バンコク・大型ショッピングモールの将来!
下記は、タイ国内の英字新聞 『The Nation』に掲載されていた、バンコク都内の大型ショッピングモール地図です。今年5月に国内最大手セントラル・グループの新旗艦店とも言えるセントラルエンバシーがプロンチットに誕生しましたが、競合のモール・グループをはじめ、大型ショッピングモール建設はまだまだ続きます。
エンクアティアなど、タイ国内に6つの巨大モールが開発される
チャオプラヤ川沿いで大規模複合不動産開発 タイ財閥CPなど
チットロム・アソークやリバーサイドなどは元々高級な商業地として栄えてきたエリア。一方、地図右下のバンナーはまだまだローカル色の残る地域ですが、スクンビットとシーナカリンの2つの大通りがほぼ直結と言える地域で、今後の発展が大きく進みそうなエリアです。BTS・スクンビット線の延伸も大きな影響を及ぼすでしょう。
今後の注目は間違いなく、バンナー地区!
バンナーはバンコク都の南東、隣のサムットプラカーン県と隣接するエリアにあります。2011年にBTSバンナー駅が完成し、駅の目の前にはバイテック国際展示場があります。都心部から約20分で、東京ビッグサイトのある有明に近いイメージでしょうか。
大通りを挟んだ反対側には、写真のBangkokmall Bangnaが完成します。敷地には「THE LARGEST ALL-IN-ONE MALL IN ASIA(何でも揃うアジア最大のモール)」と銘打った看板が設置されています。2017年末に完成予定ですが、今後ますます周辺の地価は上昇することでしょう。
※2017年末時点でBangkok Mallは未着工。但し、EIA(環境アセスメント評価)取得済みとの報道あり。
現在のBTSスクンビット線は2017年頃にサムローン駅が開業しました。今後、2018年に数駅が駅延伸される予定。詳しくは下記の記事を参照ください。
▼タイ・バンコクの都市交通計画2018年最新版!(BTS・MRT・エアポートリンク・ライトレール)
延伸先には人口の多いサムローンや、新しくロビンソン百貨店が開業したサムットプラカーンなどの駅が控え、BTSの利用者は今後も伸び続けるに違いありません。
<こちらの記事も合わせてどうぞ!>
▼バンコク賃貸オフィスビル市場、新開発のバンナー・トラート通り沿いが要注目エリア!
▼BTSスクンビット線サムローン駅が開業。駅構造の変化とBTSの転換期
▼タイ不動産、スクンビットの地価は12年で5.6倍に上昇!


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