
タイ・バンコクの東南に隣接するサムットプラカーン県。タイの経済成長により、バンコクの隣県でもロビンソン百貨店の新店OPENなど先進的建造物が増えています。例えば、タイでも有名な、田舎から徐々に変化してきました。
▼ロビンソン百貨店・サムットプラカーンがOPEN!バンコク隣県の発展に要注目。
バンコク及び周辺4県を「首都圏」と呼びますが、4県の中でも注目すべきが「サムットプラカーン」。農作地帯やエビ養殖場が広がる一方で市街地や工業地帯もあり、スワンナプーム空港もサムットプラカーン県に所在しています。
サムットプラカーンに注目する理由、それは「場所」に尽きる。
サムットプラカーン県役場からほど近いパクナムの街並み
BTSスクンビット線の終点「ベーリン駅」から約200メートル歩くと、サムットプラカーン県へ入ります。同県には、タイ最大の「スワンナプーム国際空港」があり、バンプー工業地帯など製造業の拠点も存在します。
空港の他に、タイ最大の港「レムチャバン港」や、ビーチリゾートのパタヤ特別市があるチョンブリ県とバンコクの間に位置し、物流に加えベッドタウンとしても重要な場所。この立地こそが、サムットプラカーン県に注目する最大の理由です。
現在建設中のBTS(高架鉄道)スクンビット線の延伸工事が完成すれば、タイの商業・経済の中心、サイアム・スクンビット方面へ電車一本で直接行けるように。北のノンタブリ県など、別の県からは乗換必須ですが、サムットプラカーンからは直接CBDへ行けるアドバンテージがあります。
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私もこのエリアで、上記の物件などタイ不動産を実際に複数取得。上の案件は築古物件をリノベーションする目的で購入しました。
サムットプラカーン県の新名所、「paknam observation tower」が建設中。
建設工事の進むパクナム・オブザベーション・タワー(パクナム展望台)
このサムットプラカーン県のランドマークとして建設されているのが、「paknam observation tower」(パクナム展望台)です。県の庁舎や裁判所、イミグレーション(出入国事務所)のある県中心のパクナム地区で、2016年完成予定として建設が進んでいます。その完成図は以下。
paknam observation tower の完成予定図
高さは179.55メートル。東京なら丸ビル、大阪なら梅田スカイビルとほぼ同じ高さ。元々、Paknam刑務所があった跡地に建設中で、タワー内には図書館や博物館などが入る予定。上部の丸みを帯びた部分は展望台として、サムットプラカーンの街並みを一望できるようになることでしょう。
サムットプラカーン県はバンコクには及びませんが、タイでもTOP5に入る高所得県。スクンビットまで電車で30分という距離で、日本なら神奈川県や千葉県に住んでいるようなイメージで良いでしょう。
現在は日本人が増加したオンヌットのように、5年後を見据えるならサムットプラカーン県の成長ポテンシャルは高いでしょう。
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