タイ株をタイの証券会社を使って取引するには?

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タイの株価は2017年9月に史上最高値を更新し、タイ証券取引指数SETは同年11月以降も堅調に高値を記録しています。

(グロビジ!)でもタイ株について過去に紹介してきましたが今回は久々の記事。タイの株価上昇要因、日本人がタイ株を取引きする際の証券会社選びについて紹介します。

タイ株の株価上昇要因

タイの景気回復がタイ証券取引指数(SET)を後押ししているのもありますが、下記2点も株価上昇につながった重大要素。

  1. 2016年10月の国王ラーマ9世の死去から翌年10月に無事葬儀が終わった事
  2. 前首相のインラック首相が訴追を受け、国外逃亡し、タクシン-インラック政権が終焉

上記2つの大きなイベントを終え、新しい局面に入ろうとしているタイ株。日本人にとって外貨投資となり、成長国でもあるタイ株式の投資はポートフォリオ分散の一つの選択肢に十分なり得るでしょう。

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タイ株投資の私的戦略

私も来タイ直後からタイ株を取引きしていますが、保有している銘柄は多くとも5銘柄で大半はインフラ関係や高配当の銘柄です。特にBTS・BEM・SWCの3銘柄は毎月買い増しをしてきました。

  • BTS…高架鉄道を運営する企業。広告・不動産開発なども手掛ける
  • BEM…地下鉄MRTやバンコクの高速道路を運営する企業。
  • SWC…殺虫剤など化学薬品を手掛ける企業

上記を見て頂くと分かるように、財務内容が良く、タイや東南アジア諸国で伸びそうな業種を選択しています。かつてはアスファルトを作るTASCOという銘柄も保有していました。

タイ株の戦略として基本的には、「小売りやIT系などよりも、堅実に伸びそうで利回りの高い銘柄を中長期で保有するのが良いのではないか?」と考えています。

タイ株をタイの証券会社を使って取引するには?

タイ株を取引する場合、日本の証券会社以外にタイの証券会社で口座を開くという選択肢も。現在はSBI証券とKT-ZMICO証券の2社が日本人対応をしています。

  • SBI証券…日本のソフトバンク系列、タイ在住者のみ口座開設可能、日本人担当常駐
  • KT-ZMICO証券…地場老舗証券会社、古くから日本人対応の実績を持つ、日本在住者でも口座開設可能、日本語を話すタイ人スタッフが対応

両社のサービス内容や手数料体系については、上記のサイトを参照ください。タイの銀行口座開設など一定の要件はありますが、まだタイは非居住者でも銀行・証券の口座開設が可能。2社とも日本語対応が可能なので、タイ株に興味のある方は上記リンクよりどうぞ。

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バンコク在住、タイ不動産のラ・アトレアジア(タイランド)元代表。2013年にバンコクへ移住し、不動産仲介会社設立。バンコクのコンドミニアム「168 Sukhumvit 36」をJV開発後、退任し日本に帰国。現在はウクライナ・モンゴル・ラオスなどの不動産事業を手掛ける。岡山県倉敷市出身。

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