タイでコンドミニアム開発、販売事業に携わりながらブログを書いていますが、はじめて海外へ行ったのは18歳のアメリカ・カンザス州ヘイズでした。カルチャーショックという文字通り、初海外で受けた衝撃が今につながっています。
自己紹介を兼ねて、若いころに訪れた海外経験について不定期に書いていきたいと思います。
18歳で降り立った初の海外、アメリカ・カンザス州ヘイズ
はじめて海外へ行ったのは18歳の夏。アメリカ・カンザス州ヘイズでした。今でこそ、バンコクでビジネスをしていますが、このアメリカ留学がなければ今も日本で働いているかもしれません。個人的には大きなターニングポイントでした。
アルバイトで貯めた僅かな貯金と、親から借りたお金が原資。留学先を紹介する会社は使わず、留学用ガイドブックとインターネットで留学先の学校と交渉し、旅立ちを決めました。もう17年も前ですから、インターネット黎明期の頃だったと思います。
デンバー経由でカンザス州ヘイズへ。プロペラ機で到着した人口2万人の街は、想像以上に田舎でした。ホームステイ先家族の迎えのはずが、小さな飛行場にもいません。機内で隣席だったインド系のおじさんに、ホームステイ先の住所まで送り届けてもらうことに。今考えると軽率な行為でした。
到着した家にも家族は不在。隣家で待てるようおじさんが交渉してくれました。もうその隣家の人の顔は覚えてませんが、出してもらったレモネードの事は覚えています。これからどうなるのだろう、そんな不安がありました。
それから約1か月半通ったのが、写真のフォートヘイズ州立大学。日本と比べて湿気の少ないカンザスの夏。大学での勉強生活は苦難の連続を迎えることになります。
頭で考えるのではなく、まず「話す・動く」ことを学んだ留学時代
最初の衝撃は、英語を話せないこと。4~5名の日本人が常時大学に在籍していました。義務教育のおかげで日本人の英単語力は立派なもの。それでも南米や中東系の生徒に比べしゃべれないのです。
ある日気づきました。日本人の「恥意識」が邪魔をしていると。渡米直後は自信が持てず「失敗したらどうしよう?」という事を考えていました。それは同じクラスの日本人も同様で、考えすぎる人種なのかもしれません。ラテン系の人たちは文法がバラバラでもとりあえず話すのです。
- 頭で考える前に、話し、体を動かす
- 自分の意見をためらわずに話す
上記2点を高校生の頃にアメリカで気づけたことは大きな糧となりました。
若い時期の海外経験が人に自信を与える
海外への強い憧れは以前からありましたが、アメリカで一人で過ごした経験は自信につながりました。親元を離れ海外で暮らすことが曲がりなりにもできたから。多分、将来自分の子供にも若い時期での一人旅を薦めることでしょう。
こうして憧れていたバックパッカーになるべく、半年後のヨーロッパ旅行の計画をはじめていきます。
このアメリカでの経験が、今の板野雅由を形成したのは間違いありません。
※本記事は不定期連載となります
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