タイの不動産を、100万円以下で購入しました。バンコクの隣県で、線路も通っていない地域、築年数も20年を超えているでしょう。日本人も一切いない地域のコンドミニアムを、超格安で無謀にも買ってみたわけです(笑)
バンコク郊外の超格安不動産を買ってみた
購入したコンドミニアム近くの風景
今回の購入は、大口投資家さんから、今後計20戸近くの格安コンドミニアムの購入運営依頼を受けているため、テストケースとして個人的に購入したもの。実は「訳あり物件」のため超格安です。管理の手間はかかりますが、現在は自社で内装工事や具材の輸入も出来るようになっているので実現したことです。
価格は100万円以下から購入可能。私が買ったコンドミニアムも同じような値段です。ちなみにいわゆる死者などが出た事故物件は一切購入しませんしご紹介もしませんので、違う意味での「訳あり」とお考えください(笑)
タイの訳あり不動産、個人での運用は可能なのか?
コンドミニアム近く(バンコク郊外)の風景
日本でも中古物件を購入してリノベーションして、賃貸に回したり、転売をしたりという管理手法が流行っています。では、日本の投資家さんが独力でタイの案件を回せるか?といえば、正直難しいと思います。
正直なところ、内装工事に加え、管理の手間もかかりますから、個人での運営はあまりオススメしません。私の不動産会社でも、日本と同様に賃料の5%をベースにタイのコンドミニアムの管理契約を受けていますが、こうした訳ありの超格安物件はコストや手間に見合うものではないのです。
具体的に言えば、超格安で線路も通ってませんから、物件にもよりますが賃料も1万円前後。ビジネスとしては、管理料5%(500円程度)では正直対応できません。アパート一棟(タイ法人の所有が前提)という規模なら、可能かもしれませんが、国外在住の個人なら少し賃料の高いコンドミニアム投資が無難でしょう。
首都バンコクへの人口流入で、バンコク郊外物件の需要が増加する?
コンドミニアムから1km圏内のロビンソン百貨店・サムットプラカーン
先日の記事(以下参照ください)で詳しくご紹介しましたが、2015年末のASEAN経済共同体(AEC)発足により、バンコクおよび近郊への人口は増加すると僕は考えています。タイの地方都市や近隣諸国から移住が大半でしょうから、郊外の格安物件への賃貸需要も当然増すでしょう。
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個人の目標としては、「タイ不動産のエキスパート」を目指しています。バンコクで不動産仲介会社も持ち、日々勉強を重ねてますが、新しい分野へのアンテナを広げるため、今回の投資を決めました。今後の状況も随時レポートしていきます。応援よろしくお願いします!
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