くのコンドミニアム

タイでコンドミニアムを借りるのは、想像以上に簡単です。日本のような礼金や保証人などのシステムもありません。詳細は後述しますが、外国人の場合はパスポートと一般的に3か月分の家賃を用意すれば、当日からでも入居できるコンドミニアムもたくさんあります。

タイの不動産は一戸建て・アパート・コンドミニアム・サービスアパートの4種類が存在します。今後、タイへ移住予定の方は、以下の手順で探すとよりスムーズだと思います。

1. 希望条件の設定

バンコクのコンドミニアム探し

タイでコンドミニアムを借りる際に、良く聞かれる内容

  • ご入居者の家族構成 (単身・夫婦・家族等)
  • ご希望の物件名、エリア
  • 賃料のご予算
  • 間取り(広さ、部屋タイプ)
  • 入居予定日
  • 特別なご要望(バスタブ付き、ペット可能、駅近、など)
  • 建物種別(アパート/コンドミニアム)

最も重要なのは「予算の選定」。一方で、はじめてタイを訪れる方にとって、「居住エリアの選定」も難しいでしょう。

事前に街の雰囲気が分かれば良いですが、そうはいかないケースもあるはず。プールやフィットネスジムがついたコンドミニアム(日本でのマンションに相当)を借りる場合は、以下のエリアが人気で住みやすいと思います。

プロンポントンロー 1BED(約35㎡):約2万バーツ(約7.4万円)~ 2BED(約50㎡):3万バーツ(約11万円)~
オンヌット 1BED(約35㎡):約1.2万バーツ(約4.5万円)~ 2BED(約50㎡):2.2万バーツ(約8.1万円)~

次の項で詳しく説明しますが、最初の段階では「予算」と「どうしても外せない条件(バスタブ付き、ペット可など)」をリストアップしておきましょう。

2. 物件の内覧

Tidy Deluxeの1ベッドルーム

タイの不動産会社の大半は、「仲介料無料」で利用することが可能。タダでプロによる物件選定を受けられますから、利用しない手はありません。但し、タイの不動産会社は日本と違って「不動産会社同士のヨコのつながり」が希薄です。自社物件しか案内してくれない会社も多いので注意しましょう。

信頼できる不動産会社を見つけたあとは、①のステップでリストアップした「予算」と「どうしても外せない条件(バスタブ付き、ペット可など)」を担当者に伝えます。大家さんとの鍵の受け渡しなどがあるため、当日の内見は難しいですが、遅くとも数日中には内見ができるはずです。

タイでは手付金を払ってから「1か月後までに入居」する慣習があります。交渉である程度調整はできますが、あまり早くに内見しても意味がないので、不動産の内見をする際は「入居日の1か月~1か月半前」がベストでしょう。

3. 物件の予約・契約

タイのコンドミニアム内見

内見して、気に入った物件が見つかれば、賃料の1か月分となる手付金(Booking Fee)を払えば予約が完了します。基本的には手付を払ってから「1か月以内に入居」するのが通例です。入居時は敷金(Deposit Fee)として賃料の2か月分を支払います。

なお、前払いしている1か月分の賃料に当たる手付金は、前家賃として充当されます。分かりやすく言えば、タイの不動産を借りる場合は、3か月分の賃料が必要で、それぞれ前家賃(手付金)および敷金という形で支払うことになります。
※タイ不動産は「1年契約」が基本。1年未満だと、割高になったり、契約できないケースもあります。

契約に必要な書類は外国人ならパスポートのみ。タイ語もしくは英語の契約書にサインすれば、契約完了です。日系不動産会社を使えば、日本語の契約書も用意してくれるでしょう。手続きは日本以上にシンプルで簡単。家具家電付きの部屋が大半ですから、スーツケース一つで入居も完了してしまいます。

タイのコンドミニアム・アパートを借りるには? まとめ

ATLANTISプール4 パタヤのリゾート型コンドミニアム

  1. 希望するエリアや条件のリストアップ
  2. 内見の申込・内見
  3. 手付金の支払い(予約)
  4. 契約書にサイン → 入居

手順は上記の通り、大変シンプルです。必要書類もパスポートのみで、保証人も必要ありません。家具家電付のお部屋が大半ですから、昨日立ち会った日本から移住されるお客様の入居も、スーツケース一つとボストンバッグ2つ分程度で完了しました。(衣類などの生活用品は現地調達されるようです)

(グロビジ!)では、エリアの選定やオススメ物件の紹介など、本格的にタイへの移住や引っ越しをお考えの方のサポートをさせていただきます。お問合せフォーム からご連絡をお願いします。
※入居日を具体的に決めており、2か月以内にお引越し予定のみのサポートとなります。予めご了承ください。

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バンコク在住、タイ不動産のラ・アトレアジア(タイランド)元代表。2013年にバンコクへ移住し、不動産仲介会社設立。バンコクのコンドミニアム「168 Sukhumvit 36」をJV開発後、退任し日本に帰国。現在はウクライナ・モンゴル・ラオスなどの不動産事業を手掛ける。岡山県倉敷市出身。

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