タイへの入国や不法滞在、ビザランを含む入国ビザ無しで出入国を繰り返す行為への取り締まりが強化されています。
以前は日本人ならビザ無しで何度でも入国できましたが、あまりに出入国回数が多い場合は空港の別室で取り調べを受けたり、場合によってはタイへの入国を拒否されるケースを耳にするようになりました。英字新聞『The Nation』のニュースを紹介します。 続きを読む
タイへの入国や不法滞在、ビザランを含む入国ビザ無しで出入国を繰り返す行為への取り締まりが強化されています。
以前は日本人ならビザ無しで何度でも入国できましたが、あまりに出入国回数が多い場合は空港の別室で取り調べを受けたり、場合によってはタイへの入国を拒否されるケースを耳にするようになりました。英字新聞『The Nation』のニュースを紹介します。 続きを読む
バンコクのドンムアン空港。「世界で最もLCC利用者の多い空港」として、24時間多くの旅行客が行きかう場所です。
一度利用した方はご存知でしょう。タクシー乗り場はいつも長蛇の列で、空港を出るのに30分以上かかるのは当たり前。今日はバンコク在住の僕が良く使う、「ドンムアン空港から5分でタクシー移動をする方法」をご紹介します! 続きを読む
タイ外務省が「マルチプル観光ビザ」を2015年11月13日から導入すると発表しました。「マルチプルビザ」と言うと聞きなれない言葉ですが、数次入国ビザとも呼ばれ日本でも中国人やロシア人等向けのマルチプルビザが既に導入されています。
Multiple Visa。定められた有効期間内に何度でも出入国できる査証のこと。数次ビザとも言う。1回あたりの滞在期間には制限があることが多い。そのほかのビザとしてはシングルビザ(Single Visa)、ダブルビザ(Double Visa)、トランジットビザ(Transit Visa)がある。
(出所:Ena “マルチプルビザとは” )
2015年1月に発表されたタイの数次入国ビザは、2015年8月にプラユット首相に承認され、実は導入が心待ちにされていました。今回のタイ外務省の発表は、タイ好きの方に朗報でしょう。早速、タイの英字新聞『Nation』紙の記事から、内容を見てみましょう。
タイ・アランヤプラテート/カンボジア・ポイペト国境での「ビザラン」が禁止されたとタイのメディアで報道されました。
ビザランとは?
現在飛行機でタイに入国すると日本人の場合は30日間の滞在許可が与えられます。タイは陸路で国境を接する国が多くあります。以前は国境まで行って陸路で国境を超えたのち、その日のうちにタイ国内に戻ると再び30日の滞在許可をえることができました。この行為をビザランを言います。
(出所:タイで禁止されたビザランとは?“ビーカイブ”)
タイでの長期滞在で近年最も注目されている「タイランド・エリート」。5年間の特別滞在ビザですが、安価な準会員権も存在します。今回はそのタイランド・イージー・アクセス(Thailand Easy Access)を紹介します。 続きを読む
タイに入国する際に欠かせないのが「入国ビザ」。有効期限内は何度でも入国可能な「マルチプルエントリービザ(数次入国ビザ)」が導入されると、タイ国内の英字新聞各紙が報道しました。
実はこのマルチプルビザ、2015年1月にタイの政府広報局が発表していた内容よりも要件がやや厳しくなっています。今日はタイの英字新聞『The Nation』の記事を元に、タイのマルチプル入国ビザに関する報道をご紹介します。
※今回の記事は、マルチプルエントリービザ発行の確定報道ではありません。過去にも同様の報道はされた経緯がありますので、文末にて詳しく紹介します。
タイは観光産業や経済を促進する試みとして、マルチプルビザを全ての国の観光客に提供する方向で動きはじめた。観光大臣である Kobkarn Wattanavrangkul氏は昨日、プラユット・チャンオチャ首相がこの提案に認可を出し、閣議決定後60日以内に実施される予定であると述べた。
タイにビザなしで入国することができる国は、現在30から40カ国存在する。その他の国から入国する人々は30日間有効なシングルビザを取得するために、約1,000バーツ支払わなければならない。
Kobkarn氏は「新しいビザにより、ビザを所有する人は1回以上タイに入国することができる。これは多くの他の国ですでに存在する仕組みと類似している。6ヶ月有効なビザに対し、政府は5,000バーツをとる予定だ」と語った。
近年成長を続けている産業は観光産業のみで、他の業界は世界的な経済の低迷の影響を未だに受けているところだ。
タイは今年、海外からの観光客を2,800万人呼び込むことを目指している。国内と来タイ観光客で2.2兆バーツの収入、国民総生産の約10%を見込む。先月は昨年比で、37%増の260万人が来タイし、中国とマレーシアからの訪問が最も多かった。
タイの内閣は火曜、良質な観光客を増加させ持続可能な開発の促進を目標とする、観光省の「観光開発三か年計画」を承認した。これにより、旅行における条件が緩和され、特にタイの隣国諸国との協力関係が促進されることが期待される。
先週、タイとミャンマーは二国間を飛行機で行き来する両国民に、主要空港で入国ビザを免除することで合意済みだ。今後、ビザ無しで14日間までの滞在が可能となる。
(出所: The Nation “Plan to grant multiple-entry visas to tourists from all nations” グロビジ!翻訳・要約 ※文中の写真は筆者挿入)
冒頭でも書きましたが、2015年1月に「早ければ、2月の中華正月より運用を開始」として報道されたこともあります。その際は、政府広報局もウェブ上で情報の提供をしていましたが、本日時点で政府広報局・タイの出入国管理事務所ともに発表はありません。
このことから、「導入には少し時間がかかるのでは?」というのが私の見解です。マルチプルエントリービザを待ち望んでいる方には恐縮ですが、報道にも「閣議決定後60日以内に実施される予定」とあります。プラユット首相の強権で、早期導入なるか行方を見守るしかありません。
▼タイが「マルチプルビザ」発給を検討中!最大1年の期限で、何度もタイを訪問できるようになるかも!?(2015年1月時点での報道記事)
▼タイで永住権を取るには?取得条件はなかなかハードルが高い。
▼タイのリタイヤメントビザ事情。50歳以上なら取得ハードルは低いって知ってた?
タイを訪れる全外国人に対し、最大1年の有効期限で何回も出入国が可能な「マルチプルビザ」を発行する可能性があると、政府広報局が発表しました。
今日は National News Bureau of Thailand が発表した声明を元に、閣議中のタイのマルチプルビザ(数次入国ビザ)についてご紹介します。
外国人観光客が多く訪れる、パタヤのウォーキングストリート
内務省は、すべての外国人旅行者にマルチプルビザ(複数回入国可能な数次ビザ)を許可するというアイデアを検討している。
新たに提案された「マルチプルビザ」規定は、滞在予定期間に合わせた2種に分類される予定だ。一つは、6か月有効で料金は2,000バーツ。3,000バーツのビザなら1年間有効で「微笑みの国・タイ」を満喫できる。
現在、この提案は議会によって検討されている。同省は、内閣が中国の旧正月前(2月中旬頃)にゴーサインを出すだろうと述べた。この政策が施行されれば、観光客の増大を後押しするだろうと期待される。
一方、タイの旅行代理店協会は、「この政策によって観光客の滞在期間が間違いなく伸びるだろう。しかし、観光客の増加につながるかどうかは予測できない」と、意見を表明した。
この政策で、観光収入が2.2兆バーツ(約7.9兆円)になることを目標としている。以前の観光庁の試算では、2.135兆バーツが目標だった。
(出所: National News Bureau of Thailand “Interior Ministry contemplates multiple visa for all visitors, boosting tourism scene” 筆者翻訳・要約)
タイを愛する方にとって、メリットの大きいマルチプルビザ。但し、「滞在日数」や「何度出入国可能か」など詳細は公表されていません。タイは昨年8月以降、ツーリストビザや学生ビザの更新が厳しくなるなど、居住ビザを持たない外国人の長期滞在が厳しくなっています。
現在、日本人はダブル(2回出入国可能)の数次ビザは取得可能。しかし、今回の「マルチプルビザ」でノンイミグラントビザ(ビジネスやリタイヤビザなどの居住用ビザ)同様に、何度も出入国が可能になれば旅行者にとって大変便利な環境が生まれます。
早ければ2月スタートですから、月内には詳細が固まる可能性もあります。一方で、タイですから自然消滅する可能性も否めません(笑) 続報が出しだい、ご紹介致します。お楽しみに!
【追記 2015/08/09】
案の定、発行が遅れているマルチプルエントリービザですが、プラユット首相が発行を認可したとの報道がありました。
▼タイで「マルチプルエントリービザ」認可報道!入国に欠かせないビザ問題の救世主は導入にまだ時間がかかりそう。
▼タイのリタイヤメントビザ事情。50歳以上なら取得ハードルは低いって知ってた?
▼タイで永住権を取るには?取得条件はなかなかハードルが高い。
▼タイランド・エリート(Thailand Elite)会員特典まとめ。5年間の数次入国ビザも取れちゃうよ!