
バンコク初の交通系共通ICカードシステム、Mangmoon(メンムム)の導入が2018年6月23日に迫っています。
現状、バンコクの高架鉄道BTSや地下鉄MRTは各社路線のみ利用可。タイ初となる交通系共通カード「Mangmoon(メンムム)」の導入がついに発表されました。早速、詳細を見てみましょう。
タイのSuica、メンムム導入は2018年6月末に決定
Bangkok PostによるとMangmoon(メンムム)の導入が2018年6月23日と報道されました。限定20万枚がパープルライン駅にて発行される予定。購入にはIDの持参が必要です。
まず当初利用できるのは、2路線限定。MRTパープルラインとブルーラインです。その後BMTAが運営するバスなどの都内交通機関、エアポートリンクでも2018年10月以降に利用可能になる予定。
Mangmoon(メンムム)カードはバンコク初の交通系共通ICカード
バンコクではこれまで、乗客はBTSやMRTなど各路線の切符を別々に購入しなければならず共通カードはありませんでした。今後、Mangmoon(メンムム)が共通カードとして利用され、カードも1枚で事足りることに。
新共通カードは前述の通り、当初は現在運行中のMRTブルーライン、MRTパープルライン、エアポートリンク(ARL)の4鉄道で利用でき、2020年を目途にBTSスカイトレイン、タイ国鉄でも導入される見通しです。
Mangmoon(メンムム)カードが利用可能な交通機関と導入スケジュール
- 地下鉄/高架鉄道 MRTブルーライン・パープルライン 2018年6月23日~
- エアポートリンク(ALT) ※2018年10月以降~
- バンコク大量輸送公社のバス ※2018年10月以降~
- 高架鉄道 BTS ※2020年まで
- タイ国鉄 ※2020年まで
- 高速道路 (将来的に導入予定)
- バンコク都内のボート (将来的に導入予定)
※印は、導入開始予定時期です(各報道の情報を集約し掲載しています)
Mangmoon(メンムム)カードの運用開始スケジュールと購入情報まとめ
- 6月22日に限定20万枚がパープルライン駅にて発売される
- Mangmoon(メンムム)の購入には、IDの持参が必要
- カード発行料は100-150バーツの予定。デポジット50バーツも別途必要
- MRTパープルラインとブルーラインのみで当初は利用可能
- 2020年までに全ての交通機関で利用可能とする予定
メンムム導入は2016年から毎年延期され続け、2年越しでの実現。将来的には日本のSuicaのように全国普及すればバンコクの都市交通も一気に便利になりそうです。
▼タイ・バンコクの都市交通計画2018年最新版!(BTS・MRT・エアポートリンク)
上の記事にも書いてますが、BTSが12両編成になるという噂もあり、バンコクの都市交通は益々発展しそう。メンムムカードの発売はMRTパープルライン駅なので購入の際は注意して下さい!
<こちらの記事も合わせてどうぞ!>
▼バンコクの新路線MRTパープルライン、乗り方・路線図徹底ガイド
▼3分で分かる、バンコクの高架鉄道BTS「ラビットカード」機能まとめ
▼バンコク都市高架鉄道(BTS)、乗降客数が多い駅 TOP10はココ!


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