日本では2015年1月に税制改正がなされ、相続税が増税されることが決まっています。
一方で、タイ国内でも相続税や固定資産税が導入される方向で、プラユット首相率いる軍政権が調整中。今回は、日本でもタイでも有効な、土地の評価額を抑える方法をご紹介します。
相続増税!2015年1月の税制改正の基本情報(日本)
- 基礎控除は「5,000万円+1,000万円×相続人の数」⇒「3,000万円+600万円×相続人の数」へ減少
- 相続財産への税率が「3億円以下:10~40%、3億円超:50%」⇒「6億円以下:10~50%、6億円超:55%」
- 土地売却時の税金増
それぞれの項目の詳細は、『週刊ダイヤモンド』で詳しく特集されていますので、参照ください。
週刊ダイヤモンド 2014年 9/13号 [相続重税!迫りくる増税 加速する地下上昇] [Kindle版]
週刊エコノミスト 2014年 7/29号 [あなたの土地の相続増税] [Kindle版]
タイ国内でも、固定資産税・相続税が導入される?
タイ国内でも、時期は決定していないものの、固定資産税および相続税の増税が検討されています。バンコクポストの報道によると、相続税は5,000万バーツを超える相続資産に対し10%の課税となる模様。一方で、固定資産税に関しては有力メディアからの報道はまだ出ていません。
タイ不動産の売買・賃貸仲介をする私の会社(ラ・アトレアジア(タイランド))からも今月行われるタイ国内の税制改革セミナーへタイ人スタッフを派遣し、固定資産税および相続税の増税に関する詳しい情報を入手する予定です。また内容が分かり次第、詳しい情報をこのブログ(グロビジ!)でもご紹介します。
日本でもタイでも使える、固定資産税・相続税を抑える方法とは?
日本でもタイ国内でも固定資産税を抑える方法として、タワーマンション(タイで言う、高層コンドミニアム)の購入が挙げられます。なぜなら、自分の持ち分となる土地の面積が小さくなることから、保有する土地の評価額が低くなり、当然相続税も固定資産税の評価額も少なく抑えられるわけです。
土地の評価額を抑えることを目的視するなら、パタヤやプーケットにあるような広大な敷地面積を持つ高層コンドミニアムではなく、バンコク中心部に立つ総面積数の小さい都市型高層コンドミニアムが良いでしょう。オススメとしては、以下のようなプロジェクトでしょうか。
▼https://lattrait.asia/id/2629 「Rhythm Sukhumvit 42」 BTS・エカマイ駅 1,000万円~
▼https://lattrait.asia/id/2768 「M Thonglor 10」 BTS・トンロー駅 1,400万円~
例えば、タイには上のリンクにある 185 Rajadamri のような億ションも存在します。一方で、バンコク郊外なら700万円前後から高層コンドミニアム(The Gallery)を購入することも可能。今後、固定資産税が導入されることを考えると、タイでもタワーマンションの資産価値がますます上がっていくと、僕は個人的に予測しています!
<こちらの記事も合わせてどうぞ!>
▼BTS・スクンビット線延伸部分、「サムローン」はターミナル駅となる最重要地域!
▼タイの不動産を日本の一級建築士の方に視察していただきました。
▼タイ不動産セミナーを東京・藤沢で開催いたしました。


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